身体は、肚腰を軸に下半身を鉄のような強さにし、土台となる。

上半身は常に軽く、しなやかで、余計な力は入っていなく、素早い動きとなる。

 

背筋は反りすぎず、曲げすぎずに正しく保つ。

目は真っ直ぐ何かを、ではなく、全てを観る。目が力となり、目が語る。

呼吸は肚腰、足の裏でするから深い。
胸と喉だけの呼吸は浅い。

手は氣を読み、氣を送り、氣をつくり、氣を起こす。

心は静かな水面のように、何があろうと平常で、鏡のようにクリア。

スピリットは前も後も、右も左もないかのごとく、間髪入れない、止まりがない、進行形の素早さと集中。
散漫になると、身体、心、呼吸、全部がバラバラになる。

身体だけ、でもないし、
心だけ、でも、
呼吸だけでも、スピリットだけでもない。

命のアート。

今日も生きている。