私は子宮体がんになってから、
患者会や医療関係者主催の
オンラインセミナーなどに
参加したりしています。
で、今回こちらのセミナーに参加した理由は
がん研究会有明病院腫瘍精神科の
清水研先生の講演があると知ったから。
以前にも一度、オンラインで
清水研先生の講演を聴かせて
いただいたことがあって、
それで今回もぜひ聴きたいと思って
参加させていただいたんです。
で、今回清水研先生の講演のテーマが
「異なる立場の人が理解しあうということ」
その講演の中に今回の
アンコンシャスバイアスのお話が
あったんです。
アンコンシャスバイアスとは、
無意識の偏見・思い込みのこと。
無意識のうちに「こうだ」と思うことや、
「普通○○だよね」って思うこと。
そしてこのアンコンシャスバイアスは、
誰もが持つもので、
「思い込み」と「すれ違い」によって、
様々な立場の人が関わる医療現場では、
時に理解や共感が難しいことがあるという
お話がありました。
そしてそれは医療現場だけではなく、
私たちの日常生活の中でもこの思い込みが
すれ違いを起こすことだってあるわけで。
この講演をきっかけに知った、
アンコンシャスバイアス。
自分の中にもこのアンコンシャスバイアスが
たくさんあるな〜と思ったんです💦
例えばこんな事例があったんですが
これを見てどう思いますか?
○子どもが病気のときは、
父親よりも母親が休んで子どもを看病する
○親が単身赴任というと父親を想像する
(母親だとは思わない)
○ワンオペ育児といえば母親を想像する
○パートというと女性を想像する
○介護、親の世話は子どもがするものだと思う
○DVと聞くと男性の暴力を想像する
私もこれを見て自分の思い込みに
気づきました(・・;)
決めつけたり、押しつけたり
してはいけないと思っていても、
無意識にやってしまうのが
アンコンシャスバイアス。
そしてなぜこのアンコンシャスバイアス、
無意識の偏見・思い込みを持ってしまうかと
いうと「自己防衛心」だからそうです。
本能的なものなので完全には
払しょくはできないですが
だからこそ意識することがとても
大切なんだと思います。
まだまだ掘り起こせば
たくさんのアンコンシャスバイアスが
出てきそうです