自分が何者なのか調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ…。
(「MARC」データベースより引用)
事件そのものは過去に起こっており、小説中では鮎田老人の手記として描かれている。
それと並行して、鹿谷たちが鮎田老人の過去を手繰る様が描かれ、黒猫館にまつわる様々な人々の姿が思惑が浮き彫りになっていく。
クライマックスの謎解きは確かに圧巻(笑)。撒き餌がされていたとはいえ、なかなか想像できるもんじゃないよ、あの『トリック』は。
若しくは、ルイス・キャロルに詳しければ多少は謎に近づけたのかもしれない。【鏡の国のアリス】は読んでないしなあ。
物語☆4つ
キャラクター☆3つ
文体☆4つ
総合☆4つ
(5段階)
