前回まで、少しアウトソーサーの立場から話をすすめてきました。本日は、逆にアウトソーシングを導入する立場から話をすすめていきたいと思います。

間接業務のアウトソーシングを導入する動機として、次のような内容があると思われます。

間接業務の処理コストを削減したい。(効率的な業務を達成したい。)

人員不足の為、外部の資源を活用して対処したい。

アウトソーシングに頼った方が、より専門的で質の高い業務を達成できる。

内部の人材は、より戦略的な業務に注力させたい。

従来、上記の動機の中では、①②③を中心に進められてきたように思われます。これはアウトソーサー側の状況も反映されていると考えられます。つまり①②③の裏返しになるかと思われますが

A.自社で対応するより処理コストが安いアウトソーサーが存在する。

-同じ種類の業務を大量に処理をして、規模のメリット(システム投資も含む)

 コスト削減ができている。

   -低コストの人員などを駆使した対応ができている。

B.自社よりも専門能力の高いアウトソーサーが存在する。(既に世の中でその道のプロとして名前が知られている業者や有資格者)

-専門性のある能力を保有する人材を抱えている。

  ・弁護士、税理士、社会保険労務士など高度な専門性を保有している人材 

  ・剪定、入力業務、広告など特定分野に特化することで専門能力の蓄積が

   ある。


-自社で投資するよりITを保有している業者を利用した方がスピィディに高い

 専門性を得られる。

また、これらのアウトソーサーに共通する特性は、次のように考えられます。

イ. 特定分野に徹して専門性や低コストを磨いている。

ロ. クライアントの業務プロセスの一部を担っている。

ハ. 既に世の中で認知されているアウトソーサーである。

  二.広い領域(たとえば総務業務全体とか経理業務全体)などを担っているわけでは

ない。

さて、述べてきたように、①②③の考え方でのアウトソーシングはかなり広く行われているように思われます。


よって、今後は、④の内部人材の戦略業務への注力という観点でアウトソーシングの導入を行い、企業として未来を見据えた業務に従業員を専心させることが重要と考えます。

続きは次回です。