【シェアハウス候補物件調査に行く④】
まずは、事業収支の検討を行う。
つまり
・1室いくらで貸せるのか?
・何室取れるのか?もしくは何室必要か?
改めて
スマホで「ひつじ不動産」のサイトをチェック。
近隣のシェアハウスの家賃を調べてみた。
しばらく見ないうちに
鎌倉・江ノ島エリアにもシェアハウスが
たくさん出来ている。
いずれも戸建てを利用したシェアハウスである。
シェアハウスによって家賃はピンキリであるが
だいたい1室6帖6万円あたりが固いか?
この建物は1室が広めで6帖以上あるが
かといっても家賃の上限は7万円程度であろう。
やはり1室は増やさないと収支は厳しくなる。
今回は賃貸物件のため改修するには
オーナーの許可が必要であるが
なかなかこのように完全にリフォームした
戸建てで部屋の間仕切りを変えるほどの
改修工事を許可いただける可能性は低い。
なぜなら、戸建てを売らずに貸すということは
いずれ自分たちで住みたい、利用したいという
可能性があるからである。
将来的に住む可能性がなければ
べらぼうに高い家賃が取れるわけではないし
固定資産税などの負担を考えると
売却するのが普通であろう。
しかも、売却できるエリアの物件である。
また、構造的にも輸入住宅のため
2×4工法などの壁で支える構造に
なっているものと思われる。
そうすると迂闊に壁を取っ払うことは
建物が傾く可能性があるため危険だ。
仮に壁を取っ払う場合は、建築士による
構造計算が必要となる。
それらを考慮すると改修工事費も
想定よりは高くなるであろう。
立地や建物は申し分がないのであるが
家賃の条件やシェアハウスへの改修の
難易度などにより、今回は「見送り」と
なったのである。
