【一足先にオフィスへ行く】
アメリカ人のお客様を救世主様が
タクシーにて直接オフィスへ連れてきてくれる
ということなので、都立大学駅で待つ必要は
なくなった。
そのため先に契約を行うオフィスへ
向かったのである。
今回、契約を依頼した方はオーナーの知人なので
私は初対面、仮にDさんとしておこう。
Dさんには約束の時間から1時間半も
待たせてしまった。
そのためいきなり気まずいのであるが
そんなことも言ってられないし
私が少しでも早めに行っておけば
「本当に来るのか?」という不安だけは
解消できるであろう。
駅から少し歩いたマンションの1Fに
オフィスはありました。
恐る恐る、扉を開け
「遅くなりすみません」と入って行ったところ
とても優しい顔でお出迎えいただたいた。
私はホッとした。
日中ならいざ知らず夜であったため
この契約のためだけに残業していたと
思われ、それが無駄に1時間半も
ずれ込んでいるのだ。
普通であれば怒られていても
仕方がない状況である。
しかし、Dさんは全くそのそぶりさえ
見せずにお出迎えしたのである。
Dさんは英語を話す外国人向けに
不動産仲介の仕事をしているとのこと。
そのためこういうケースも
たまにではあるが、あるようである。
オーナーとは、物件を数件取引したことから
お付き合いを始めたそうだ。
外国人をどのようにして集客しているのか
など、シェアハウス経営にも役にたつ
ヒントをお聞きしていたら、電話が鳴った。
ようやく主役の登場となったのだ。
