大規模修繕は、マンションの外壁からバルコニー、ルーフバルコニー、外回りの鉄部

(階段手摺等)の塗装メインになります。

塗装メインなので、マンション回りから居室内まで、塗料等に含まれる化学物質に汚染されます。臭いを嗅いだら、すでに有機溶剤にばく露しています。

 

 私は、屋外用塗料を室内の天井に塗装されてから、微量でも化学物質に反応します。

現在、住まいのマンションは大規模改修中なので、溶剤の臭いで出現する体調の変化は、人体実験のようなものです。おおざっぱに体調異変を記載します。

 

最初の建物の劣化部分に印をつけるマーカーのシンナーの臭い。臭いと感じたら、涙目と眼痛。眼痛は目の奥まで痛くて、熱を持った感じ。それに、頭痛。ガンガンに痛くて冷やしても治らないです。こんな時に限って土曜日。頭痛は、苦手なので、葛根湯を常備していたはずが一袋もなくて、眠ることに。月曜日に眼科に行くのに、マンション外の空気が汚染されているのと、一度感作すると、一時は、ごく微量な化学物質にも感作してしまうので、車の排ガス等、生活圏の空気でも眼にしみて、眼が涙目としょぼしょぼとなりました。郊外の自然な環境に行かないとだめなのか、と思いましたが叶わないことなので。すぐ気を取り直しました。

 

次は、シーリングの臭い。これも眼と頭痛。思考力、集中力がおち、記憶力も悪くなり、2度目の頭痛で内科に行き頓痛薬を処方してもらいました。

薬嫌いなので、たまーに飲む頓痛薬は効き目は良いです。

 

次は、プライマー(鉄部等の下塗り剤)。これも、眼と頭痛の症状。

 

そして、鉄部の塗装。わずかな臭いでも(今までの積み重ねもあるかも)頭の中が、

攪乱というか、持続した物覚えと集中力、注意力がなくなり、普通ではない感じになりマップロス(道がわからなくなる)が出ました。スクーリングに行くのに公園の中を通るのですが、覚えたはずなのに、ふぅ~と、道がわからなくなりました。次の日は、自覚をしていたので、意識して風景を記憶するように脳に言い聞かせましたが。

 

最後は、玄関横のメーターボックスのドアの平面を塗装した臭い。この日、定例会なので、玄関のドアを開けたままコンサルタントの人を待っていて、来られてもドアを閉めるのを忘れていたことと、メーターボックスを塗装するということを知らなかったために、室内に臭いが入って汚染されてしまい、眼に異常を感じて、鈍い頭痛とともに、過呼吸のように胸が苦しくなりました。早々に定例会を終わりにして、カフェに数時間退避してました。

 

この体験から、一番ひどい症状は、シンナーの溶剤の臭いによる頭痛でした。シンナーやプライマーは、呼吸器には変化なくて、脳にすぐさま影響が出ました。

塗料の溶剤臭は、呼吸器に症状がすぐ出ました。頭(脳)は、変な感じから、頭痛と熱ぽい感じになり、風邪の症状ににています。私は、経験しているので、水をたくさん飲み、果物を食べるなど対処しました。経験していないと風邪を引いたかな?、で済まされてしまうと思います。

 

現代では、発達障害や認知症、何らかの精神症の原因は、環境汚染の影響の積み重ねがある人もいるのではないかと。本来は、外的な要素からでありながらも、それに気がつかないで、「症」とされ、薬を処方され、本当の原因が取り除かれずに、薬で抑えられ、薬も化学物質で作られている思うと複雑です。

 

痛みに弱い私も、頭痛だけは耐えられず頓服薬を飲みます。ごくたまーに飲むときは、葛根湯です。今回はクリニックに行って、カロナール錠を処方してもらいました。