先日の週末、3月4日(土)に徳島県の阿南市立那賀川図書館で、絵本の読み聞かせイベントをやらせて頂きました。
イベントにお越し頂いた皆さま、本当にありがとうごさいました!
こちらの図書館、訪れるのは実は今回が2回目。と言いますのも、今回のイベント、予定では昨年の11月に行なうはずだったんです。。
イベントの前日までは開催するつもりで、私も前日に現地に行かせてもらって、図書館の皆さんと、会場でイベントの設営と、リハーサルまで済ませていたのですが、その後、なんと私の家族のコロナ感染が発覚。。私は濃厚接触者となり、急遽、イベントは休止となってしまったんです。。。
私はイベントをすることなく、帰ることとなり、館の皆さんも、参加予定だったお客さんに、お電話で一軒一軒、休止のご連絡をしてまわるという、それは手前のかかる対応をすることになり、その時はなんともうちひしがれた気持ちで徳島を後にしたのですが、それから4ヶ月。
関係者の皆さま方の本当にありがたいご厚意で、今回の振替公演となりました。
武家屋敷の基にデザインされた図書館の外には、もう春の花が咲いていました。
イベントを担当される職員の皆さんとは、既に一度お会いしていたので、初対面の緊張もなく、おかげで前日の準備もスムーズに進み、そしてイベント当日。
参加されたお客さんも11月に予約されてた方がほとんどで、午前・午後の部、どちらも定員、またはそれ以上の人が集まりました。
「子どもだけでなく、大人も楽しめました。今までの読み聞かせと違っていて、とてもおもしろかったです。ありがとうごさいました。」
「子どもたちの目がキラキラしていて、とてもたのしかったです。いろんな道具で音を奏でていておもしろかったです。」
「初めての体験で魅了されました。絵本に音や光がついて、まったく違う世界になったように感じました。」
イベント後のアンケートには、好意的なコメントや評価をたくさん頂き、コロナによる紆余曲折はありましたが、最終的には皆さんに喜んでもらえて、イベントができて本当に良かった!私自身の感慨もひとしおです。
延期の際の丁寧な対応にはじまり、イベント実施に向けては、私の読む位置がすこし暗いとわかると、その場で即席の舞台照明を作ってくださったりと、那賀川図書館の職員のみなさんの手厚く温かい気持ちに、今回はとても救われました。
この場を借りて、改めて、ありがとうございました。
普段、長野に住む私にとって、徳島の柔らかな日差しと空気は、南の気配を感じさせ、それだけでも旅の気分を味わせてもらいました。
結果的には2度も来れて、ラッキーな私でございます(笑)
そんな徳島に、またいつか、再び訪れる日がありますことを♪