Share2008 Project Finance in 2days開催のご報告

　こんにちは！
　Share2008スタッフの保坂です。

　9月14日（日）、15日（月・祝）の2日間にわたって、Project Finance in 2daysコースが開催されました。
　株式会社みずほコーポレート銀行様のご協力の下、約100人の参加者の皆さんにはプロジェクトファイナンスについて講義およびグループワークを通じて学んで頂きました。

　今回のブログでは、Project Finance in 2daysコース（以下PF2コース）の様子をお伝え致します！

====== Project Finance in 2days 1日目レポート===============================
■講義---プロジェクトファイナンスについて
　PF2コースでは、株式会社みずほコーポレート銀行様より講師を招きし、「プロジェクトファイナンスとは」というテーマの下、お話して頂きました。
　プロジェクトファイナンスの歴史や定義、PF2コースのテーマ課題で必要となるプロジェクトファイナンスで考えられる各種リスクの検討と分析について、丁寧にご講義頂きました。

■グループワーク前半---3つのハイレベルなテーマのグループワーク
　グループワークの前半は、
①キャッシュ・フローを作成してみよう
②現在価値で評価してみよう
③感応度分析をしてみよう
　の3つのテーマで行われました。
　グループワークの内容が高度な計算やエクセルシートの利用で専門性・難易度が高く苦戦された方も多いとは思います。
　ですが、第一線で活躍されている方にいつでも質問できて、いつでもお答え頂ける環境でしたので、新たに学ぶことが多かったと感じた方も少なくないのではないでしょうか。

■グループワーク後半---PF2コースの課題テーマに向けて
　グループワークの後半は、PF2コースの課題テーマの下、皆さんに取り組んで頂きました。
　課題テーマと致しまして、横浜パワー発電の関係図の作成、キャッシュフローモデルの作成、主要なリスク要因、キャッシュ・フローへの影響、対応策を皆さんに考えて頂きました。
　前半のグループワークが長時間かつハードだったのにも関わらず、講義資料やテキストを参照しながら参加者の皆さんには大変積極的に取り組んで頂きました。
=============================== Project Finance in 2days 1日目レポート=======

========Project Finance in 2days 2日目レポート==============================
■グループワーク
　プレゼンテーションのお時間まで、参加者の皆さんには1日目の後半から引き続きグループワークに取り組んで頂きました。
　2日間のPF2コースの集大成となるプレゼンテーションに備えて、休憩時間も話し合いや資料作成を進めたり、前日に学んだことを早速実践したり、積極的に講師の方に質問したり、各自で収集してきたデータを共有したりと、皆さんのモチベーションの高さがうかがえました。

■プレゼンテーション・講評
　前日の講義やグループワークで取り組んで頂いた内容をうまく反映しているチームが多い一方、キャッシュ・フローの算出や対応策の検討で苦戦されている様子も見受けられました。
　ですが、参加者の皆さん同士での質疑応答では、鋭い質問や見事な切り返しも見られ、大変盛り上がりました！
　講師の方からは、質疑応答でのやり取りを見られて「知識の広さに驚いた」とのお言葉も頂き、またご自身が経験された実際の案件や手法などを例にアドバイスをして頂きました。
　最後には「大いに充実感を覚える業務です。興味のある方はぜひ一緒に働きましょう！」とのお言葉も頂きまし　た。
　2日間という短い準備期間中でも、皆さんの知識やスキルを最大限に出して頂いた大変レベルの高いアウトプットがみられたプレゼンテーションでした！

■講義

　　---「モノとして残すことができることがプロジェクトファイナンスの喜び」
　PF2コース最後の講義では、パナマ運河の建設、羽田空港のターミナル建設、資源関連等の実際に取り扱った案件や新聞記事に掲載された案件を通して、「プロジェクトファイナンスのこれから」というテーマで株式会社みずほコーポレート銀行様よりお話をして頂きました。
　グローバルな案件が多く、プロジェクトファイナンスの規模の大きさを再度感じられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
　また、「モノとして残るという満足感がこのプロジェクトファイナンスというビジネスの喜びです。」とお話して頂きました。
　業界ナンバー1として活躍される株式会社みずほコーポレート銀行様の講師の方から、直接お聞きする実務のお話は大変魅力的でした！

■優賞チームの発表と総評

　　　　　　　　　　---「チームワーク、吸収率、着眼点がよかった！」
　優賞はQチーム、特別賞受賞はNチームでした。おめでとうございます！
　Qチームへのご講評としては、6分間のプレゼンテーションを理系の切り口と体育会の雰囲気で進めた点、また定量面での分析や対応策を明示していた点に関して大変高い評価を頂きました。
　Nチームに関しては、グラフを用いたパワーポイントのビジュアル面において大変高い評価を頂きました。Nチームにお話を伺ったところ、1日目の後に、宿題として個人で徹底的にデータを収集してそれらをグラフに反映させたとのことでした。
　また、講師の方からは、全てのチームに向けて「チームワーク、知識の吸収率、プロジェクトを考える際の着眼点も良かった」とのご講評を頂きました。
================================= Project Finance in 2days　2日目レポート=====

　2日間という短期間ではありましたが、参加者の皆さんにとっては大変濃密な2日間だったのではないでしょうか。
　基礎的な講義から始まり、グループワークでは際にアウトプットし、最終的には自ら1つのプロジェクトに取り組んで頂きました。
　またその期間にもチームメンバーの皆さんとは長時間のグループワークを通じて、交流を深めて頂けたと思います。
　参加者の皆さんには、PF2コースを通じてプロジェクトファイナンスについて学ぶことができた、また新たな仲間ができたと感じて頂けたら、と思います。
　今回のPF2コースが皆さんの今後のキャリア形成につながることを願っております！
　参加者の皆さん、ご参加頂きまして誠にありがとうございました。

　それではまた次回のブログでお会いしましょう。

***本日は本ブログへのアクセスありがとうございました。
　　　　　次回アクセスを心よりお待ちしております。***

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