写楽ブログ 映像制作/音声制作 -12ページ目

写楽ブログ 映像制作/音声制作

大阪の映像制作会社 株式会社 写楽の社長 木内の気ままなブログです。
株式会社 写楽 https://www.sha-raku.co.jp

花粉の季節。だいぶ以前から微妙に「花粉症かなぁ?」という症状が出ていたんですが、今年になって、晴れた日に外に居たりすると目がかゆくなってくしゃみと鼻水が…。

というわけで、原因特定のため血液検査(マルチアレルゲンテスト)をしてみました。フルオプションだとけっこう高いですね。


採血から一週間。結果が届きました。

20090319-1


ややっ!。 何か一つだけ超マキシマムな反応が…(笑)。

20090319-2


何の項目でしょう…。

あ゛ー(涙目)。

20090319-4

20090319-3
フルゲージです。

スギではないんじゃないかと思ってたんですが、やっぱりスギなのか…。
というわけで「スギ花粉症」で当確。開票率100%であります。


私の父は20年ほど前からスギ花粉症なんですが、かなり以前、耳鼻科の医師に「花粉症なんてものは、精神的にたるんどる者がなるものだ」と言われたと聞いてせせら笑っていたんですが、今は笑えません(笑)。


POPを見て爆笑していた薬局の花粉症コーナーも  (数年前に撮影)

20090319-5


今はQOLを向上させる重要なコーナーなのであります(笑)。

20090319-6
このPOP、ナイスですね。


今は朝と夜にお薬(アレグラ)を飲んでいるのでほぼ大丈夫ですが、出張の際に忘れるとちょっと大変です。外出の際はマスクも必須!

先日は薬を飲み忘れて、収録中に大きなくしゃみをしてしまいました。(これは笑えませんね~)
WBC 2次ラウンド、日本対キューバ戦6-0で快勝~!! 2連覇なるか~??

WBC 2次ラウンドの中継を見ていて気になったのが、バックネットのバーチャル広告。
色々な広告が出てきますが、実際の現地はグリーンバックで、広告は中継映像に合成されています。

放送されている映像はこちらで、(画面再撮)
20090316-1

合成される前の映像はこうです。(同じフレーム) (画面再撮)
20090316-2

海外のサッカー中継では10年近く前から、MLBでも最近よく見かけるバーチャル広告では、バーチャルスタジオ(CGなどで作成した背景映像がカメラの動きに追従するシステム)などと同様に撮影された映像を専用の機材でリアルタイムに解析し、位置が変わっても自動的に合成されています。

カメラの位置検出には三脚に付けるセンサー方式と、グリッドパターン認識(位置検出用の格子模様)などがありますが、WBCの中継ではグリッド無しでも位置検出ができる方式のようですね。

弊社でも以前、バーチャルスタジオ運用のお仕事をしていた時期がありましたが、当時のシステムでは合成されて映像が出てくるまでのディレイ(遅れ)が15フレーム(0.5秒ほど)あり、位置検出が狂ってしまう事もよくあったので「生放送で使うのは大変だろうなぁ…」と思っていましたが、ちょっと離れているうちにどんどん進歩しているようですね。

この映像を解析して位置検出をする方式は元は軍事技術で、現在は日本国内のメーカー製もありますが、初期はイスラエル製がほとんど。今でもイスラエルのあるメーカーが業界内では有名です。戦闘機搭載のシステムでは1970年代からカメラ映像から位置検出して追従するシステムが使用されています。

位置検出での合成は生放送では高額なシステムが必要ですが、レンダリングベースならパソコンのフリーソフト(VoodooCameraTracker と Blender など)でもできます。興味のある方は遊んでみてください。


この位置検出、別のソフトですが弊社では8mmフィルムのテレシネ映像のジッター除去に使用した事があります。レンダリングには実時間の10倍以上かかりましたが、ガタガタ、ユラユラの映像がビシッと止まりすぎて驚きました。効果というか弊害というか、カメラの手ブレも吸収されちゃいます。
他にも自動的にダスト(ゴミや髪の毛)やスクラッチノイズを自動的に除去する処理もしたんですが、8mmフィルムの「味」がほとんどなくなってしまうほどクリーンな映像になっちゃいました。

お仕事用ではないんですが、実はデジタル一眼で自動的に1コマずつ8mmフィルムをRAW撮影する機材を(忙しいのでなかなか進んでおらず数年ごし…)をある方からの依頼もあって映写機を改造して開発?!中です。当初はHDビデオカメラでの撮影をテストしましたが、業務用の3CCDでもフィルムのラチチュードには到底かなわず、プルダウンの関係でフィルムの元のコマ数により(DVDやBDに収録するため)23.976pにしたほうが良い場合と29.97fpsにしたほうが動きが自然にできる場合がある事が分かったので、ビデオカメラでのテレシネは簡易用として割り切り、1コマずつ撮影(フレームバイフレーム撮影)するデジ一方式が本命です。
(ちなみに海外では3CCDのNTSCビデオカメラで1コマずつ8mmフィルムを撮影する機材が売られています)

まだ自動化の点で問題ありですが、デジ一方式のテスト映像では今まで見た事の無いような品質です。10メガピクセルのRAW撮りで(コマではなく)カットごとに露出や色、ガンマをバッチ処理してTIFF出力。静止画連番からHD動画化して位置検出でのジッター除去と傷消しをし、最適なプルダウンをして完成です。
どこまでクリーンにしてしまうかは意見の分かれるところではありますが、テレシネで有名なシ○テル製を使用したお気楽コース(手動傷消しなし)よりきれいに安定しちゃう感じです。

しかし、手間と時間が掛かりすぎてコストが見合わないと思うのでお仕事にする気は現段階では無いです(笑)。
 
かなり久々にうちの奥さんと二人で映画を観に行ってきました。
観て来たのは話題の「おくりびと」。

久石譲さんのサントラも買って帰りました。
20090312-1
今回はチェロが主役です。しかし、弦楽器は生や24bit96kの音をよく聞いていると、16bit44.1kのCDだとなんだかな~ですね。(CDの限界!?で音色が…)

さて、映画の内容を書いてしまってはツマランので、映画は皆さんそれぞれご覧いただくとして。なるべくストーリーには触れずに軽ーく感想をば。

ストーリー以外で最も印象に残ったのは山形の冬の空気感でした。もちろん、山形の自然がバックに映り込む美しいカットがあっての事でもありますが、いくつかの屋外ロケのカットは一瞬見ただけで 「あ、東北の冬の晴れの日の午後だ!」と感じさせる色でした。

映像の仕事をしているせいかアングルやカメラワーク以外に「色」も(意識しているつもりは無いんですが、結局厳しい目で)見てしまうのですが、(シーンによって色々ありますが)この映画では屋外ロケのシーンの色がとても印象的でした。

フィルム撮影の色を敢えて変えなかったか、それとも意識して作ったか、ほんの僅かな色の具合で冬の日向の暖かさや穏やかな空気感が伝わってきました。このあたりは主人公の心情との対比で意図されていたのかもしれませんね。

都会ではまず感じられない空気感、しかし山の遠景とはいっても中央アルプスあたりとはまた違う空気感でした。
昔、好きが高じて気象予報士の勉強を少しやってみた事があったんですが、季節や地方によってそんな差があるのかは知りませんでした。でも調べてみると色温度以外にも空気中のチリ(空気の汚れ)や水蒸気の量によって太陽光のスペクトルが変わるようで、地方や季節によっても多少の差があるようです。やっぱり「とうほぐの冬晴れの午後」という色の記憶は正しいのかも知れませんね。


しかし、観に行ったのがシネコンだったんで(隣で何を上映していたかは知りませんが)「ズズーン、ドドーン」という音漏れがしょっちゅう聞こえてきてかなり気が散りました。
うちの奥さんは感動してハンカチを濡らしていたようですが、私は「これじゃ、家でBDを5.1chサラウンドで観たほうが良いんじゃね?…」とちょっと思ってました…。 「おくりびと」の音声自体は、全体を通して感じられる「穏やかさ」がとても良いです。大音量の限界に挑戦するようなやかましい映画とは対極で、「静かさ」で表現の幅が広がっている感じがしました。

評判を聞いて私もタオルとティッシュ持参(笑)で観に行ったんですが、全く使わずで観終えました。つまらない映画だったということではなくて、この映画では「死」というテーマがとても巧みにさらりと描かれています。お涙頂戴のドロドロストーリーではなく、ふだんタブー視してしまう「死」というテーマを、それに向き合う事になった主人公を通して見る側も考えさせられるストーリーだと思います。
全体としてはとても分かりやすいストーリーです。複雑な人間関係はなく、細やかな心の動きを推測しながら読解していく必要もありません。ですから幅広い年齢層や海外にも受けているのだと思います。分かりやすく言うと、(良い悪いとかではなくて)ストーリー展開は単発のテレビドラマのような感じです。

主演はモックン、広末涼子さん、助演は山崎努さんなどなど。つい最近、映画版「クライマーズハイ」で山崎努さんが地方新聞社のセクハラワンマン社長を演じていたのを観ていたので、「おくりびと」を観てギャップに少々戸惑いました(笑)が、全体としては(「シコふんじゃった」を思い出させる)モックンのコミカルな演技と山崎努さんの存在感が際立った映画です。周りを固めるキャストもハマり役が多かったと思います。特に峰岸徹さんは最期の出演作になったのですね。
おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子

商品詳細を見る


BDは出ないのかな~?

観に行ったのは私とうちの奥さんのスケジュールが空いていた平日の午前中だったんですが、アカデミー賞受賞との事で平日の午前中とは思えない混雑ぶり(空席2割ほど)でした。私は時間や曜日は関係なく(映テレ協会の会員なので)時間があるときはひょこっとシネコンに行ったりするんですが、ふだんなら400名収容の劇場が私一人だけで貸切になってしまうような時間帯でです。
シアター数が10以上あるシネコンですが、このとき来ていたお客さんの8割ほどが「おくりびと」鑑賞でした。すごいですね~。

というわけで、観終わって出るとちょうど昼時。何を食べようかという話になってまとまったのがこちら。
20090312-2

多少ネタバレですが(テレビ番組で紹介されていた以下にとどめておきますが)、映画の中では「死」に対する「生」の象徴として、「食べる」シーンが何度もあります。私とうちの奥さんも「チキンが食べたいな~、困った事に…」となった訳です。

カーネルおじさんは道頓堀川から引き上げられたりして今ホットですね(笑)。
昨夜、知人のPCが(システムファイルが壊れたのか)あるソフトの処理が途中で止まるようになってしまって、ソフトを再インストールしても「応答なし…」でどうしようもなくなったとの事。昨日の時点で数時間試行錯誤しても直らなかったようです。お疲れ様です…。
20090302-1

さて、HDDの損傷が部分的でわずかであれば他のパソコンにHDDを入れ替えたりしてデータを読み出す事はできますが、もっと派手にぶっ壊れてアクセス不能になってしまったら、一般の環境ではまずデータは取り出せなくなります。費用をかけて専門業者さんに依頼するとしても、けっこうな費用と時間が掛かってしまいますし、仕事で使っているならばデータが消えたりPCが使えなくなるのは大問題ですよね。
HDDは異音で不調の兆しが分かる時もあればいきなり壊れて起動しないって事もありますから、転ばぬ先のバックアップはとっても大事です。

てなわけで、よくご存知の方には「何をいまさら」な内容ですが、周囲に聞いてみると意外と皆さん何もしてらっしゃらないようなので…。また、以前、友人に説明したもののなかなか要領を得なかったようなので、私がやっているPCのバックアップのおすすめをば書きたいと思います。
パソコン本体の不調はメモリや放熱関係のトラブルもけっこうあるようですが、今回はやはり頻度の高いHDD障害への対策です。


さて、最も簡単なのは「全く同じPCを2台、同じソフトを2本ずつ購入して一台を現用、もう一台を予備として保管…」と、まあそれが本来のバックアップですが、家庭では無理ですよね。
しかも、PCのデータは日々使って増えるわけですから、単にパソコンの予備機があるだけでは全然ダメ。

できるだけ低コストで簡単にデータ消失を防ぎたい。しかも、いざというとき簡単に元に戻したい。
ということで、バックアップソフトでデータ(OS+データ)を自動的に丸ごとコピーしてしまう事と、システムドライブ(HDD)をカートリッジ式(リムーバブル)に変更することをおすすめしちゃいます。
家庭のPCだけでなく、ノンリニア編集機やDAW、事務用PCなどなどでも有効ですよ~。

まず、私おすすめのバックアップソフトはAcronis True Image
20090302-4
Windowsのシステム(システムドライブ丸ごとや指定したフォルダなど)をバックアップしたり復元するソフトです。現行のバージョンは11ですが、私が使っているのはバージョン10ですので11の新機能は知りませんが、同種のソフトを色々使ってきた中で、単純明快で使いやすい、どなたにもおすすめできるソフトだと思います。
True Imageの11はちょっと価格が高いのがネックですが、簡単、高機能で信頼性も高いです。(メーカーのまわし者ではありませんが、さらに詳細は画像からのリンクでドーゾ)

最もおすすめなのは、PCにシステムドライブ以外のHDDを追加(パーティションを切るのではなくHDD自体を追加)して、システムドライブが丸ごとバックアップされるようにスケジュールを設定しておくこと。パソコンを起動している時、いつのまにか(バックグラウンドで)1ヶ月、1週間など好みの間隔でシステムの完全バックアップが作られます。追加としては差分(変化があった部分だけ)のバックアップも可。

こうしておくと、システムディスクがいきなり壊れてしまった場合でも、新しいシステムディスク用のHDD(市価1万円前後)さえ用意すれば即座に元通りにできちゃいます。
メーカー修理に出したらデータ復元は別会社で高額…。あきらめて数万円の修理費を払って購入時の状態に戻って帰ってきたらデータは全てサヨウナラ…。なんて事はほぼなくなります。

また、システムドライブを丸ごとDVD-Rなどにバックアップすれば、お好みの状態のリカバリディスクも作れます。(圧縮されるので、うちの事務用PCではDVD-R 3枚に収まります)

以前使っていたDriveCopyPlus(他社製、すでにディスコン)では専用ソフトで起動して作業する必要がありUSBデバイスが使えず、HDDクローンでは不良セクタがコピーされたりエラーで停止する事がありましたが、True ImageはWindows使用中にバックアップができてしまいます。True ImageではUSBデバイスなども使えるのでノートパソコンでも便利そうですね。


で、バックアップやHDD障害時の交換作業が劇的に早いのがリムーバブルのHDDケース。
通常、デスクトップ型パソコンでHDDを交換しようと思ったら、ネジを外して分解して、内部もなんだかんだと外したりしないとダメでやんだくなってしまいますが(笑)、リムーバブルケースではPCを分解しなくても鍵を外せば抜き差しするだけでHDDを交換できます。
TrueImageで(この場合は通常バックアップの圧縮ファイルではなくて)システムディスクをそのまま別のHDDに丸コピーする機能でクローンを作っておけば、システムディスクの故障時にも抜き差しだけで復帰できます。(各種ソフトのライセンス的にもOKですね)
HDDの障害以外にもソフトのバージョンアップなど、使用している環境によって予期せぬ不具合が起こったりする事がありますが、これだと気楽にテストも出来ます。

うちの会社ではシステムディスク用やデータの移動や仮保存用として、IDEとS-ATAの3.5インチHDDをリムーバブル仕様にして60台以上使っていますが、5~6年前からは(会社用も自宅用も)全てラトックシステムのリムーバブルケースにしています。ラトックではPC内蔵用(IDE、S-ATA)のほか、外付け用(S-ATA、USB)のケースがあるので持ち出しにも便利ですよ。

リムーバブルHDDの記録内容の管理は、さすがにいちいち紙に書き出すわけには行かないので、HDDに通し番号を付けてフリーのディスク管理ソフトで(ディレクトリ名、ファイル名、サイズ、日付などから)検索できるようにしています。
20090302-7
フリーソフト「Virtual CD-ROM Case」
もともとはCD-ROMの管理用のようですが、HDDやDVD、BDでも全く問題なく使えます。エクスプローラー上でフォルダのサイズを表示する「Folder Size」と同様、もはやこの機能はWindows標準にしてほしいくらいです。

リムーバブルHDDは差し替えの手間はありますが、ローカルのS-ATAデバイスとして使うと、1GHzベースのLAN経由でRAIDストレージとやり取りするのと速度はほとんど変わりません。
ラトックのリムーバブルHDDのカートリッジに入れるのは基本的にパソコン内蔵用の3.5インチの(IDEまたは)S-ATAのHDDで、今パソコンショップで買うと1.5TBのS-ATAタイプが\12,000以下、ケース1つは\2,000ほど。PC周辺機器メーカー製のUSBタイプと比べるとかなり割安で、仮保存用としてはコストパフォーマンスはすこぶる高いです。納品後のデータの一時保存用などとしてよく使っています。手動で多重化したりも。
(ちなみにNLEやDAWの作業領域はちゃんとしたRAIDストレージを使用していますよ)(笑)

たくさん積んであるラック内の様子。見た目は…ですがCPは高いです!
20090302-5

個人的にはラトックの外付け用BOXは問答無用で常時ファン稼動という点と、外付けBOXの電源入力がIEC3ピン(デスクトップPC本体や業務用機材と同じ)であるところが気に入っています。
(3.5インチのHDDを収録現場で使うことはほとんどありませんが)IEC3ピンはどこでも転がってますから、専用のACアダプターとか面倒なものが要らないのが良いです。


話が横道に逸れましたが、macはUSBのHDDを接続してOS X Leopard標準のTime Machine機能でOSのバックアップを取っています。BootCampで入れているWindows XPはWin cloneというフリーウェアを使って(手動で)バックアップしています。(True Imageでは不可)
20090302-6
win cloneの手動バックアップはちょっと面倒ですが、気が向いた時に思い出したようにやったりしています。何も無しで初めからインストールしなおす事を考えれば楽なもんです。


今回紹介したAcronis True Imageは1万円強。デスクトップPC用の内蔵用リムーバブルケースは5千円くらいから、それに入れるHDDは7千円前後からあります。多少の出費と取り付け作業、ソフトの設定は必要ですが、もう一台予備のパソコンを買っておくよりはるかに安く、万が一の障害発生時にも直前の状態まで簡単に戻れます。
ノートパソコンの場合でも、内蔵のDVD-Rドライブ(USB接続も可)を利用すればDVD-Rにバックアップできます。
1~2万円ほどで購入できるUSB接続の外付けHDDをバックアップ先にするのもひとつの方法ですね。


家庭で使っているパソコンでもデジカメの写真やメールが消えたら一大事。仕事用のパソコンではデータが消失するなんていうことは許されないですから、やっぱりバックアップは必須です。

今回はシステムディスクをそのままバックアップする方法について書きましたが、データをシステムとは別のHDDやUSBメモリーに記録している場合でもバックアップは必要です。その場合でもやはりそのまま複数のメディアにコピーしてしまうと新旧が重複したりして大変なので、バックアップ用のソフトを使って管理しておくと便利ですよ。
高校時代の親友から、女の子(第一子)が生まれたという連絡がありました。知人のカメラマンの結婚といい、2/10の後輩君のところでの第二子誕生といい、ここんとこおめでたい話が多くて嬉しいですね。

一昨年の夏にその親友夫妻が大阪旅行に来た際、うちの家族とみんなで食事をしたので面識があるのですが、6歳になるうちの子はメールで送られてきた赤ちゃんの写真を見て「かわいいなあ、どっちに似てるのかな」と言ってずっと見てました。

というわけで、何か記念になる誕生祝いを贈りたいという事で、家族会議の結果、先日の後輩君と親友に、こちら(リンク:オリジナル絵本ショップ「さばくにみず」)の「赤ちゃんの絵本」を贈る事にしました。
20090227-2


この「さばくにみず」の絵本では、贈りたい相手の名前や家族の名前、誕生日などなどを絵本のストーリーの中に組み込んでくれます。

色々と情報が分かっている場合は贈り主であるこちらからショップに情報を送って、完成した本を直接相手に届けられるのですが、必要な情報が分からない場合は「お仕立ギフト券」という方法があります。
贈る相手にまず「お仕立ギフト券」が届き、それに従って必要な情報をショップに送ってもらって、それから完成した絵本が届くという寸法。

どういう封筒で「お仕立ギフト券」が届けられるかは分かりませんが、たぶん、封筒が届いた瞬間は「あ~、商品券かな~?(凡庸だな~)」とワクワク感は削がれるんじゃないかと思いますが、開けてみたら「世界で一冊しかないオリジナル絵本のプレゼント!!」という訳です。

子どもが生まれると何かと物入りですから、もちろん何にでも使える商品券のようなプレゼントも悪くないと思うのですが、贈る相手に「一手間」お願いして完成するオリジナル絵本のプレゼントというのは、完成して送られてくるまでのワクワク感もありますし記念にもなって良いんじゃないでしょうか。

カタログから好きなものを選択できるようなプレゼントもちょっと考えたんですが、やっぱり贈り物ってのは相手に対する贈り主の気持ちが入ってないと味気ないと思うのです。(個人の感想です。)

20090227-1
実はうちの子もこのオリジナル絵本ショップの「恐竜の国での冒険」という本を持っています。字が読めなかった数年前は読み聞かせていましたが、字が読めるようになった今は(他にも本はたくさんあるんですけど)このオリジナル絵本を自分で読むようになっています。

ハードカバーで製本された絵本に自分や家族の名前、メッセージが載っていて、なおかつストーリーは自分が主人公になっているというのは子どもにとってとても嬉しい事なんですね。

いろいろ候補があった中で、この「さばくにみず」のオリジナル絵本を贈ろうということは、私と妻とうちの子で全員意見が一致しました。
伊勢土産に「赤福」をいただきました。

20090225-1
(下半分はすでに家族に食べられていたのでフタ半開きでご覧ください)

仙台生まれ、仙台育ちの私は「赤福」と言われても馴染みが薄く 「なんだっけ?どこの名物だっけ?」てな感じでしたが、箱の中身を見たら「あー、これかぁ」とガッテン。
赤福餅は三重県の伊勢神宮の近くで300年前から売られている伝統の銘菓だそうで、簡単に言うとまんじゅうの内外が逆(もちが中であんこが外側)になっているんですね~。

ちょっとでも仕事で遠出すると必ず何かお土産を買ってきてもらえると思っているうちの家族からは、これまで三重、名古屋方面に行くとなると決まって「赤福」をリクエストされていたんですが、仕事が終わってからだとお土産を買える場所はけっこう限られます。

今まで何度もこんな状況でして↓
20090225-2

「店が閉まってて買えなかった」 「売り切れてた」 「忘れた…」と説明するたびに非難の嵐でありました。

売り切れ続出で、大阪人(うちの妻子)を熱くさせる「赤福」とはいったいどんなもんなんだ!?と疑問だったんですが、お土産にいただいて意外とあっさりめぐり合う事ができました。 贈り主はわざわざ赤福の本店で購入してきてくださったんだとか。

まんじゅうの内外が逆になっているだけではなくて、「あんこ」も「もち」もノーマルなまんじゅうの味とはちょっと違う感じなんですね。まあ、味はなかなか文章では伝えられないですから、未経験の方はご賞味ください。

外側のあんには3本の模様が入っているんですが、これは川の水の流れを表現しているんだとか。また、赤福餅が売られ始めた300年前は砂糖が貴重で、当時は塩味のお菓子だったんだそうです。ほぉ~。




んで、今日、私が買ってきたお土産はこちら。 岡山名物「きびだんご」
20090225-4

20090225-5
どどーんと30ケ入り~。

これだけあれば、桃太郎の犬・猿・キジのように、うちの妻子も私の言うことを聞いてくれるでしょうか…。
1/29に、弊社では「DVDには5.1chサラウンドと2chステレオ音声の両方を収録しておくべき」と考えているというお話を書きましたが、理由その(1)です。

ちょっと簡単に振り返りますが、5.1chサラウンドは6つのスピーカー、2chステレオは2つのスピーカーで音声が再生されます。

映画DVDではほとんどで、音楽ライブのDVDでもその多くで5.1chサラウンド音声が収録されており、対応するシステムを持っている家庭では、映画館やライブ会場のような迫力ある音で楽しむ事が出来ます。
20090223-1

しかし、この5.1chサラウンドで制作された音声は、そのままでは6つのスピーカーが必要なので、一般的な2chステレオのスピーカーでは正常には再生できません。

6chの音を2つのスピーカーで再生する場合にどうしているかというと、(5.1chサラウンド本来の立体的な効果は失われるものの)左右2chのスピーカー以外から出ていた音を(規定に従って音量を変えるなどしてミックスして)2つのスピーカーから出すように変換することで、後ろのスピーカーの音が消えて不自然にならないようになっているんですね。
このように、規定に従って機械的に5.1ch→2ch変換することを「ダウンミックス」と言います。

この「5.1chがあるとき~」の2chステレオですが、上記のようにDVDプレーヤーなどで「機械的にダウンミックスしたもの」と、あらかじめ「2chステレオとして5.1chとは別に人の手でミックスしたもの」がDVDに収録してある場合の2パターンがあります。

5.1chのみのDVDやBDも少なくないので、ここでは「弊社の意見」としておきたいと思いますが、機械的にダウンミックスしてできた2ch音声よりも、場面や音源に合わせて1シーンごとに人の手で2chステレオとしてミックスしたもののほうが自然で聞きやすく、音楽ライブなどでも狙った音像、良好な音質が保てる場合が多いと思います。

具体的にはダウンミックスではリア成分としてミックスしていた効果音などがやたら大きく聞こえて不自然だったり、音楽ライブでは会場の歓声がやかましすぎたり、5.1chと2chでは表現できる音像の範囲や量が違うので、リア成分の単純な減衰ミックスではなかなか思い通りにならないことがあります。
また、音楽などで低音楽器をLFEのみにアサインするような事をしてしまったら、(ダウンミックスではLFEは-∞で消えてしまうので)ダウンミックスは成立しなくなりますね。

5.1chミックスだけで2chも済まそうとしてしまうと、「ダウンミックス」との両立を重視するあまり、5.1chサラウンドの良さを生かしきれず、2chステレオとしてもあまり良くないということが起こり得ます。

「DVDには5.1chと2chステレオの両方を収録しておくべき」と考える理由のまず1つ は、機械的なダウンミックスよりも、その瞬間やシーンに合わせた人の手による2chミックスのほうが「音質的に自然である」という単純な理由です。

上記はまだ耐えられる場合もあるのですが、ダウンミックスにはもっととんでもない問題があります。
次回は家庭のプレーヤーで実際にどんなダウンミックスがされているか書きたいと思います。




デジタル放送でのダウンミックスですが、デジタル放送で行われている5.1chサラウンド放送のダウンミックスは、L/R(左/右)はそのまま、C(センター)が3dB小さくなってL/Rにミックスされます。前回の説明ではCやLFEのダウンミックスレベルも放送局側の設定によって変えられるような説明をしていましたが、正しくはCは3dB減衰で固定、LFEは-∞で固定となっています。
放送局側の送出設定で番組単位でダウンミックスレベルが可変できるのは、Ls/Rs(Lサラウンド/Rサラウンド)のみで、減衰レベルは 0dB、-3dB、-6dB、-∞ の4値(Ls/Rsとも同値)となっています。LsはLに、RsはRにミックスされてダウンミックスの2ch音声になります。

デジタル放送の5.1chサラウンドを2chステレオとして聞く場合、受信側のテレビのほとんどで規定通りにダウンミックスされるため、また、放送局の制作段階ではダウンミックスした時の音を重視してミックスしているため、とりあえず問題なく2chステレオとして成立している場合が多いと言えます。

デジタル放送では規格上は5.1chサラウンドと2chステレオの両ストリームを放送できるようになっていますが、(2chステレオより予算や人員、必要なリソースが増えるとなると制作からOKが出ないなどの状況があり)現状のサラウンド番組のほとんどでは5.1ch制作、5.1ch音声のみの放送となっています。

サラウンド寺子屋の二次会にて詳しく解説してくださったM様。ありがとうございました。



追記

その後、放送局の方から伺った話では、今は第一音声で5.1サラウンドの場合、多くの場合で第二音声では2chステレオが放送されているそうです。

ほとんどの世帯では第一音声の5.1が自動的にダウンミックスされて2chステレオとして再生されているとは思いますが、やはり自動のダウンミックスが不完全で互換性もイマイチ、機種によって状況がバラバラということが認識されてきた結果でしょうね。

ダウンミックスの弊害については放送においてもDVDにおいてもまだまだ発生している問題なので、時間を作って検証や確認をしたいと考えています。

私自身が忙しいのと、確認しなくてはならない項目や条件、環境がたくさんあるので時間はかかると思いますが、制作側と視聴機器など業界やメーカーを横断的に検証されたことが過去にはまだ無いようなので、やるならやるで色々と調べたいと思います。
メーカーなども巻き込んで仕事として共同検証する事になったりした場合、全てを公開できないかもしれませんが、その場合もできる範囲で公開したいと思います。
撮影の仕事をしていると、普段なかなか行けない場所に行ったり、変わった乗り物に乗る事があります。今日は気球に乗った話をば。

何年か前ですが、撮影のお仕事で気球に乗せていただきました。

イメージ写真(笑)  契約や著作権の関係がありますのでフリー素材でw
20090219-1


「気球?」 「ロマンチックぅ~」と思われた方!

地球は青かった。じゃなくて、気球はちょっと怖かった…です。

高度が低かったので「大パノラマ~」みたいな感じまではいきませんでしたが、まあ絶景かな絶景かな。「滅多に乗る事もないし~」と、はりきって(?)撮ってました。



重量制限の関係(私が重いせい?)もあって制作さんやアシスタントさんは地上待機。乗る前に打合せをして撮るべきものは分かっていましたが、全部任されると色々撮っとこう…ていうのがカメラマンの性。
折角だし、デジ(ハンドヘルドタイプのカメラ)じゃなくて画質の良いENG(ショルダータイプのカメラ)で行きたいですねぇ…、と言い出したのは私のワガママ。

ショルダータイプのカメラにショートズームを付けていたのでカメラの全長は70cmくらい。
パイロットやキャビン内の様子も撮らなくてはいけなかったんですが、普通に立って乗っているとショートズームでもレンズ先から被写体までが近すぎてマクロ多用…。なかなか思い通りの画が撮れません。

ショートズームに付けるワイドアタッチも持って上がっていましたが、ワイドアタッチもマクロ域でのフォーカスになってしまうのでこちらもズームが使えません。
ワイドアタッチは逆光だとフレアが多いうえにゴミも目立ちやすいですから嫌で使わず、カゴに寄りかかって後ろに仰け反って、目いっぱい後ろに下がって撮ったりしていました。

大きいカメラを持って乗るということで、制作さんが転落防止のハーネスなんかも用意してくれていたんですが、いかんせん邪魔でカゴの中で身動きとれず~で、すぐに外しちゃってました。(他の乗員も何も付けてないし~)


落ちたら間違いなくオダブツの高さですが、撮影に集中しているとけっこう身の回りの危険に気が付かない事って多いんですよね。(ファインダーばっかり見ていると特にですね)そんな私を心配したパイロットのにこやかな忠告…「急に風が吹いたりしたら落ちますよ~」「寄りかかると危ないですよ。カゴがボロいですからね~」そしてさらに笑顔で恐ろしいお知らせが…「ちょっと古いカゴですから下が腐ってきてますね~」 ギシギシ…「まあ、おっきなゴミ箱に乗ってるみたいなもんですからね~」私 「ゴ、ゴミ箱…」 (・。・)その後、私の行動がやたら慎重になったのは言うまでもありません。

まあ、映像はやっぱりデジより格段にきれいでしたし、素材としても必要以上にたくさん撮れてましたから万事OKという事で。。(その時撮影した映像はけっこう多くの人の目に触れているんですが、どこの何なのかは大人の事情で……です)気球…。 見るからにロマンチックな乗り物でありますが、カゴ(ゴンドラ)は籐製。見方を変えればそれは巨大なゴミ箱…。古くなるとパキッと割れたり、水に濡れると腐って底が抜ける籐のゴミ箱に命を預けて大空に舞うのであります…。 と考えるとちょっと怖いでしょ。しかし、気球はすばらしい体験でした。景色ももちろんですが、何よりバーナーを焚いていない時、無音のまま空を飛んでいるという感覚がとても印象的でした。あれは感動します。
気球のカゴは、軽いのと着陸時に衝撃を吸収してくれるので籐製なんだそうです。お茶目なパイロットには脅かされましたが、家族を連れて乗ってみたいですね。どこか乗せてくれるところはないんかな?なかなかチャンスはないですが、一生に一度は乗ったほうが良いです。同じ籐のカゴでも、コケて自宅のゴミ箱に足を突っ込むのとはわけが違います。(笑)
2月14日。今年も抹茶チョコをもらいました。奥さんに。
20090217-1

なんと開けると木箱入り。
20090217-2

んで、中身はこんなんです。
20090217-3
京都 宇治 伊藤久右衛門の抹茶チョコだそうです。

(たぶん)ホワイトチョコに抹茶が練りこんであって、外にも抹茶の粉がついてます。

初めて抹茶チョコを勧められたときは「あ~?、チョコに抹茶かよ~」てな具合でしたが、意外や意外、これは美味です。
冷蔵庫に入れてほっといたら、奥さんと子どもに全部行かれますので早いうちに食べないといけません。

と思っていたら、冷蔵庫に小さな黒い箱が。 なんだこの箱?
20090217-4
「花畑牧場 生キャラメル トリュフチョコレート」 すでに何個かなくなってます。

私 「何これ?」
妻 「ははは…ばれたか…」

ホワイトデーには何を贈れば良いでしょうね~。
さて、倉庫から引っ張り出してきた1971年製のVTR「AV-5100」ですが、通電する前に内部を点検して清掃・注油をします。

VTR内部の駆動機構は部品が入り組んでいてお掃除はなかなか大変。と言っても現代のVCRのメカのような極小サイズのギアや部品が高密度に組み合わされている… という感じとはぜんぜん違って、まるでからくり人形の内部のよう。

ひとつのモーターの回転が、機構を介して色々な機能に使われているのが分かります。あーなって、こーなって、回転が…えーっと。。
20090216-1

製造から37年。内部はかなりよごれて、部品もかなり劣化しています。金属製のバネなどが錆付いていますが、なんとか機能している様子。ゴムローラーへの影響を考えて、薬品を使った錆取りはしない事にします。

はじめのうちはキムワイプ(毛羽立ちにくいペーパータオル)と綿棒で丁寧に作業していましたが、そこかしこでグリスが飛び散った汚れがしつこくて、拭き取りだけでは歯が立ちません。綿棒なんか1センチ拭っただけで真っ黒。
結局、無水エタノールとキッチンペーパーを一巻。割り箸の先にキッチンペーパーを巻いた巨大綿棒でガシガシ掃除しました。

固着したグリスはドライバーで剥がして掃除機で吸い取ってから新しく塗りなおします。もし付着しても周辺のゴムローラーを劣化させにくいシリコングリス(25gで2,000円!。たまたま高いのしか手元になかった…)を惜しげもなくぬりぬり…。

動力を伝達するローラーの周囲がゴム製で、微妙な摩擦力や滑りを利用しているものが多く、劣化が心配でしたが、ゴムローラーは思ったほど経年劣化していないようです。。ゴムベルトは伸びて空転していましたが、テープカウンターの動作用にしか使われていないようなので、再生には影響ないでしょう。

電源が入るかも分からないうちから分解してお掃除をしていますが、これは内部の点検を兼ねての事で、実はメモをしながら色々な確認をしています。

こういった特殊な機構で構成されている古い機種では、電源が入ってモーターが回っても、その瞬間に劣化部品が壊れて動作しなくなる事があります。

電源が入るかとっとと確認してみたいところですが、動作テストを安易に行なうと、溶けたゴムベルトが絡んだり、小さな部品が欠けて落ちたりしてきた時に「このベルトはどことどこをつないでたの?」「これ、どこの何の部品?」「もう、分からん(泣)」のパズル大会になってしまう可能性があるので、内部の状況を記録しておくわけです。


これなんだか分かりますか?

20090216-2

答えは映像を記録・再生するヘッド(ヘッドドラム)です。

左にちょこんと載っているのは現在も販売されているHDV規格のVCRのヘッド。こんなに大きさが違います。 技術の進歩ってすごぃ…… というか、小型化、高密度化はしていても基本的な記録方法(ヘリカルスキャン方式)が40年間変わってないって事に驚きました。


さて、長くなりますので続きはまた次回。
(これ、何回シリーズになるんでしょうね…)

統一Ⅰ型VTRのレポートなんて、WEB上では私の知る限り世界中探しても無かったんで、そういうのも楽しいかも。 しかし、うちは修理屋じゃないですから、ふだんはこんな事やってませんので間違っても修理依頼とかはしないでください。(笑)