サウンドフェスタ2017 (3) その他いろいろ  機材展2017 | 写楽ブログ 映像制作/音声制作

写楽ブログ 映像制作/音声制作

大阪の映像制作/音声制作会社 (株)写楽の社長 木内の気ままなブログです。
(株) 写楽 https://www.sha-raku.co.jp

今年のサウンドフェスタは2時間ほどしか見て回れなかったので、以前から気になっていたことの確認が半分くらい、何か面白いものはないかな~というのが半分くらいでした。

 

こちら、ウエタックスの防水マイク。以前、ネットで情報は見ていましたが実機を見たのは初めて。水中スピーカーのメーカーとしては聞いたことがありましたが、マイクも作ってらっしゃるのですね。

XLR版と防水コネクタ版の2種があるそうです。ソニーのF-115Bより高かったと思いますが、音質はこっちの方が自然だと思いました。SM63Lとほぼ同じサイズのようです。

金属風防よりウレタン風防のほうが雨粒が当たってボツボツ鳴りにくいので台風中継などではこちらの方が良さそう。

でも後で資料を見たら、このマイクってエレクトレットコンデンサーでファンタムが要るんですね。雨天時用のハンドマイクは電源不要のほうが安心できる気もします。

 

それから、ベイヤーの新しいアレイマイク。こちらも実機を見たのは初めて。

ニュースでドイツ議会の映像が流れると以前からへんてこりんな縦長のマイクが左右にありましたが、それの小型版でしょうか。横型の置くタイプもあるようです。

距離差があっても均一に拾えたり、会議用の拡声用としては便利そうですが、音質的に舞台収録や楽器集音に使えるレベルではないなという感じでした。

しかし横型のをうまく隠して置けば、ニュースや生のトーク番組などでピンの予備として一般的なバウンダリーを置くよりクリアかもしれませんね。

 

 

最近は各社から低価格なマイクがいろいろと発売されていますが、

TASCAMやマランツも参入するようです。どこのOEMなんでしょうね。

TM-180はφ34mmのダイヤフラムで実売16,000円ほど。1枚フラムのカーディオイド専用でS/Nは79dB。

耐久性や耐候性は分かりませんが、ラージダイヤフラムコンデンサーがこんなに手軽に使えるのは良いですね。中華製のラージコンデンサーでもなかなか良い音の機種は以前からあるので、こちらも音を聞いてみたい。

 

 

サウンドフェスタの会場をあとにして、機材展2017へ...

グランキューブから阿倍野区民センターに移動して、E'specさんの機材展にも行ってみました。こちらは照明機材の展示がいろいろとありました。

 

機材展のヤマハブースにあったQUICK LOKのスタンド。

屋外現場などでテーブルが確保できない時、キャンプ用品のテーブルを使ったりすることがありますが、重い機材を置くには強度的に不安があります。しかし可搬タイプではなかなか強度のあるものはなく、なんだかなぁという感じでしたが、このメーカーのスタンドは良さそうです。

写真左のマルチスタンド(WS650)は高さもいろいろと変更できて、天板を用意すれば一般的な長机より便利そう。

中央のPCスタンド(LPH004)はそれなりに重量があるところが気に入りました。軽いスタンドは一見便利そうですが倒れやすい。高い機材を乗せるスタンドは軽さより安定感です。軽いスタンドは倒れやすいですからね。

 

映像制作/音響制作/制作技術  
株式会社 写楽 www.sha-raku.co.jp