こんなことがありました。
都会生活のある朝、庭にお腹を上にして目を白黒させて倒れている鳥を保護しました。
元気がなくやせ細った鳥で、餌を食べようとしません。
一軒だけ鳥の専門病院がありました。
ワカケホンセイインコといって、ペットが野生化した鳥であることが分かりました。
両足がマヒしているため、飛ぶことも歩くこともできない家族が増えました。
名前はピーちゃん
ピーちゃんには、オスの伴侶がおりました。
毎朝ピーちゃんが、大きな声で激しく鳴くと、きまって、大型のインコが木の上から部屋の中を
じーとうかがい見ているのです。見ているだけではなく、宙返りをしたり、何かを語りかけるような行動を
していました。
そこで、大きめな平たい籠に、ピーちゃんを入れて、外に出しました。
1か月ほどこのことを続けて、ピーちゃんは捕えられているのではないことを伝えました。
その後二度と来ることはありませんでした。なんと!!愛情深いことか。
日常生活では、犬や猫たちも、ピーちゃんを受け入れて、頭をスリスリしたり、なめたりして、
自由がきかないピーちゃんを仲間と思ってくれました。
夜眠る前にピーちゃんは、歌をうたうのです。機嫌がよくて、かわいい家族でした。
どんな動物でも、話す人の目をジーと見て聞いて、何を望んでいるのか、理解することを、悟らされた一件でした。