すっかりご無沙汰しています。
今年は寒い日が何度かあり、うっかり鉢植えのカツオ菜を処分せねばならない羽目になりました。採取三年目の種だからなのか(市販の種は遺伝子操作が施されています)、連作障害だったのか、一番寒い日に玄関へ避難させたらアブラムシが付いたため、思いきって大きな葉を処分してみると余計に駄目になってしまい、衝撃に崩れ落ちた1月でした…。
アブラナ科って、繊細なんだ…。
フリージアも一部立ち枯れをさせてしまって焦りましたが、こちらはなんとかリカバリーが効いてそこそこ頑丈な花芽を付けてくれました。
そのうちまたフリージアまみれの報告日記を書きますね。
ちなみに、この画像の花は近所のお店で買いました。
ミモザとラナンキュラスとフリージア。
数年前に住んでいた家の近くにミモザの木があったので、とても懐かしくなって。
本題に戻ります。
10年前の3月に東北と関東で大きな震災がありましたね。
私は九州在住なので直接には何事もありませんでしたが、遅い昼食をとっている最中にテレビ番組が切り替わり、呆然としているなか恐ろしい光景が次々と映し出されたのを今でも覚えています。
あの画像は実際に被害に遭われていない人の心にもかなりの衝撃を与え、親交のあった老婦人や義父などは一時混乱しこちらで震災があったと錯覚してしまうほどの状況になり、私と夫は義実家へ通いやすくするためにいったん福岡市内へ引っ越しました。
とはいえ、義実家の事はあくまでも夫主導で私はちょっと手助けをする程度。長距離通勤になってしまった彼は大変だったと思います。
そして私は運よく本に関わる仕事をする機会を得ることができ、同僚にも恵まれて楽しい日々を過ごすことに。
おかげ様で色々な経験を得て、ついでに身体もふくよかになりました・・・。
新しいお友達はね。
色々な世界を教えてくれましたが、とくに美食の世界の扉を開いてくれるような方々ばかりだったのです。
仕事でがっつり身体を使いその分がっつり食べるようになったので、同じく市内在住の両親に会うたびに「この子がこんなに食べるようになるなんて…」と何度も何度も喜ばれましたが、おかげである日突然結婚指輪が外れなくなり(ハンドクリームと根性でなんとか抜き取りました)2サイズアップで作り直しのオーダーをしに行かねばならない屈辱も味わいましたね・・・。
話が大きくそれましたが、そうこうしているうちに10年。
驚くことに私は同じ町に戻っていて、あの頃と同じような暮らしをしています。
この町を出る決心をした時、これはさすがに予想していなかったな・・・。
10年というのは、本当にあっという間で。
同じ町でも変わった部分もあり、変わらない風景もあり。
私自身は脂肪ばかり蓄えたオトナになりましたが、中身は全くお子様のままです。
一年以上会えないままの甥っ子たちがめきめきと成長していくのを義妹から聞くたびに己を顧みてかなり反省しますが、次の日には通常通り・・・。
へっぽこぶりは結局変わりません。
・・・まあ、ぼちぼち・・・ぼちぼち起動します。
なかなかいうことを聞いてくれない頭痛や更年期と相談しながら。
願わくば。
これからの未来が命輝く世の中でありますように。