「多摩市の図書館 つくる会からそだてる会へ」を聴いてきた | しゃっぴいおばさんのブログ

「多摩市の図書館 つくる会からそだてる会へ」を聴いてきた

2月3日(土)午後、日本図書館協会で開催された「多摩市の図書館 つくる会からそだてる会へ」の講演会を聴いてきました。

多摩市中央図書館のことは、以前、黒部渓谷で知り合った建設に関わった設備関係の技師の方から少し聞いていましたが、まだ伺ったことはありません。

市民団体「多摩市の図書館をつくる会」は2000年から活動を続けていて、2023年7月に念願の図書館が出来るまでの経緯の話でした。

市民運動とは無縁の私には、気の遠くなるような時間とエネルギーが費やされていて、皆さんの忍耐と努力に唯々脱帽。

 

とはいえ、出来上がった図書館に問題がないわけではないようです。

(当たり前と言えば、当たり前)

今後は、「多摩市の図書館をそだてる会」にバトンタッチして、今後の課題点などが、新しい代表から発表されました。

新しく代表になったOさんは、退職されたシニア世代。

あちこちの図書館見学をしていくうちに図書館に魅了され、司書の資格も取得したのだそうな。

こちらも凄いエネルギーをお持ちです。

市の財政問題などもあるでしょうが、今後、双方の折り合いがつくような展開になっていけばいいなあと思いました。

「図書館ネットワーク多摩」というブログも立ち上げています。

Oさんがあちこちの図書館を見学した様子なども細かく書かれていて、誠実なお人柄を感じます。

私とは大違い(笑)

Facebook「多摩市の図書館をともに育てる会 」もあります。

近隣の方、よかったら応援してあげてくださいね。

講演会の参加者を眺めて思ったのですが、やはり若い方々の参加が少ないのが気になります。

一人、学生さんがいたのだけど、誰かとお話しできたのかなあ。

 

どうしてそんな不釣り合いの場所に顔を出したかというと、

実は、ひょんことから「江戸川区の船堀地区に図書館を!」という活動をされているMさんと知り合ったから。

江戸川区には12館の図書館があるのですが、船堀駅周辺には図書館がないのです。

私も彼女と会うまで気が付きませんでした。申し訳ない!

5年後(7年後に延期になったそう)に区庁舎が新小岩から船堀に移転するのに伴い、その近隣もしくは庁舎の中に図書館をつくってほしいと活動をしているのです。

確かに、この時期を逃すと、難しいよね。

 

今回、この講演会の情報を知り、彼女に紹介したものの、当日用事のない私が参加しないのも失礼かなあと思い、出かけた次第です。

印西市の図書館が指定管理になるのを阻止したという団体の方もいらしていて、Mさんは参考になる話を終わったあとも熱心に聴きまくっていました。

 

田原市の元館長のMさんが一人で帰られていたので、声をかけ、一杯だけ飲んで帰りました。

新しい図書館ができる内情をときどき聴く身としては、どちらもちょっと複雑です。

 

追伸

帰ったら、豆まきの殻付きピーナッツは、次男に全て食べられていました!