2023年秋の宮城路その2:大崎市図書館 | しゃっぴいおばさんのブログ

2023年秋の宮城路その2:大崎市図書館

法要の前日、宮城県大崎市図書館立ち上げに関わっていたMさんと古川駅で待ち合わせして図書館へ向かいました。

物凄い風が吹いていて、信号機が揺れているのを始めてみました。

古川は風の強い地域なんだそうです。

 

図書館は、複合施設来楽里(きらり)ホールの中にあり、1階のカフェでランチをとりました。

年寄りにはありがたいハーフサイズがあった上に、障がい者雇用へのメッセージが、なんとも温かみを感じました。

外テラスに屋根はついているけど、冬は厳しいだろうなと思いきや、若者のエネルギーは寒さぐらいでは負けないそうです。

木版画家の大野隆司さんがお出迎えしてくれました。このあと、至る所でお目にかかることになります。

本を入れるカートには、ラミネートで図書館の地図が貼ってあるひと夫。初めて見たかも。

カウンターの前に仲良く3つの席が並んでいました。利用者登録の方が座って待てるように置いているのだそうです。可愛い♪

案内は、中国語とハングルも用意されていました。

BMやイベントにも活躍しそうな折り畳み式本棚。左の猫、気になりませんか?

そして、こちらは2匹の猫。寝転(ネコろ)んでもよいコーナーは、「ねこ1」、「ねこ2」コーナーと案内しているそうです。しゃれてる~♪。しかも絵もMさん作。その隣は、お話しの部屋になっていました。

こどもたちが手に取ってすぐに読めるコーナーには、机付きの小さな椅子。

丸い棚案内はアクリル板で出来ていて、取り外し可能です。

棚案内とラベルは同じ色を使用しています。

前後に座れる椅子は、それぞれ好みがあるようです。

各棚に大野隆司さんが登場します。

「個展が出来そうね」と言ったら、既にやったとのこと。このご縁はどうやってできたのか、気になるなあ~

 

郷土資料のコーナーも若い方に関心を持ってもらいたくて、ビジュアルな展示がされていました。

友好都市のコーナー。

目の不自由な方のカレンダー。私は初めて見ました。

そして、各棚に点字が記されています。これも初めて。

図書館を作る前のヒアリングで、「私達も本の森をさまよいたい」との意見があったそうな。こういう配慮は見落としがちです。

新聞の切り抜き

柱を使った展示。

書評の展示は大丈夫なの?とちょっと思いました。

新聞は切り抜きのため、2部とっているとのこと。

近くの学校との連携展示。

雑誌コーナー。棚の裏側にバックナンバーがあります。

館内には、学習室、研修室、対面朗読室、ボランティア室などがあり、使用料の管理は図書館職員が行っているようです。(要確認)

 

2階の右側の長い長いYAコーナーは取り忘れました。上からのこの長さで想像ください。

 

気になることはたくさんでしたが、後ろ髪をひかれる思いで引き上げました。

ランダムな紹介で申し訳ありません。

Mさんはすでに大崎を離れていますが、今も良好な関係を築いているのを感じました。

図書館の皆さんや学校司書のOさんにも、これまでのいきさつなどをお聞きして、後日ゆっくり書きますね~