2023五箇山からたてもん祭りまで3日目:魚津のたてもん祭り | しゃっぴいおばさんのブログ

2023五箇山からたてもん祭りまで3日目:魚津のたてもん祭り

たてもん祭り”は、「じゃんとこい魚津まつり」の期間中に開催される行事の一つで、300年以上前から続くお祭りです。

「たてもん」とは、高さ約16mもある大柱に、90余りの堤灯を三角形につるし下げた山車のこと。

帆をあげた漁船をかたどったと言われ、100人ほどの人々によって威勢よく曳きまわします。

諏訪神社の氏子の「たてもん」が町内ごとに7基あり、県の有形民俗文化財、国の重要無形民俗文化財の指定を受け、ユネスコ無形文化遺産にもなっています。。

 

山車のある場所に着くと、何気に黒い影が提灯の間を行ったり来たり。

後で聞いたわかったのですが、90余りの提灯はすべて人の手で蠟燭に灯をつけていくのだそうです。

黒い影は人影だったのです!

しかも、命綱無し!(?)

総重量は5トンもあるとのこと。

下部のそり台で太鼓や笛の囃子を鳴らし、たてもんは魚津海岸沿いから諏訪神社境内へ曳き回されます。

それが、実は、この薄さ!

諏訪神社の前での回転奉納は迫力満点ですが、ロープの加減を一歩間違えば大惨事になりかねない。

みんなの結集力が問われる、 豊漁と航海安全を祈願する伝統あるお祭りでした。

暗くて町名をうまく写せなかったのですが、たてもんと一緒に冷たい飲み物を箱に入れてサポートしている方に聞いてみました。

そり台でお囃子の笛を吹いているのは、小学3年生の女の子たちで、太鼓は高校生が叩いているそうです。

みんなで集まって練習して、祭りの本番に臨みます。

練習は、町内ごとなのか全体でなのかは聞きとれませんでした。

岸和田のだんじりもそうだけど、祭り文化を持っている故郷は自慢でもあり、故郷の結集力が違いますね。

 

さんざん楽しんで観て、暑くて暑くて、クタクタになって、駐車場に戻ったら.....

ない!車がない!

車が迷子になってしまいました。

そんな私達の不安な様子に気づき、浄化センターの警備員が近づいてきてくれました。

浄化センターの駐車場と思い込んでいたけれど、どうやら浄化センターではない場所に駐車したようです。

警備員の方に無理をお願いして、一緒に探すこと30分。

近くではあるけれど、ありました!

警備員のYさんがいなかったら、帰れなかったかもしれません。

Yさん、ありがとうございました。

まさに地獄に仏でした。

 

最後にとんだ落ちが付きましたが、無事に帰宅することができました。

 

そして、思いだしました。

今から40年前の1983年4月15日にオープンしたディズニーランドに、オープン1日前の優待チケットで一緒に行ったことがありました。

その時も広い駐車場で、どこに駐車したかわからなくなって探したのよね~

あれ以来、ディズニーランドへは私は一度も行ってないけど、Kさんは大好きでよくお孫さんとも行くそうです。

40年たっても同じことをしている私たちに大笑い。

絶対忘れない思い出となりました(笑)。