「ウィキペディアタウンin館山」が月刊ガバナンス12月号に載りました!
月刊誌「ガバナンス」はぎょうせい出版の行政雑誌です。
そんな行政雑誌に館山市図書館が共催したウィキペディアタウンの記事が載りました。
「ウィキペディアタウンin館山」は、元々は市民と一緒に地域を掘り起こそうと企画していたイベントでした。
ところが、9月の台風で館山市は悲惨な状態になったのです。
一時は開催は取りやめとの話も飛び交ったのですが、「こんな時期だからこそ災害の記録をウィキペディアにとどめよう」と仲間が集まりました。
主催は、千葉県下の自治体職員の自主研究グループ「チーム千葉県」。
当日は、ウィキペディア編集の未経験者も経験者も含め、図書館関係者など25人が集まりました。
日本語版ウィキペディア元管理者の海獺氏が講師となり、「令和元年台風第15号」の記事を中心に千葉県内の被害状況などを加筆しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/令和元年台風第15号
未経験者は、台風被害で寄付を募っている市内の布良崎神社の記事を拡充しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/布良崎神社
実は、当初私も行く予定だったのですが、体調や行き違いもあり参加できなかったのです。
でも、このイベントに、埼玉県三郷市の方々を紹介して参加していただきました。
あとで知るのですが、館山市と三郷市は災害時協定を結んでいたという縁があったのです。
前置きが長くなったけど、
昨日は、鶴ヶ島で「第2回図書館の明日を考える講演会」に参加して帰ってきたら、
館山市図書館のIさんから届いたのが、ガバナンスの雑誌とクリアファイルでした。
ウィキペディア編集のイベントを、図書館を会場にして開催される例は最近多くなっていますが、今回はまた違う切り口のアプローチができたかなと思いました。
クリアファイルは、千葉大学の学生と館山市の博物館がコラボのグッズだそうです。
私は三郷の方々を繋いだだけなんだけど、Iさん、ありがたくいただきますね。
今回は伺えなかったけど、来年は是非伺いたいと思います。
大変な1年でしたが、より年をお迎えください。