2017師走の金沢その2:石川県立図書館
研修のあと、石川県立図書館内を案内していただきました。
利用者が閲覧できる所蔵は、特殊文庫などを含める90万冊近い所蔵のうち、わずか10万冊たらず。
建物のキャパが元々ないのかもしれません。
ちょっとびっくりしました。
小さく区切られた書庫がたくさんあり、一緒でないと迷子になってしまいそう。
一番のお宝は、この辺り。
金沢が放映されたブラタモリで見ていた地図は、このあたりの縮小版なんだそうです。
これは私設図書館時代の文庫
江戸時代や郷土資料を含む文庫がたくさんありました。
こちらは、大学の通信教育の教材を集めたもの。案外まとめてあるところがないんだとか。
新聞も明治時代から保管されていました。
マイクロフィルムは県立ならではの風景です。
市町村支援室。学校へのセット貸し出しなどはしていませんが、県をまたいでの配送支援も行っています。
配送は業者にお願いしているそうです。
一般の閲覧コーナーには、ヤングアダルトやビジネス支援コーナーなどもありましたが、やはり県立は、石川県内資料のこちらです。
冬支度の特設コーナーもありました。
最近は大活字本もよく出るそうです。
でも、一番の活躍は住宅地図なんだそうです。
こども用の所蔵もしていて、閲覧できます。
こちらは入口。クリスマスの飾り付けが可愛い。
中は決して広くありませんが、利用されています。
乳幼児のためのお部屋は、「こどもの本研究コーナー」として、また別のお部屋がありました。
書庫にある本もお願いすれば見ることができます。
皆さん、色々工夫して使っている図書館ですが、既に建て替えが決まっています。
設計は、日本一美しい図書館といわれる国際教養大学を設計した設計者が担当します。
さて、どんな図書館ができるのでしょう。
雑誌など全てを引っ越しするのか担当者の頭を悩ませるのかしら?
Wさん、案内してくださって、ありがとうございました。
研修に参加していた方が飛び入りで一緒に見学できたのは良かったですね。
あんなハプニングは大歓迎です。
お名前を聴かなったのが悔やまれます。
もし紹介で抜けていたらごめんなさい。
なんせ、加賀百万石の資料が眠っているのですから。