今年も瑞巌寺から色紙をいただきました | しゃっぴいおばさんのブログ

今年も瑞巌寺から色紙をいただきました

今年も2011.3.11の震災でお世話になった、瑞巌寺の修行道陽徳院から色紙が届きました。

もう6年目になろうかというのに、ありがたいつながりです。

今回の色紙には、’忙中有閑’の文字が書かれていました。

(本当は縦に取りたいのだけど、どうもうまくいかないのです)

陽明学者で東洋思想家’安岡正篤’の「百朝集」に収録されている「六中観」の一句だそうです。

、’忙中有閑’とは、追い立てられている毎日の中で、ふっと転がり込む癒しの空間のことかと思えば、違うとのこと。

 

添付された文には、長い説明の後に、以下の言葉が書かれていました。

「煩悩で混沌とした現代社会を生き抜くには、柔軟性、実行力、独創性が必要なことは言うまでもないが、たとえばどんなに高性能の機械でも回転軸の中心がぶれていればエネルギーのロスが生じる。潤滑油が切れればオーバーヒートをおこす。

我々は自分自身の中心軸を見失わないよう、日々の点検を決して欠かしてはいけない。

そこに、『閑』の一字は深遠な世界を広げている。」

 

さて、深遠な世界は私にも広がるのかしら?