2015アメリカその4:モントレーと雑感 | しゃっぴいおばさんのブログ

2015アメリカその4:モントレーと雑感

アメリカ最終日はモントレーの海岸まで足を伸ばしました。


夜は、子連れでは不謹慎な場所を予約してしまい、美味しいステーキもそこそこに、居心地悪くて、逃げるように帰ってきました。


こんな格調高いレストランでも、「テイクアウトしますか?」と聞いてきます。
もちろん食べきれなかったお肉は持ち帰りました。
日本は生ものが多いから、中々テイクアウトは難しいですが、アメリカでは当たり前のように持ち帰っていました。

滞在していた期間は10日ほど。
その間にバレンタインデーや中国の春節に孫の誕生日がありました。
こちらの人たちはパーティがとても好きなようで、保育園やプレスクールでもプレゼントの交換をします。もらっても直ぐにゴミ箱に行きそうなシールなどを一つづつ袋に詰める作業も手伝いました。
私たちの頃は、保育園で誕生会はやってくれていましたが、父兄がお返しのプレゼントを用意する風習はありませんでした。
今の日本もこんな感じなのでしょうか?


鍵を預かっているわけではないので、近くを散策したりすることはありませんでしたが、通りには人の影がありません。
もちろん人がいないわけではありません。
みんな車で移動し、必要な場所で用事を済ません、車で帰ってくるのです。

スーパーでは、開業時間中に、野菜の陳列の準備をしたり水を撒いたり、まあ日本ではお目にかかれない光景を目にしました。


スーパーのレジが、どんなに混んでいても、レジの方が持参したエコバッグに入れてくれます。
(エコバッグは必需品です)
一見とても非効率です。
「会計だけ済ませて、お客がセルフでバッグに詰めれば、時間も短縮するのに」と、つい思ってしまいます。
彼らはその間、お客と一言二言の会話をします。

スタバと同じようなチェーン店のコーヒーショップで、1杯づつドリップで淹れてくれるお店がありました。
出来上がると、お客は持ち帰るためにコーヒーに蓋を閉める前に一口飲みます。お店の方からは「味はどう?」と問いかけがあり、「美味しいよ」と一言言って持ち帰るのが礼儀なんだそうです。
些細な会話ですが、人に会うことが少ない渇きを癒してくれてる瞬間かなと感じました。

アメリカ社会は合理主義の社会と思っていましたが、決してそうではありません。
車社会だからこそ、一見非合理に見えても、人とのコミュニケーションを大切にする時間を持つのかなあと思いました。

あとは、クパティーノ図書館の報告書が残っていますが、コラムでお伝えしますね。