ヨガ安全指導員 | YOGA Blanche 盛岡

YOGA Blanche 盛岡

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、ヴィーガンスィーツ

日常を挟んで、寄り添うヨガを提供します
ケガ、痛み、可動域のコンプレックスを
一緒に考えていきましょう

あなたのすぐ隣にshantiを。

 
 

つい一昨日

東京で行われたヨガ安全指導員講習会に参加して来ました

 

 

ヨガで怪我をした人は7割もいるそう

 

実際私のクラスにもそんな方々はいらっしゃいます。

 

私もアジャストしますが、

基本的にはその方のレベルを見ているので

初心者にはほとんど触りません

 

 

でもヨガの世界で下のようなことがあったなんて本当に悲しいです。

 

 

 

昨今、あまりにもいろんなヨガが溢れて

たくさんのインストラクターと呼ばれる人たちがいます

 

なんと通信講座でスマホで試験をして

数日で先生と呼ばれてしまう資格(というのかわからん…)もある

 

人の体に触ることなく

インストラクターになって大丈夫なのか?!

 

 

 

どのみち私たちはセラピストではない

ヨガは医療じゃないから。

 

人前にヨガの先生として立つならば

やはり今後もヨガを教えていたいなら

勉強すべきだと思います

 

 

 

 

 

また、クラスを受ける生徒さん側は

 

自分の心と体を知ることが怪我をしないポイントだと思います。

 

自分の感覚を大切にしてあげること。

内側を知るのがヨガです

 

しつこいけど

ヨガは何かを治す治療ではありません

確かに効果は認められているけれど医療ではない

 

 

 

 

私も伝えていきます

 

↓のリンクのまゆみ先生は

UTLティーチャートレーニングの一番最初の先生

 

できるかなーって不安びびりまくりの私に

 

入口を入る時

まゆみ先生の声が美しい鈴の音に聞こえて

完全に心囚われてしまいました(笑)

 

 

7対まゆみ先生という贅沢な時間に

ヨガの素晴らしさが詰まっていた思い出

 

 

 

まゆみ先生、復活おめでとうございます!!

私も正しくヨガを伝えるように

頑張る(o^^o)

 

以下鈴木まゆみFBから抜粋**************************************************

 

 

 

 

 

 

NHKの放送もありましたね。今でも私に「私もヨガクラスで強いアジャストをされて怪我をしました」

という連絡が残念ながらあとを絶ちません。

しつこいようですがこうやって話題に上げ続ける事で単なる噂だけにとどまらず、

みなさんがそれぞれ自分に当てはめて考えて、

建設的で真摯な議論が交わされるきっかけになれば嬉しいです。

自分を守れるのは自分しかいないです。

 

 

 

やっと普通に生活できるようになりました。

 

去年2017年はヨガのクラスで受けたアジャストで怪我を負ってしまい、

笑った日を思い出せないぐらい怖れと悲しみと怒りに覆われた1年でした。

パルブリッタパールシュワコーナーサナと言う、

ランジの状態で上半身を捻じるポーズのアジャスト。

逃げ場はありませんでした。すぐにまともに歩けなくなり、整形外科を転々とし、

出た診断は筋断裂、大腿骨骨挫傷、股関節唇損傷。

 

全治1年以上。いまだに検査は続いていますが、

主治医には前のように完全に健康な状態に戻るって考えないでね...と言われています。

MRIによると、通常ではない場所から骨が崩れているのでヨガを知らない整形外科の先生方は皆さんはじめ 「???」という反応でこれは大腿骨骨頭壊死症という難病も疑ったほうがいいと言われ、

数ヶ月間の経過観察期間は痛いのと怖いのと、

人生が変わって行くのを傍観するしかなく精神的にすごくすごくつらかった。

 

今まで、この私の怪我の経緯は公の場では話しませんでした。

軽く話したら、きっとあまりにも衝撃的過ぎて、いたずらにヨガを怖がったり、

アジャストそのものを否定する人がでたり(これはまた後で) 誰がやったんだ、

どのクラスだ、とか犯人探しだけにとどまって

なんの役にも立たないと思ったので

11月のSafe yoga Studyまで待って、そこで初めて怪我の経緯を話し、

この危険な一連の風潮に何もしない重大性について話をさせてもらいました。

 

それまでは松葉杖の私を見かけた人にしたら、なんだなんだ!?と色々な憶測も流れていたと思います。

クラスは急になくなるし、今までちゃんと理由を説明しないでごめんなさいでした。

 

こんな私ですがヨガティーチャーとして

自分の発する言葉や姿勢にも責任と影響力がある事も理解しています。

だからこそ敢えてこれを読んでくださっている皆さんには誤解を恐れずに、

そしてヨガティーチャーとしての自戒を込めてお話ししようと思います。

 

なんのためにヨガやってるのか

 

ヨガの先生。クラスで人に必要とされる事に気持ちよくなってませんか?

もっとやってあげよう、気持ちよくしてあげよう、と思った事はありませんか?

そのやってあげようという思い、本当に生徒のためですか?それとも自分のためですか?

 

正直にいいます。

私、クラスでやってあげようって思い、めっちゃありました!笑

人間ですもの。そりゃ認められたら気持ちいい。わかりますよ。でもね、私たち、ヨガの先生なんです。

 

TTを10年ほど前に教え始めたころ、

私の先生であり大先輩である米澤やすえ Yasue Hodge 先生が、

そんな私を見て真剣に怒ってくれました。

「まゆみ、生徒に全て答えをあげてどうするの?

生徒から考える力、感じる力を奪ってどうするの?そんな事続けてあなたがいなくなったらみんな何もできなくなっちゃうんだよ?それ、あなた先生って言える?しかもあなたはヨガの先生の先生なのよ。

いい加減自覚を持ちなさい」と。

 

泣きました。

あまりにもど直球の確信をついた先輩先生の言葉に夜中のスタジオで涙がとまらず。

 

ヨガの先生はヨガのプロであり(あるべきであり)医者でも運動指導のプロでもない。

それをもう一度自覚し直したいものです。

私たちがヨガのプロ(まあ、これもなんだそれって感じも否めない表現だけど)

 レベルはあれど1番の実践者でなくてどうするのか。むしろ今は誰でもヨガの先生になれちゃう。

そんなの言われて悔しくない?

専門外のことに逃げないでヨガをしようよ。

 

先生はなにを伝えたいのか。生徒をどうしたいのか。

強いアジャストメントをして生徒にはどんなメリットがあるのか。

これは私の個人的な考えだし、スタイルだけどそんなに可動域っていつもの生活に必要?

先生が生徒が自分の力でいけないところまで開いてあげてどうする?

 

いや、私もアジャストというものはします。色々な方法で。

他人の助けがあると実にわかりやすいって言う時もあるもんね。

アジャストは悪ではないと個人的には思っています。

自己変容を起こさせるようなやり方はすごくいいと思う。

 

でも残念ながら今のヨガシーンでは、

明らかにアジャストをされるのを待つ人を見かける。

アピールしてきたり、なかなかしてもらえなくてイライラしてる人も見たことがある。

あの先生のクラスに行くとマッサージしてもらえるから好き!とまで言う人にも会ったことがある。

 

刺激がほしい。刺激って気持ちいい。もっと強い刺激が欲しいぞ。

刺激がないとイライラする。

イライラを鎮めるために刺激をくれるクラスに行かないと。

あーやっぱ刺激気持ちいいー!

 

って、中毒か!笑

 

やってあげる先生。どんどん1人じゃなにも感じられなくなる生徒。

求められてやってあげるのが気持ち良くなってる先生。

ヨガがなきゃイライラする、と一生懸命にスタジオに通って問題から目をそらし現実逃避をする生徒。

奇跡の需要と供給のバランス。

 

今回は我々先生のちょっとした気持ちがこの大怪我につながったと感じています。

でも、その必要のない小さなエゴが人の人生を変えかねない、という事をもっと重大に考えないと。

 

私は家族がいてくれ、色々な人の助けがあり1年間飢えることなく生活ができ、

たまたま復帰できそうです。(フリーランスにはツラかった。この1年でうん100万貯金がなくなりましたよ。) でも、これが夢いっぱいで駆け出した若い先生だったらどうでしょう。

ヨガのポーズを一生懸命練習して、TTにお金と時間と努力をつぎ込んで、

あちこちでクラスも頼まれるようになり、OLだった会社も辞め、さあ!という時だったら。

 

考えただけでゾッとします。

 

受ける側は「ヨガはやってもらうものではない」と言うのを理解しないと。

疑問があったり、痛いこと嫌なことがあったら勇気を出して大きな声で言いましょう。

痛い!やめてください!って。

クラスを途中退出してもいいです。

直接言いにくければ他の先生や、スタジオ本部や事務局に相談しましょう。

ここは日本だけどアメリカではこれ、普通です。

 

初心者クラスを担当する先生は、ヨガとは何かをどうにか初心者たちに理解できる方法でうまく伝えていく必要があると思います。それは言葉じゃないかもしれないよね。

 

Safe yoga study のあと

ステージから降りた私の前に列ができました。ほぼほぼみんな「私も同じ経験をしました。誰にも相談できなかった。ついに今言えた。」と。

中には涙ながらに話す人もいました。

聞いて怒りが湧きましたね。

本当に。

 

今回久々のFBポストなのに説教じみててごめんなさい。でもヨガ大好きだからこそ放っておけなかった。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

2018年もよろしくお願いします。

はやくみんなに会いたい。

 

 

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