最近読んだ本・これから読む本をご紹介!

 

1.勝てるデザイン 

著:前田高志 幻冬舎

元ニンテンドーのデザイナー前田高志氏のデザイン論

 

著書を読んで印象に残った点をご紹介:

 

●捨てられないデザイン

前田氏がとあるセミナーで聞いたショッキングな一言。

「デザイナーはゴミをつくっている」

確かに、パッケージやチラシ、ポスター等は最終的にゴミになる。

このことを考えて一時期ネガティブになった事もあるそうです。

でも、逆にここから

「たとえチラシでも飾っておきたくなるようなクオリティの高いデザインを目指す!」

という発想が出てきたそう。

捨てられない商品を作れるように精進しないといけませんね。

 

●その企画で何人を幸せにできるか

いい企画=幸せになる人の数が多い

どんな仕事もそうですが、その仕事をしたことで幸せになれる可能性が高ければ高いほどやりがいが出てきます。

積極的に「幸せになる人の数が多くなるにはどうすればいいか」を考えて仕事をする姿勢が大事。

 

●認知症の父を見て人生の短さを知った

著者の前田氏は、元気だったお父さんが認知症になったことをきっかけに独立を決意したそう。

元気で過ごせる時間は実は思った以上に短い。

今やりたいことをやらなかったら絶対に後悔する。

↑このことは、私も常にすごく感じていたので、すごく共感出来ました。

身近な人が病気になり、あっという間に体がいう事を聞かなくなり、今では寝たきりで意思疎通ができない。

そんな現状を目の当たりにして、健康な事、普通の生活を送れることが当たり前ではない事に気づかされました。

「やりたいことをやる。夢の実現の為努力する。後悔しない人生を過ごす。」事が今の私の目標です。

 

「勝てるデザイン」は、上記以外にも私にたくさんの気づきを与えてくれました。

もちろんデザイナーのかた以外にも有益な情報が沢山あると思います!

(巻末にデザイン力を高める課題がついてます)

オススメ本です!

 

 

2.「好きなことだけやって生きていく」という提案 

著:角田陽一郎 アスコム

様々なヒット番組を作ったバラエティプロデューサーの角田氏の仕事論。

 

著書を読んで印象に残った点をご紹介:

 

●仕事が出来る人は、何でも「自分の事」として考えられる人。

 仕事が出来ない人は、何でも「他人事」と考えてしまう人。

働いている人の意識は大きく分けて3つ。

「当事者意識」「お客さん意識」「被害者意識」。

あらゆることを「自分事」としてとらえれば、仕事に対する熱量が変わる⇒仕事のクオリティが上がる。

 

上記「勝てるデザイン」の前田氏も同じことを仰っていました。

私も、まさしくその通りだと思います。

お恥ずかしい事に、私は新卒で入った会社で「被害者意識」満々で働いていました。

(被害者意識の人は、常に「仕事をやらされている」と思っている。)

私も自分で選択した結果なのに、「なんでこんな事してるんだろう」と常に思って働いていました。

当然、仕事の出来は最悪。結果も出ず、日が経つにつれ会社に居づらくなりました。

フリーランスイラストレーターで営業をかける時は、当たり前のことながら仕事は全部自分事。

全身全霊をかけ仕事をするので、依頼を納品するごとに自分のレベルがUPしていくのを感じます。

「当事者意識」は、仕事をするうえで必要不可欠なマインドだと思います。

 

●「つまらない」と決めつけず、何でも体験し、自分自身で味わう。

 それが面白いアイディアの種になる。

アイディアは既存のもの同士を組み合わせてできる。

つまり、世の中の色々な物事についての情報を持っていればいるほど、沢山のアイディアが生まれる。

 

私は、アイディアを捻出するのに、テレビやネットで得られる情報と同時に、

文化、芸術、歴史、科学等の一般教養もかなり重要だと思っています。

ロゴデザインのコンセプトを決める時、

イラストのデザインを決める時…等に「色々な知識がある事」が如何に重要か分かりました。

世の中には知らない事ばかり。

私は積極的に本を読んだり、映画を見たりしようと思っています。

 

●あなたの「想い」を、いかに世の中に広げるか。

 それこそが「好きな事だけやって生きていく」鍵になる。

著者の角田氏は長年不思議に思っていた。

同じ内容・同じ意見を書いた文章でも、作者によって他者への伝わり方が明らかに違う事がある。

何が違うのか?

〇伝わらない人が書くのは「プライベート」な文章

(自分の想いを自分にしか分からない文章で書いている)

〇伝わる人が書くのは「パブリック」な文章

(プライベートな自分の想いを綴りながらも他人も共感できる文章を書いている)

 

↑イラスト描く時も、文章書く時も、出来る限りこの点は気をつけたいものです。

(息抜きする時はプライベートな物も必要かなとも思います。)

 

他にも「なるほど!」と思える内容が沢山詰まっています。

買ってよかった!

 

「勝てるデザイン」・「好きなことだけやって生きていく」という提案、

共に仕事をする上で必要なマインド・心構えが分かります。

どちらも仕事や目標達成で躓いたとき、見返したい本です。

 

3.世界動物図案資料集成 

古本市で見つけた一冊。

動物好きのイラストレーターとしては見過ごせない!

状態悪くカビ生えてたけど購入!

 

中身のイラストはこんな感じ

造形が個性的で、模様とかのデザインに使えそう。

インスパイアされる。

 

4.女性のための「起業の教科書」  

著:豊増さくら  日本実業出版社

中身が分かりやすそうだったので、昨日購入。

起業に必要な知識がまったくないので、このような書籍は有難い!

 

現在はパートでイラストレーターしているけど、

将来的には「やまじあさこ」として仕事を沢山得れる仕組みや人脈を作って、起業し、会社をつくりたい!

以前の私の様な人(イラストで仕事をしたいけど、技術も知識もない)

にイラストソフト(主にadobeソフト)の使い方を教えつつ、

一緒に仕事をしていけるような…人の夢を応援できるような会社を作りたいと思っています。

 

その為には、まず自分が営業して沢山仕事を得ないといけませんね💦

正直最近、パートの仕事だけで満足しがちでした…反省。

気持ちを改め頑張ります!!!

 

 

5.近畿地方のある場所について  

著:背筋   KADOKAWA

SNS上で最近よく宣伝されているホラー小説。

気になったので、こちらも昨日購入。

これが、1ページ目から面白い!

(2チャンネルの、「洒落怖」小説とかが好きな人にはたまらないと思います。)

架空の出来事をドキュメンタリー風に表現する「モキュメンタリー」という執筆方法で描かれているので、

グイグイ引き込まれます。

ホラー小説お好きな方にはお勧めです!

 

え?ホラーなんか読んだら怖くなって眠れないって?

大丈夫!この話は「フィクション」ですから!

そう考えたら、全然怖くないですよ~!

ね!

本当に怖いのは……生きてる人間です。

 

本当に怖い本…置いておきますね。

興味がある方は是非!

(↑私のオススメ書籍ベスト1)

 

長文読んでいただき有難うございました!

では!