波乱相場
アメリカ小幅高と昨日東京市場の堅調に引き続き、それと金曜日のことも考えて、今日の相場は取り敢えず朝寄り天ではないかと読んでいましたが、これが全く外れました。
朝一で持ち株の半分を一旦手仕舞いするつもりだったのに、いきなり-81円でスタートしました。様子見と思ってるうちにナイアガラの下げが始まりました。予定が狂って打つ手がありません。相場を眺めながら耐えるしかやることがなかったです。
幸い10時から反発が初め、午後1時元々今日処分するつもりの株を薄利で手放すことができました。ほっとしました。
今日の場合、内外部環境がとてつもなく悪いわけではないのに、理由もなくのナイアガラ下げのあとは必ず反発が来ると読んでいました。暴下げの時余計な損切りをしないで、それと反発の時も週末のことを甘く期待しないで、反発の最頂点で株を処分することができて、今日一日自分のトレードに少し満足しています。ここまで読んで朝下がっていた時に拾うことができたら一人前ですが、それが勇気がなくてできないですね。修業はまだまだです。
昨日は深夜までアメリカのここ10年の日足チャートを検証してみました。アメリカは2段下げをよくやりますね。相場経歴が浅く昔はどんな背景で暴落したのを全部しることができませんが、知っていることだけについて分析してみました。
2000年1月の暴落相場:有名のITバブル崩壊。NASDAQのIT関連銘柄は異常のほど上昇して、そして一気に崩壊してしまいました。因みにこの時のダウは4段下げを演じました。
2006年5月の暴落相場:一年間徐徐に上昇し続けて来たアメリカ相場に対して警戒感が生じ、実際のアメリカ景気はかなり撤退しているのではないか、それに更に金利上げたら景気後退が加速するのではないかとの思惑ばかりで、買い方は売り方の餌食になってしまいました。この時は2段下げ+ダブルボトム。その後の上昇相場は7ヶ月続きました。
2007年2月末(今回)の暴落相場:原因は前回と似たようなパターンだと思います。7ヶ月も上昇し続けてきた相場は、加熱ではないかと心配し始めたところ、日本の金利上げとサプライム(アメリカ景気後退の象徴?)というくだらない理由をきっかけにされて、アメリカ一日400ドル以上の暴落を演じました。どこまで下がればおさまるかまだ分かりません。
私は短期的相場の上げ下げは需給によって左右されるものだと思いますけど、長い目で見れば、今の世界経済の状況は悪いわけではなく、むしろとてもいい感じだと思います。ヨッロパーは安定した成長が続いており、新興国の奮起を加えて、世界経済は拡大しつつであります。日本国内の状況も3年前とかなり違って、企業は失敗から学んだ経験を生かして、技術の向上と業績の改善は目に見えるものです。いちいち売り方の暴行にびくびくしなくてはいけない理由はどこにもありません。
がと言って、実際トレードをしていれば、目先の下げに耐えるのはかなりしんどいものですね。
いくら将来が良くても、目先2ヶ月も下げ続けたら投資家の資金はかなり減ってしまいます。最悪の場合全滅になってしまうこともあります。今のような不安定な状況の中、資金管理は一大事だと思います。2段下げはないかもしれません、あっても小幅かもしれません、でも3段、4段までも下げることは絶対ないわけではないですから。
どの株の教科書でも書いてあるこの言葉:「損を小さく、利を大きく」について、私なりの考えを述べさせていただきます:
損を小さく=間違ったら早めに損切り。これはなかなか思い切ってできないですから、せめて下げ相場の中、全資金の半分以上の余裕を持たせて、持ち株が少なければ、下げても損失は限定的ではないでしょうか?
利を大きく=将来性と業績安定の優良企業はまず前提でしょう、それと相場の見極めと忍耐力を備えることです。最近暴騰の三井物産<8031>、住友鉱山<5713>と日本碍子<5333>などの数々、去年はとても好んでよく買ったり売ったりしていました。まさかそんなに上げるわけがないでしょうと思って途中から撤退したら、置き去りにされてしまいました。このような悔しい思いを2度としたくないと思って、今は任天堂<7974>、東洋炭素<5310>、住友チタン<5726>を仕込んでそのまま放置しています。仮にこの先に2段下げがあっても、強い株は大して下がらないのが今までの経験です。さて、今度の読みは当たり外れどっちでしょうか?