結婚14年目にしての待望の妊娠。
この時私は43才。
医者が「羊水検査」を受けるか聞いてきた。

年齢的にも異常がある可能性は高い。
だけど、検査を受けることによって流産する可能性もある。
今回の妊娠がダメになったら私たち夫婦には99%「次」はないと思っている。
それぐらい本当に奇跡の妊娠なのだ。
どうしよう…

そこで私はシンプルに考えてみることにした。

「染色体異常がある子を幸せにできるかどうか?又、私自身もそれを幸せに感じられるのかどうか?」

この問いに「大丈夫」と思えるなら検査はしない。
「無理」だと感じたら検査を受ける。
勿論、検査を受ける上は、異常がわかった時点で中絶する覚悟。

さて、自分自身に問いかけた。



答えは「無理」


44才で出産する私にとって、子供との別れは他の人たちと比べ随分と早いことになるだろう。
兄妹もいない一人っ子。
想像してみる。
たった一人残されて暮らす障害のある我が子の姿…

染色体異常のある子はダウン症だけでなく、その他にも重大な病気を抱えて産まれてくる子が多いという。
もし我が子がそうで、
もし我が子が自分より先に旅立つとしたら…
私はそれに耐えることができるのか。

考えて考えて考えて考えて

私は羊水検査を受けることに決めた。



この考え方が正解だったかどうかはわからないし、正解があるとも思わない。
羊水検査を受けること、障害児を育てること、人それぞれの考え方や思いがある。
他人を批判する気もないし、批判を受け入れる気もない。

「当事者の想いを尊重すべき」

ただそれだけの事。

長くなってしまったので、実際に受けた羊水検査の様子は又次回。