久しぶりに新しい本を読んだ😉
「ストーリー・セラー」(有川浩著)
人が死ぬ系、病気になる系の話はあんまり好きじゃないんだけど、
youtuber?のもりおさんが読んでいて、良い本だったとのことで購入。
有川浩さんの作品は
「塩の街」と「植物図鑑」と「阪急電車」だけ読んだことあるけど、全部面白かったから期待。
sideAとsideBに分かれていて、どちらも“彼女”と“彼”が主役。
名前が出てこないのも面白い。
sideAは小説家の彼女が「致死性脳劣化症候群」という
思考をすればするほど、生命を維持するのに必要な脳の領域が失われていき、最悪の場合 死に至る病にかかる物語。
sideBは小説家の彼女の夫である彼が
膵臓の病でいつ死ぬかわからない病気(ここ曖昧)にかかる物語。
どちらも小説家という複雑な思考が求められる仕事をする彼女と、彼女を支え続ける彼の生き様が描かれてます。
夫婦の信頼関係にほっこりする面もあるけれど、2人に待ち構えた切ない運命を考えるとすごく悲しくなった。
所々 涙腺が崩壊したから外で読まなくてよかった。
最後 読み終わった時、この話はどこまでが本当で
どこまでが“彼女”が書いた物語なのか、よくわからなくて 不思議な気持ちになった。
ちょっと時間をおいてから もう1回読もうと思う。
最後に一言:
本の感想とか、内容のアウトプットって難しい😣