仕事でも趣味でも人間と会ってコミュニケーションをとることが多いですよね。
誰とでも仲良くなれる人もいますけど、そうではない人は相談する相手もいなくて1人でツライ想いをしているものです。
知り合いにも1人そんな人がいるので、ちょっと考えてみることにしました。
人見知り、シャイ、照れ屋、なのは簡単に治せるものでもなく、1対1で話すときでさえつい目を背けているんですね。
それはどこから来ているのか、そして何か克服できる対策はあるのか見ていきましょう。
警戒してしまう
本能的に他人を受け入れたくない部分が表に出てきてしまうんですね。
かつ、言葉をうまく伝えることが苦手な人は、会話の途中で考え込んでしまって止まります。
そこに負い目を感じるようになります。
会話のキャッチボールがスラスラいかないと相手も不審に感じてしまい、コミュニケーションが成立しませんね。
そんな経験を何度かしているうちに『この人とは話が合わない』と避けてしまったり、警戒するようになってしまうのです。
これが習慣化されてしまって初対面の人とは誰もが苦手意識を持ってしまうのです。
⇒ 相手にとってもあなたは初対面です。多少の警戒はしています。
先にリードしてしまうことです。
主導権を握れば引っ張る方の気持ちは楽になります。
恐らく今までは相手にリードされていたから奥手になってしまったので、これを少し意識しましょう。
相手の情報を知らないと不安
初対面の人というのは、誰だって相手について何の情報も持っていません。
それを会話によって情報交換することで相手を知り、その後の付き合いにも発展するのです。
しかし、人見知りだと自分から質問することができず、相手からの質問に答えるだけ、いつまでも一方的に興味を持って質問してくれるわけではないので、やがて関係も終わらせてしまうのです。
相手に質問できないことにも理由があって、『怒らせたらどうしよう』、『質問したいことが浮かばない』、のような意識が先に来てしまうので、口から言葉が出ていかないのでしょう。
沈黙の時間が増えてしまい、相手も距離を置き始めてしまうのです。
⇒ 前もって他の人に対象者についての話を聞いておくと質問しやすくなります。
そして、どんな人相手でも質問できるように知識量を増やせると言葉も自然に出てくるようになります。
自分が知っていることは人に言いたくなるものです。
相手から引き出すためには練習をこなすしかないので、勇気をもって第一歩を踏み出しましょう。
心が強くない
何か言われるたびに大きく気にしてしまって、凹んでしまいがちです。
相手にしてみれば小さなことだったのに、ずっと根に持ってしまい、それを忘れずにいたりします。
いっそのこと鈍感になってしまいたいほどでしょう。
⇒ 強くないとは、言い換えれば神経質で繊細なだけです。
A型が多い日本人の国民性でもあるほどです。
それはデメリットばかりではなく、繊細な心があるからこそ世界が驚く精密機械が得意だったり、手先が器用なことにも繋がっています。
相手のことを気にするというのはそういうメリットにもなっているのです。
自己主張は苦手
特に日本人は教育環境からしても一方的に教わる姿勢がしみ込んでいます。
否定されても良いから自分の意見をハッキリ言うなんてことがあまり日常的に行われてきませんでした。
⇒ 海外に行くと、全然違います。
みんながそうなのかと思うほどに自分の意見を自信満々に話してくるんです。
間違っていようがいまいが、そこまで言われると正しく聞こえてくるから不思議です。
海外から来た人で暗かった人なんてあまり見たことないですよね?
一度海外に行って現地の人たちと交流してみたら人生変わると思います。