香港電影資料館に訪問して。 | また上海勤務の上海十月日記

また上海勤務の上海十月日記

7年ぶりに上海にまた勤務となる上海十月です。映画中心のブログになります。

2月19日(日)アメリカ人社長の陰謀により土日香港にいることになり日曜日は、誰もアテンドしてくれない事態に。ホテルにいると掃除してもらえないのでとにかくどこかに行かなければ。いろんな人にどこ行けばいいかと相談すると大仏「インターナル・アフェアーズ」でも使われて有名で行ったらどう?とかいわれるのだが、今流行りの「君の名は。」みたいに聖地巡礼するタイプではないので香港にも近代フィルムセンターみたいのがあるということなので行ってみる。香港島の方で西湾浦の変なところにある。韓国人が多い街だと言っていた。写真のようにフィルムセンターみたいに発行物がありもらって帰る。展示は、香港VFX史で撮影は禁止だった。でもこの企画は、個人的に興味がある部分だったのである意味助かった。円谷英二に始まって香港カラー映画の父西本正そして「北京原人の逆襲」と東宝特撮陣の活躍がメインだ。しかし、SW以降は、英語がペラペラな香港映画人は、ハリウッドへ宗旨替えしてしまう。日本の特撮も壊滅してたから、しょうがない。その中で異彩を放っていたのは「中国超人インフラマン」だ。誰が観ても仮面ライダーとウルトラマンの合体映画。この映画の撮影も西本正でどんだけ香港映画に貢献しているんだ!正しく、日本映画人の香港映画界への貢献を記述しているのに好感が持てますね。それと、近代フィルムの展示の時にも香港電影資料館のように当時のスタッフの証言をビデオで流したりして製作にかかわった人々のリスペクトを表現してくれると嬉しいですね。広東語だけでなく字幕で英語、北京語が入っているので近代フィルムセンターも真似して欲しいですね。

 

 

 

 

 

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