先日の赵丽颖ご結婚の記事で《知否知否》早く放送したいだろうな〜と書いたのですが(冯绍峰♡赵丽颖)こちらでも同じことを考えている方がいらしたようで
このような記事を見かけました。その題の中に「打铁趁热」の文字を見て“鉄は熱いうちに打て”の事だわ〜、と。こういう時に使うのね。
そういえばドラマ観てても時々“あ、日本語に通じる”と思うことがあるので、自分の勉強のためドラマの中で見かけた中国語の慣用句やことわざなどを記録しておきたいと思います。
まずは最近観た《天盛長歌》《如懿传》でも使われていたと記憶する(確かではないけど)言葉たち
- 「雪中送炭」雪中に炭を送る(本当に困っている時に援助の手を差し伸べる)
- 「打草惊蛇」藪をつついて蛇を出す
- 「多一事不如少一事」触らぬ神に祟りなし
- 「自作自受」自業自得
- 「后悔莫及」後悔先に立たず
- 「忍无可忍」堪忍袋の緒が切れる
- 「一败涂地」惨敗する、一敗地にまみれる
今思い出せるのはこのくらいかな。これらは時代劇でよく使われる言葉だと思います。他にも時代劇で見た記憶があるのは
- 「九死一生」九死に一生を得る。これって危ない目にあってもなかなか死なないことを「有九条命」と言うことと何か関係あるのでしょうか。
- 「近朱者赤 近墨者黑」朱に交われば赤くなる(コレは微微でも使われてた)
現代劇でも見かける言葉としては
- 「说曹操曹操到」噂をすれば影がさす。コレも微微一笑很倾城でも使われていた記憶
- 「有备无患」備えあれば憂いなし
- 「子女不知父母心」親の心子知らず
- 「高枕无忧」枕を高くして寝る
- 「迟到罚三杯」駆けつけ三杯 三杯でと言うことは少なくて『自罰一杯』ごめんごめんお詫びに一杯飲むわっていう感じでよく使われています。
- 「聪明一世 糊涂一时」弘法も筆の誤り、
《凉生,我们可不可以不忧伤》で姜生と天佑の交際に反対する天佑の爷爷が発した言葉。普段は賢くても時には愚かな行いをするということ。
他にもどこで使われていたか覚えていたこちら
- 「搬石头砸自己的脚」辞書では身から出た錆という意味が書かれています。
《杉杉来了》で封腾が杉杉に自分との環境の違いを気にしないようにさせようとしたのに、逆に杉杉のやる気に火をつけてしまい自分と一緒に食事をする時間がなくなってしまった時に言ったセリフ。
直訳すると「自分で持ち上げた石で自分の足を打つ」となり、ドラマの流れから見ると「自分で自分の首を絞める」が一番しっくりくる気がします。この表現、わりといろんなドラマで見かけていつも“あっ”と思う表現です。
書いているうちに《杉杉来了》を観た時に調べたことを思い出したこちら(やっぱりこのドラマには初中級の勉強要素が詰まってると感じる。私がそうオススメする主な理由はこちら中国語の勉強にドラマ鑑賞だけど、会話が本当に基礎的で分かりやすいというのも理由の一つ。)
まずシーンを端折って説明すると、封腾からの何となくの告白を断った杉杉に封腾が「どうして毎日社長室に来て一緒にお昼を食べてたんだ?単に命令だったからか?よく考えろ」と迫り、後日杉杉が
- 「为色所迷」色香に迷う
と答えます。それを聞いた封腾に「でも断ったってことはその色香が足らなかったんだな?」と聞かれ
- 「欲擒故纵」獲物を得るにはわざと手綱を緩めて野に放ち自由にして安心させてから狩るという本来の意味から転じて、恋愛で相手からの告白にすぐオッケー出すのもちょっとガッツリした感じになるし、ホントは嬉しいけどここは一度断って最終の主導権は私が握るわというような意味で使われるようになったとこちらの方からは聞きました。
と答え、その答えに満足する封腾。「欲擒故纵」(yu4 qin2 gu4 zong4)はちょっと難しいですが度々耳にするセリフなので覚えておきたいと思っていました。
次はドラマ《微微一笑很倾城•シンデレラはオンライン中》から。
- 「视死如归」死を見ること帰るが如し
自転車に相乗りして学校に戻るときに微微が“乗ったら肖奈先輩と恋愛関係って誤解されちゃう。嬉しいけどどうしよ〜♡”などと考え込んでいたときに肖奈が「僕の運転技術はなかなかのものだから、そんな風に死にそうな顔しなくていいよ。」と茶化して言ったセリフ。
いつも気になりつつ流していたセリフを調べてスッキリしました。今回はなんとなく意味が分かっていても曖昧にしていたものですが、これらは覚えられたのでまた他にも気づいたら改めて調べたいと思います。