テレビ Vol.587 『ドラマ 「院内警察」』 | 隊長のブログ

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中国上海に2003年12月から2008年1月まで、商社マンとして駐在していました。趣味はヒップホップダンス、旅行、映画、スポーツ観戦です。野球は阪神タイガースのファンです。

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第587回は、『ドラマ 「院内警察』をお送りします。

 

 

 


民放各局の1月から始まった冬の連続TVドラマ(連ドラ)、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、六作品です。前期が四本でしたので、今期は隊長が注目する作品が多かったです。


その冬の “連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『君が心をくれたから』 、


二作品目が、『となりのナースエイド』 でした。


今日ご紹介する『院内警察』は、フジテレビ系列「金曜9時枠の連続ドラマ」枠で、1月12日から放送開始されました。放送時間は、毎週金曜日の 21:00 ~ 21:58。


「金曜9時枠の連続ドラマ」の前作は、『うちの弁護士は手がかかる』 でした。


本作は、病院内の治安維持組織「院内交番」を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の “正義” がぶつかり合う新機軸のドラマです。


原作:林いち (漫画) 、酒井義 (原作) による、連載漫画『院内警察~アスクレピオスの蛇~』。


脚本:天本絵美、諸橋隼人、相馬光。


主人公の院内刑事・武良井(むらい)治を演じるのは、桐谷健太。


共演者:瀬戸康史、長濱ねる、市村正親、さとうほなみ、神尾佑、玄理、馬場ふみか、でんでん、入山法子、西村元貴、工藤美桜、ほか。

 

 


 


主題歌(エンディング)は、Eve の「Pray」。

 

 

第1話のあらすじ:病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理などを担う民間組織『院内交番』。その名の通り“病院内の交番”として、院内の秩序を守るために設置されるこの組織には、一般的に警察OBが定年退職後に従事することが多いようです。


元警視庁捜査一課の刑事・武良井治(桐谷健太)は、阿栖暮(あすくれ)総合病院内に設置された院内交番に所属しています。日々、患者同士のトラブル解決や遺失物の捜索などに従事していました。院内交番には武良井と室長の横堀仁一(市村正親)が所属していましたが、ある日そこに交番事務員としてが川本響子(長濱ねる)やってきます。有名病院の医療事務としてやりがいのある仕事が出来る、と張り切ってきた川本は、院内で「軽薄で、空気の読めない、給料泥棒」を意味する“3K交番”とやゆされている場所に配属され、ショックを受けます。


そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)がドイツから帰国。榊原は、帰国直後にも関わらず難易度の高いオペを執刀し、素早く正確な技術を披露して周りの医師をうならせていました。


川本とともに院内のパトロールに出かけた武良井は、山際修平(渡辺光)という男が入院中の妻の検査の件で医師ともめている姿を目撃します。目的がわからない検査が続いていることに納得出来ないらしい。応対していた内科医は、高名な榊原が手術をするから安心してほしい、と山際を説得しますが。。。

 

 

第5話までの感想:三大連続ドラマ定番ジャンルと言われるのが「医療系」、「警察・探偵系」、「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」、モノですが、本ドラマは、「医療系」と「刑事系」が、ハイブリッドされた作品です。


それにしても、今期は病院が舞台の「医療系ドラマ」が、多いですね。既にご紹介した、『となりのナースエイド』だけでなく、『グレイトギフト』、『ナースが婚活』、『お別れホスピタル』、など。


隊長のドラマに対する持論は、漫画が原作のドラマは、オリジナル脚本ドラマと比べ、面白い作品にはならないケースが多いと言うものです。本作品も、「医療系」と「刑事系」どちらつかずになっていて、面白さに欠けます。


また、漫画なら病院内に交番があり、院内で起こる事件に対処する物語はありえますが、それをドラマにすると、現実感が見えてきません。


主役の桐谷健太さん、準主役の瀬戸康史さん始め、キャストが頑張っているだけに、残念です。

 

尚、『院内警察』次回・第6話は、2月16日(金)よる9時からの放送予定です。

 

 

 

 

 

 

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