埼玉県の寄居を弟と訪ねる | 上海大学シニア留学日記~その後

埼玉県の寄居を弟と訪ねる

朝9時に千葉から車でやって来る弟と新宿の甲州街道沿いで待ち合わせをしている。

今日は父が50年前に知人から頼まれて購入した埼玉県の寄居の山林がどうなっているか弟と見に行くことになっていた。

 

朝食を食べているとテレビのニュースで東急東横線が

止まっていると報じている。

 

慌てて目黒線で目黒経由で新宿へ出ようと最寄り駅へ

行くと電車が到着しても、既に満員状態で何人も乗り

込めない。

すぐに諦め、大回りでも蒲田・品川経由で新宿へ出ようと判断し、結果、待ち合わせ時間に5分遅れで到着する。

 

弟と合流し、珈琲を飲んだ後、練馬インターから関越

自動車道に乗り、花園インターで降り、12時を回ったので街道沿いのレストランで松茸ご飯御膳の昼食を摂ることにする。

 

 

(和食レストラン 夢庵)

 

(松茸ご飯御膳)

 

レストランの駐車場の隣に大きな不動産屋さんがあったので、父の山林の評価額を聞こうとしたが、

生憎担当者が出かけていて不在だった。

帰ってきたら携帯に電話をくれると言う。

 

(大島不動産は創業40年の会社)

 

そこで、現地を見に行く。

私は25年以上前に1回だけ訪れただけで全く周囲の

家並みなどの記憶が無いが、弟は17年前に来たそうで

覚えていた。

 

私の記憶では、以前はなだらかな原っぱだった場所が直径30センチほど高さ10mもある樹木が生い茂った森に変わっている。

そこへ不動産会社の担当者の方が駆けつけてくれた。

 

(完全に森になっている)

 

 

担当者の方の話では、父の土地のある辺りはソーラーパネルの設置場所としての需要があるが、住宅地としての需要は今は無いそうだ。

相場は坪1万円だが、売れるかどうか分からないのに、

費用をかけて大木を伐採し、整地し、隣地との境界線を

確定するなどの作業に先行投資をしても、どうも採算が

とれないような気がする。

 

私は父が残した遺産を無駄にするのは忍びないけれど

売却するのは諦めた方が良いと感じた。

 

帰りは道の駅で買物をしたり、関越自動車の三芳P・A

で休憩したりして、都心に戻り、ちょうど高田馬場駅前

で降ろして貰う。

 

(道の駅)

 

昼間、昼食の時に運転の弟に悪いとビールを飲むのを

遠慮したので、一杯飲みたくなった。

 

「石庫門」に入ろうとも考えたが、一人なので喫煙出来る

テーブル席を占領するのはためらわれた。

そこで角のビルの2階の「さくら水産」に入り、ホッピー

3杯飲んで帰る。