上海留学時代のクラスメイトの女性が上京
上海大学留学時代にご一緒したクラスメートのA子さんが二年振りに大阪から上京した。
A子さんとは上海で今から10年程前に半年位、クラス
メートとして、また同じ留学生寮に住む仲間として親しくお付き合いをさせて貰った。
当時30歳前後の真面目な心優しい女性であった。
週に3~4回は大学近くの「七里香」と言う食堂で日本人の他の仲間達と夕飯を食べたし、何度かは四川省など中国国内を旅行した。
(上海留学時代よく通った「七里香」)
帰国後は私が大阪や京都に行った時、3回ほど
会っているし、ここ何年かは彼女がコンサートを聞きに
上京する度に会っている。
今回は時間が無いので他の留学生仲間には声を掛けず、私とだけ会うとのことだ。
来月11日に移転することが決まっている築地
市場を見ておきたいとのことで、午前10時、地下鉄
大江戸線築地市場駅の地上に出たところで待ち合わせする。
2年振りに会う小柄なA子さんは以前と全く変わらず
美しかった。
日本に帰国後は大阪の中国人留学生を対象にした
日本語学校の教師として、また以前からのイベントの
司会業の仕事を両立させている。
築地市場は場内も場外も移転直前とあって、大勢の
見学客で大混雑、歩きずらいほどで買物もままならない状況だった。
(市場はこの時間は見学出来ない)
(場内の飲食店が並ぶ一画)
11時過ぎ、場外の「すし鮮」と言う店に少し並んで入る。
握り寿司をとって私は生ビールをいただく。
お寿司を食べながらお互いの近況を話しあう。
(すし鮮)
(私が食べた握り)
1時間ほど話した後、店を出て、混雑する場外を通り
抜け、結局歌舞伎座前を通り、銀座4丁目まで歩く。
パンが大好きなA子さんは「木村屋」に立ち寄り、土産に何種類かのパンを買う。
(場外の通りは大混雑で歩きづらい)
(木村屋も大混雑)
この後も用事があると言うA子さんと地下鉄日比谷線の
改札前でお別れする。
たった2時間半の慌ただしいデートとなった。