日本フルス普及協会の演奏 | 上海大学シニア留学日記~その後

日本フルス普及協会の演奏

私の上海留学のきっかけを作ってくれた中学1年生の時

から50年の付き合いになる友人S君が上海留学から

帰国後、日本フルス普及協会を立ち上げ、横浜でフルス

教室を運営している。

その友人が定年まで勤務していた職場でのH先輩が、

長く中国に関わる仕事に従事して来られ、私もS君から

紹介され、上海留学にあたっては、いろいろご指導をいた

だいた。また、上海のHさんの人脈をご紹介いただき、上海

滞在中に私に何かあった時の後見人になっていてだいた。

今日はHさんの奥様が25年に亘って横浜で活動して来られ

た女性合唱団「黎明」の演奏会が午後5時から神奈川県立
音楽堂で開催される。「黎明」は中国との友好を目的として
設立されたので、これまで中国各地でも交流演奏会を
している。

この演奏会に、日中友好のプログラムの一つとしてS君の

フルスの演奏も披露される事になっている。

先月29日にS君と三人で
船釣りをしたやはり中学校時代

の親友K君ご夫妻と待ち合わせをして、聞きに行く。
4時半の開場にあわせて行ったのだが、もう1,000人位の
列が出来ていた。

これまでもご案内いただいて来たが、実際に足を運ぶのは
今回が初めての私は、正直こんなに大勢の人が集まる
とは想像していなかったので、吃驚した。そして、開演前

にはほぼ満席になったので、1,500名くらいの聴衆だった

だろうか。

中学校時代の我々の恩師も鎌倉から駆け付けて来られ

た。いつまでたっても恩師は有難い。

いよいよコンサートが始まった。合唱団のメンバーは60歳

代の方が主体だが、楽しそうに歌っておられる。指揮は

H先輩の奥様だ。ピアノはH先輩のお嬢さん。曲はクラシッ

ク、中国の歌、流行歌、ガーシュインの作品など20曲余り。

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(女性合唱団「黎明」の舞台)
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奥様の指揮も冴え渡り、メンバーの衣装も時々変わり、
ステップを踏みながらの合唱は観て、聴いて、楽しい。

そして、最後に友人と友人の教え子達のフルスの演奏
が行われ、フルスの演奏に合わせ、中国の有名な

「大海啊故郷」という歌を聴衆全員で合唱した。

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(フルスの演奏・右端がS君)
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7時過ぎ、演奏会が終わり、S君、K君ご夫妻、そしてS君の

友人、教え子の親達総勢15名くらいでと野毛の料理屋で

お疲れさん会を開いた。威海でお世話になった推拿(トゥイ

ナ・マッサージの1種)の先生のお嬢さんや私が上海に
いる間に訪ねてくれた人達が揃って、楽しい宴会となった。

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(生ビール2杯に焼酎オンザロックを何杯も飲んでしまいました。)