恐らく、これまでに紹介したなかで最も小さい、最もマイナーな博物館を紹介します。
(「博物館」ともいえないかも知れませんが、ご了承ください)
場所は田子坊の最寄り駅の地下鉄9号線「打浦橋」駅。
「月光中心」という駅ビルのようなショッピングモールの5階にあります。
入り口には、何やらたくさんの施設名が書かれてます。
大衆アプリでは「魔都悬空玻璃芸術館(元宇宙剧場)」という名前なのですが、
「星空芸術館」や「上海愛情博物館」と書かれています。
入り口で大衆アプリで購入したチケットのQRコードを見せれば入館できます。
スタッフの方はやる気ない感じで、スマホいじりながらパンを食べていました。
まずは、ヒマワリが書かれた名画のコピーとヒマワリが飾られています。
奥のドアを開けると、全面鏡の部屋に、またもやひまわりがたくさん飾られています。
さらに進むと、ちょうちんと照明がぶらさがった部屋があります。
この部屋も全面鏡で、部屋全体がキラキラしています。
キラキラのトンネルを抜けると、
3Dアニメが放映されている部屋があります。
内容は中国故事だったり、車やお菓子の家が出てくる近未来?の世界のアニメだったり。狭い部屋にスクリーンがドーンとあるので、そこそこ迫力があります。
進んでいいのか迷うような、殺風景なドアを抜けると、
お風呂のようなボールプールが。
かなり深くて、2歳の娘は埋まってしまいました。
またキラキラの通路を抜けて、
最後に満月が映し出されたスクリーンの前でポーズをとれるフォトスポットがあります。
狭い施設ですが、キラキラ好きの娘は喜んで歩き回っていました。
近くの田子坊散策も楽しみました!
路地裏にお菓子や雑貨、チャイナ服の店、ギャラリーなどが並んでいます。
豫園よりおしゃれな雰囲気で、今度の日本への土産を買うときは田子坊で買おう!と思いました。
<博物館の基本データ>
場所:上海市黄浦区徐家汇路618 月光中心泰康区5階
地下鉄9号線「打浦橋」出てすぐのショッピングモールのなか
定休日:なし
開館時間:10:00~22:00
予約:不要
パスポート:不要
料金:大衆アプリでチケット購入。大人1人39.9元、120cm以下の子ども1人29.8元
チケットは当日その場での購入可能です。
トイレ:ショッピングモール内にはトイレあり
所要時間:30分程度
<おすすめポイント>
キラキラの部屋やトンネルがたくさんあるので、キラキラ好きの小さなお子さんは喜ぶかも知れません。
<注意点>
ビルの一角のキラキラした部屋を見て回るだけなので、大人や小学生は物足りなさを感じると思います。
大人にとっては、近くの田子坊を散策した方がよっぽど楽しいと思います。
部屋の隅にホコリが溜まっていたり、清潔感がある施設でもないのでご注意を。