上海児童博物館を紹介します。

博物館といっても難しい説明がある場所ではなく、日本の児童館のようなところなので、小さいお子さんにおすすめです。

 

場所は、宋園路沿いにあり、地下鉄10号線宋園路駅や「虹橋路宋園路」バス停から600m位の場所にあります。

 

入館料は無料、入館手続きも不要で、気軽に入館できます。

入ったら、エントランスホールがあります。

写真には写していないですが、ベビーカーは出口付近における場所があります。

 

窓口に券売機があります(券売機は2階にもあり)。

1階シアターホールで見られる天文に関するシアターのチケットが1人25元、

2階の遊具広場で遊べるチケット(旅行e家体験票)が親子1組20元で売られています。

※遊具広場については後ほど紹介します。

※今回シアターは見ていません。この日の開演時間は11:00、13:00、15:00~でした。

 

まず、1階から見てみましょう。1階のテーマは、海と船です。

船のなかをイメージした入り口があります。

 

 

舵を切りながら海のなかを進むゲームや、レバーを回して画面上で大波を起こして遊べるものがあります。

どちらも未就園児でも遊べる高さにあるので、小さいお子さんでも簡単に遊べます。

 

 

潜水艦の模型もあります。

模型のなかに入ることができて、梯子を登ったり、操縦席に座って船長さん気分を味わうことができます。

模型の外には大きいスクリーンがあり、海の中で魚が泳ぐ姿を映した画像が流れています。

 

↓潜水艦のなか

 

 

次に2階です。2階には、宇宙や地球に関する展示があります。

説明がある展示は少なく、模型のような目で見て楽しむ展示がほとんどです。

 

惑星のイラストやロケットの模型

 

 

顔出しができる宇宙服の模型や各惑星の簡単な紹介

 

 

ほかの惑星や月に行ったら、体重は何キロになるか分かる装置もあります。

 

 

2階には、遊具広場もあります。日本の児童館みたいで小さいお子さんにはぴったりな施設です。

チケット(旅行e家体験票)は、1階か2階の券売機で購入できます。

親子1組につき20元です。

 

この施設の注意書きによれば、130cm以下の児童限定、児童1名つき保護者1名のみ入館可とのこと。

なので、おそらく、親2名+子1名での入館は不可です。親1名+子2名での入館ができるかどうかはよくわかりませんでした。

午前の部と午後の部に分かれており、それぞれ60組限定です。

平日は空いているので問題なく入館でき、広々遊べます。お父さんがいない平日の暇つぶしにはとてもよいです。

20元の割にはとっても充実していて、滑り台の遊具やままごとエリア、自転車の遊具なんかもあります。

 

 

 

<基本データ>

場所:上海市長寧区宋園路61 

   地下鉄10号線「宋園路」2番出口から虹橋路を経て宋園路へ曲がり、5分程度歩くとあります。

定休日:月曜

パスポート:不要

予約:不要 

料金:無料

   シアターは一人25元、遊具広場は親子連れ1組20元必要

トイレ:あり

エレベーター:あり

日本語表示:なし

英語表示:なし

所要時間:1時間~

その他:館内の休憩スペースで飲食可能、1階出口付近にベビーカー置き場あり。

 

<おすすめポイント>

目で見たり、触って遊ぶ展示がほとんどで、難しい内容の展示はあまりありません。

未就園児や幼稚園児のお子さんにはぴったりです。

特に、2階の遊具広場は広々遊べる児童館のような施設なので、子どもは大喜びすると思います。

天気がすぐれない平日に、子どもを遊ばせる場所としてかなりおすすめです。

 

<注意点>

遊具広場で遊ぶと、子どもがなかなか帰りたがらないかも知れないので、時間に余裕がある日に行った方がよいでしょう。

 

簡単な内容の展示内容が多いので、小学生(特に高学年)には物足りないかも知れません。

2階の遊具広場も、歩き始め~5才位までの小さい子向けです。