スタート直前編
宿泊先の徳山から電車(山陽本線)、大会シャトルバスでスタート1時間半前に到着。肌寒かったのでぎりぎりまでアップせずに、ソルトアリーナの選手控室(体育館)でストレッチ。いったん競技場へ向かい、貴重品を預けてから再びアリーナでストレッチ。
スタート40分前にスーパーヴァームも1缶飲み干し、30分前に競技場への移動を促す場内放送を聞いて、にウィンドブレーカーを脱ぎウェアになって、走ってスタート地点になっている競技場のトラックへ…。
半周したところでアップ終了を促す放送があったのと同時に、ちょうどチームメイトに声をかけられたので、アップはそこで終了。もともと「アップはやり過ぎない主義」で通しているので、まったく問題なかった。
整列はナンバーカード順(国際マラソンと同じく、速い順のようである)になっている。ぼくは900番台だった、全体の中ほどだった。おそらくスタートロスは数十秒くらいはかかるだろうと予測。入りの5kmは22~23分台が妥当、と判断。あとは体調に合わせて、5kmを21分後半~22分前半でイーブンペースが刻まれば、と考えていた。
レースへのスタンス
今回のレース、目標は3時間06分に設定していたが、条件が整えばサブスリーを狙うつもりでいた。当日になって、朝の調子がとても良く、体力的にも気力的にもかつてないほど前向きだったので、カラダの感覚を信じて、行けるところまで行こうと…。
昨年の「紀州口熊野マラソン」では、3時間10分切りをあまりに意識し過ぎて、1kmごと、あるいは、都度心拍付きの時計で確認してキロ4分半ペースに無理矢理合わせたために、無理がたたって35km以降の失速を招いていた。
今回はその轍は踏まないでおこうと、時計は見ずにカラダの感覚を重視して走ることに。「多少速くても」不快感がない(気持ちいいと感じる)ペースがもしキロ4分15秒ペースなら、そのままおしていくつもりで考えていた。それが4分25秒だったり、30秒だったりすれば、仮にサブスリーができなくてもそれでいいと思って…。
スタート=12時02分
いわゆる国際のような大会に出たのは初めてだったので、ロスは少ないはずだと思っていた。ところが競技場スタートだったこと、それに、ブロックごとに100人がかなり狭い範囲で詰めて並んでいたところから一斉にスタートということもあって、予想外に混んでいるという印象を持った。
トラック半周ほどしたところでスタートラインに到達したようで、その時間をみると1分以上はかかっていた感じが…。その先はその反動もあってか、スムーズにいったような印象であった…。
5km=通過タイム 21分14秒
(LAP 21分14秒)
序盤は大会案内にあったとおり、ほぼ平坦でものすごく走りやすい。地面の反発具合もこれまで出たどの大会よりも固く、スムーズに前に足運びできる感じ。それに朝起きた時に体力的も気力的もすごく充実していたせいもあってか、スタートロスが終わって加速を始めたタイミングで背中に羽が生えたような感覚を覚えた。
5kmを通過したときに、はじめて時計を見て、その値が21分11秒を指しているのに驚いた!(公式タイムは21分14秒)。
そのときにまず思ったのは『やってしまった…』ということ。スタートロスが1分ちょっとあったことを考えれば、入りの5kmを20分ジャストで走っていることになる。これはキロに直すと4分ペース。2週間前に調整で走った「赤穂義士マラソン」の10kmで4分10秒前後かかっていて、それでもとても苦しかったことから考えて、数字の上では明らかに飛ばし過ぎだと直感。
でも、カラダの感覚がものすごい楽。ふだんのジョギングの感覚に近いものがあった。そして、「電光掲示板の最初の数字が「2」になっている状態でゴールに到達した自分がいる」イメージが脳裏に浮かんできた。
10km=通過タイム 41分15秒
(LAP 20分01秒)
5kmの通過が早すぎたと思い、ちょっとばかりスピードを緩めた(実際には緩んでいないかもしれないが、そういうつもりで走った)。そして、今度こそは、21分くらいで通過しているだろうと思った。
それで時計を見たら、何と20分01秒に! 5km~10kmもキロ4分で進んでいたことになる。それでも、いつもの10kmレースの時よりも格段にカラダが楽だったので、自分のカラダを疑った。
そして客観的な体調を見ようと心拍計モードに切り替えてみると表示が152(bpm)になっているのに気づく。ふだんこのペースで走っていると170台後半から180前半になるので、それよりも30も少ないのは明らかな異常だと思った。
これは「はまった!」と思い、この時点で序盤にもかかわらず、おぼろげながらサブスリーが見えたような気がする。実際に自宅に帰って分析すると、ちょうどこの瞬間の前後で心拍計の数字が異常に低いエラーを起こしていたことが判明!…つまり《ブラセボ》効果でそのまま突っ込んでいったということになる…。
15km=通過タイム 1時間01分38秒
(LAP 20分23秒)
ここまでもいたって順調。10kmの計測マットを踏んで、しばらくしてからはじめてエネルギーチューブを半分だけ流し込む(68gの半分だけ)ことにした。
次の給水所までかなり距離があったにもかかわらず、のどが詰まったような感覚やカラカラしたような感覚がなく、カーボローディングのときに水分が十分体内にいきわたっていて、ハイドロローディングも同じく成功したと確信。ここで、マラソンを走り切ることへの不安が完全に払拭されてきた。
今回、給水にはすべての箇所で立ち寄ることにし、、そのすべてをスポーツドリンクだけにした。水で流し込まなければ不快になる夏場のレースの感覚は既にないため、電解質をより取り込むことでパフォーマンスの低下を避けるという、この戦略は成功だったと思う。
つづく…


&ちょこっと食いでおいとまさせてもらって、セカンドウィンドACのクリパへGO!… 途中電車
が止まるアクシデントに見舞われながらも、なんとか開会1分前に到着


オードブルにもセンスが光ります。

