今年もありがとうございました。 | Road to Fukuoka ~国際レースをめざして…

Road to Fukuoka ~国際レースをめざして…

au Run&Walk x Karada Managerのチャレンジ企画「カラダ改造計画」で2009年フルマラソン初完走!
そして2年─ついに,マラソンライフの集大成,国際マラソンへの挑戦がはじまる…

2011年も最終コーナーにさしかかりました。

今年も直接お会いしたことがない方からも、たくさんブログに訪問いただき、激励のコメントも寄せていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

顧みれば、今年は忘れられない年になりました。

3月11日の大震災。おびただしい犠牲‥。運よく災難から逃れられた私たちも、余震の不安、原発事故とそれに伴う停電。停電のない地域も節電の要請があり、とても正常な生活ができない状況でした。

他方、ランナー仲間に目を向ければ、震災の影響とはいえ、大会をつくる人も、出る人も、準備に準備を重ねた先の活躍の場が一瞬にして消えてしまう空しさ。それどころか「走ること」への情熱さえ消え失せてしまったこともあったと察します。

そんな状況でしたが新たな絆も生まれました。

「走ること」を趣味にする私達に出来ることは無いか?‥各地でチャリティラントが立ち上がり、走ることで震災からの復興を支え合おうという気運も生まれました。

僕個人としても、地元のランイベントに毎月参加、ささやかながらお手伝いさせていただきました。

各地の大会でもらったまま一度も着ずに置いていたTシャツは、個人的に所属しているサークルのリーダーに託し、関西に避難している被災地の住民のお役に立てました。

一人りができることは、ほんのちっぽけなことでも、みんなで支えあうことが大切なんだと教えてもらった1年なりました。

プライベートでは、4月に大阪でのクラブの教室がスタート。これまで一人で練習していたのが、コーチについてもらって、チームメイトもできました。トップレベルで活躍するアスリートのアドバイスもより受ける機会が増えました。

「サブスリー」という高い目標を設定した年初の段階では、全く自信などなかった。それどころか、他人からは順調に練習がこなせたように見えても、最後まで不安だった。自分自身が自分の力を信じられなかった‥。

それなのに、チームメイトは信じてくれた。一緒に練習していた、別の練習会の仲間も信じてくれていた。

自分が自分を信じきれていないのに、こんなにも自分を信じてくれている人がいる‥。みんなのためにも、ベストを尽くそう!‥そう思えたことが、目標達成の原動力になりました。本当にみんなに支えられた1年だったと思います。

今年もすべての人に感謝です。

それでは、来たる年が、皆様の幸福をもたらしますように‥。