ほぼ一週間ぶりの更新です。
今日は、中央西線の最終回、木曽福島から塩尻にかけての乗車記を本編のホームページにアップしました。






本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html


第一回目の記事は こちら です:
https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12721489954.html

第二回目の記事は こちら です:
https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12723121550.html



木曽福島を発車しました。
構内に、D51が保存されていました。


撮影: 2012年9月

この蒸気機関車は1942年(昭和27年)に作られ、1971年(昭和56年)から中央西線で活躍しています。
1973年に、「さよなら列車」を木曽福島から塩尻まで牽引しています。


木曽福島からはのどかな山里の景色が広がりました。


撮影: 2012年9月

とても穏やかな景色なのですが、福島の2駅先の宮ノ越は、木曽義仲が旗揚げした地です。
木曽義仲が挙兵したのは、1180年(治承4年)です。
倶利伽羅峠の戦いで平家軍を退けた義仲は、1183年(寿永2年)に京に入っています。


宮ノ越を過ぎると、細くなった木曽川の流れを何度か渡っていきます。


撮影: 2012年9月

木曽谷も奥深くに迫り、木曽川の源流となっている鉢盛山も近づいています。
この先で、藪原の集落を通り過ぎ、鳥居トンネルに入りました。


撮影: 2011年10月

藪原は、木曽路の宿場町だったところです。
また鳥居峠は、太平洋と日本海との分水嶺で、中山道でも難関の一つでした。
列車は延長1,673mの鳥居トンネルで越えてしまいますが、旧中山道の峠道は今も整備されて、歩く事が出来ます。

木曽路・藪原の様子はこちらです:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Chubu0/Kisoji/Yabuhara.html

鳥居峠の散策記はこちらです:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Chubu0/Kisoji/Torii_Toge.html


特急「ワードビューしなの」は鳥居トンネルを越えると奈良井を通過します。


撮影: 2011年10月

奈良井も中山道の宿場町で古い町並みが良く残っています。
観光客も多い宿場で、「ワイドビューしなの」が奈良井に停車すれば、利用客もいると思うのですが、どうでしょうか。

木曽路・奈良井宿の様子はこちらです:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Travel/Japan/Chubu0/Kisoji/Narai.html


木曽平沢を出ると、奈良井川の作る谷も広がり、綺麗な山里の景色が楽しめます。
やがて車窓に一面の蕎麦の畑が広がりました。
9月には蕎麦の白い花が咲き、見事な景色でした。


撮影: 2012年9月

贄川、日出塩を通過し、洗馬過ぎると、松本盆地が広がりました。
周囲を高い山に囲まれていますが、狭い木曽谷の峡谷を長く走った後なので、とても広々とした景色に思えます。


撮影: 2011年10月

一面の葡萄畑も車窓を過りました。

広々とした景色を眺めるうちに塩尻駅に到着しました。


撮影: 2011年10月

塩尻は名古屋から174.8km。
特急「ワイドビューしなの1号」は2021年のダイヤでは、1時間57分で走破しています。
評定速度89.6km/hと、在来線としてはトップクラスの速度です。


今日紹介したホームページの中央西線の乗車記は こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/JR0/ChuohSai.html#Shiojiri

 

 

http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html



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