テレキャスターのブリッジプレートです。


もじょかギターねっ。。  もじょかギターねっ。。


もじょかギターねっ。。  もじょかギターねっ。。  

これ、一見普通のブリッジプレートに見えますが、実はとある金属加工業者さんに
お願いして作っていただいたワンオフ物です。

作ってくださったのは、イケダエンジニアリングさんという職人魂あふれる工房です。
http://www.ikeda-eng.com/
アルミ製のロボットオブジェ・イケダ君を見てもわかるとおり、技術力には
定評のある工房です。
このイケダ君を見て、こんなにすごい物が作れるんだからテレキャスの
ブリッジプレートくらい作ってもらえるかも!?と思ったのが
お願いしたキッカケでした。


さて、なぜここまでしてワンオフ物のブリッジプレートを作ったのか。
通常のフェンダー製のブリッジプレートと比較してみても、下の写真だけでは
違いのわかる方はほとんどいないでしょう?


もじょかギターねっ。。

でもギターのプレイアビリティを左右する重要な寸法が違うのです。
それは弦を通す穴の寸法、ようするにストリングピッチが10.8mmから10.0mmに
変更されているのです。


もじょかギターねっ。。  もじょかギターねっ。。


写真ではだいたいの寸法しかわからないと思いますが、比較してみると
1~6弦の間の寸法がイケダ製(左の写真)で50mm、フェンダー製(右の写真)で54mmです。
たった4mmの差というなかれ。この差がギターの弾きやすさに大きく影響するのです。

でも誤解して欲しくないのは、50mmが弾きやすくて54mmが弾きづらい、といっている
わけではありません。そのあたりの感覚は人それぞれ。
私のように手が大きいとはいえない人間にはとても弾きやすく感るというだけの話です。


このようなブリッジプレートを作ってみようと思ったのは、かの成毛滋さんの
コンセプトてんこ盛りのFender Japan STM-Dr.Siegel Customを紹介するページを見て、
影響されまくったからです^^;
http://www5a.biglobe.ne.jp/~chelseas/pe/workshop/stm-dsc/stm_dsc.html

このページを読んでいただければわかると思いますが、成毛さんも
手が大きくなかったらしく、自分の手に合ったギターを手に入れるために
色々なご苦労をなさったそうです。
成毛さんのようにハイレベルなプロのギタリストは、テクニックを追求しまくった
その果てに、演奏を確実にするために自分の手に合った弾きやすいギターを
求めるのでしょう。


ところが私のような素人ギタリストの場合、同じ小さい手でもだいぶ状況が異なります。
私が高校生のときによく言った台詞、それは「手が小さいからギターが上手にならない」
「爪の形が悪いから弦を押さえづらい」云々云々…。
練習不足を棚に上げ、下手くそなのは手の小ささのせいと言い訳の材料にしてました。
私の高校時代の同級生に、綿内克幸くんというプロミュージシャンがいるのですが、
彼に一度「そんな言い訳してるなら練習しろってw」と叱られた事もありましたっけ…。
http://watauchi.main.jp/


そういう言い訳をしないように心がけて、一生懸命に練習している最近ですら
少しだけですが、そんな言い訳が頭をもたげてくるのです。
「リッケンバッカーのネックがもう少し薄ければ…」とか「ボディの形状が
ストラトやテレキャスみたいだったら…」とか。


こんな言い訳がましい私の心に言い訳をさせないための方法はなにか。
それは成毛コンセプト満載の妥協の無いギターを手に入れてしまえばいいのですw
手の小さい人間にとって、この世に成毛ギターより弾きやすいギターなんてないのです。
それを手にしつつ言い訳ばかりしてるのなら、私はギターを弾く資格なんかない
情けない人間って事になります。
背水の陣をひいてしまえ!って感じなわけですね^^;
イケダ製テレキャス用ブリッジプレートを作ったのは、その第一歩なのでした。


ここまで読んで疑問を感じる人もいるかもしれません。
何故ストラトキャスターじゃなくてテレキャスターなのか?と。
それは私があまりストラトが好きじゃないからです。
でも嫌いってわけじゃないですよ。テレキャスのほうが好きなだけですw


ちなみにこのイケダ製テレキャスターブリッジプレートは、イケダエンジニアリングに
頼めば税込み6,090円で作ってもらえます。
ただ既存のテレキャスに付けるには、ボディの弦通しの穴を開け直す作業が必要でしょう。
あとサドルの両端を削って幅を狭くする必要もあるかもしれません。
サドルを削る作業は、イケダエンジニアリングでやってくれます。
(別途料金必要ですが2,000円以内です)
これからオーダーでテレキャスを作る人で10mmピッチやネックエンド幅を54mmくらいに
したい人にはぴったりのブリッジプレートです。


余談ですが、このイケダエンジニアリング、交渉次第ではストラト用10mmピッチの
トレモロユニットだって作ってくれるかも…?!
いくらかかるかはわかりませんが(爆


K