JB Press  山本草太選手インタビューより


 昨シーズンは貴重な経験も重ねてきた。その一つは2月、アイスショー「滑走屋」に参加したことだ。

「動画は事前に送られては来ていたんですけど、四大陸があったのでなかなか観ることができず、四大陸が終わって映像を中国で観て帰りの飛行機も観たんですけど、リハ初日からしっかり練習している方にかなり遅れをとって入ったので大変でしたね。朝から夜までリハがあり、でも僕はまだまだ頭に入っていない状況だったので夜中も動画を観たり復習してあまり寝る時間もない日々でした。それでもその日々でスケートに対する思いとか、表現に対する思いというのは変わったと思います。

 滑走屋のテーマが自分のスケートのタイプとがらっとイメージが変わり、自分の中でも課題としているナンバーや動き、音のとり方がたくさんあったので、そのときは苦手に感じながらも座長の高橋大輔さんを含め、ほんとうにいろいろな表現を吸収することができました。表現の幅、表現の仕方が滑走屋のおかげで変わったなと思います。

4月末に出演した)『プリンスアイスワールド』でも、『滑走屋からすごく表現の仕方が変わった』『新しいショートプログラムの振り付けも含めて変わった』と言ってくださる方が多くてうれしいです。試合で変わったって思っていただけるようなスケートにしていけたらと思います」と。

記事お借りしました。




「滑走屋」が齎したハードな環境下からの思考の変化がプレイヤー達を進化させて行く。


D1SKの進めるフィギュアスケートの普及とスケーターに長く活動して欲しいと言う思いからの「company」思想。

第一弾の滑り出しは、大成功と言っていい‼️(^^)


ジャンプ技偏重の採点方式に依る"被害者"である選手達が、魅せ方の幅を広げて行くきっかけ、採点システムの「正常化」に繋がって行って欲しいと切に願います。