D1SKは、ジャンプ偏重の今のフィギュアスケートシングル部門にドップリと浸かってしまっている若き競技選手達へ、フィギュアスケートの本当の魅力はこうなんですよ。とさり気なく示したのが、ステップ・スケーティングスキル・スピン、そしてそれらの「魅せ方」の重要性。


この教えって、今の競技選手を指導しているコーチ達は十分に指導出来ていない。と言うより、勝つ為に点に繋がる指導をするしかないのだろうと思う。


なので、D1SKの存在がフィギュアスケート界に於いて大きな存在では無いかと。





Precious5月号のインタビュー企画よりお借りしました。


「もしコーチをするとなったら、いましている仕事をすべてやめてからでないとできないと思っています。いまはまだ当分はエンターテインメントに関わっていきたいかな。お手伝いという形でさせて頂けるのであればありだなと思っていますけれど。でもたとえば、今回の『滑走屋』ではジャンプがほぼない内容でのショーでも楽しんでいただける見せかたができたと思います。ジャンプがあるとジャンプばかりに練習の時間を割くことになってしまうのですよね。フィギュアスケートはスケーティングスキルやスピンも大事ですし、ステップも、ただ踏むのではなく見せて滑るとか、躍るスキルも人並み以上に高く意識を持たないとエンタテインメントの方面では残っていかれないと思うのです。ジャンプは年齢が上がると跳べなくなってきますが、『見せる』ことはどんどんよくなっていくと思うので、スケートを長く続けたいのだったらジャンプ以外のところも力を入れていかないと。そういうことをショーに参加することで感じてもらえたら。それはある意味、コーチでないけれども違うサポートのひとつではないかなと僕は思っています」


と。


Bloom On Ice 2024」木下アカデミー主催で行われるアイスショーにK7D1がゲスト出演する。

D1SKから見れば、これくらいのお子さんがいても不思議では無い年齢選手からアカデミー所属の第一線で活躍する選手らが出場するショー。

K7D1も彼等からピチピチのパワーを吸収して次へ進んで行くだろう。


「氷艶」へ向けて更にエネルギーを蓄えるアイスショーになりそうです(^^)