ぶろぐねた276【子どもの頃に流行った…】 | 銀のスズメバチ

銀のスズメバチ

失敗作 欠陥品 不良品 劣化レプリカ
ってなじられてきましたが
ひとりみつけられたらもうそれでいいのです

To be alone is to be different.
To be different is to be alone.

Suzanne Gordon

2011年11月05日開始

子どもの頃に流行ったこと ブログネタ:子どもの頃に流行ったこと 参加中

小学校の頃、ほんの一時期だけですが
「貿易ごっこ」なんぞという遊びが流行りました

といっても内輪で流行っただけですが

同じ品目を、仲間内で見せ合って
自分のをあげるかわりに相手のをもらうと言うヘンテコな遊びでした
レターセットとか文房具だったかな


やりかたは、こんな感じ↓

5、6人で輪になって、自分のバッグの中から
持ってきたもの(ここでは便せんだとしましょう)を手にもって後ろに隠し
かけ声で一斉に目の前に出します

その中で、自分の出したものと取り替えっこしてほしいものがあったら
相手に交換してほしいと交渉するわけです
1人の分に複数人が交換を申し出たら、申し込まれた人がその中から
これなら取り替えてもいいなと思った人と取引します

まるまる便せん一冊とかのガチの商品単位ではなく
封筒1枚と便せん数枚×2種類なんかをセットにしたり、
ちょっとしたレアなオマケ要素を足してみたり、
自分の交換のための商品(?)の価値というかボリュームを決めるのが
実は重要なキモです

誰かが好みのものを出して、交換して欲しいって言っても
相手が他の誰かと交換するのを選ぶとダメになっちゃいますからね
その場にいる集団の中で、
他人の好みと価値観なんかを読み、憶える技術が問われます

いかに相手に交換するに値すると思わせるか
そのためにはどれくらいのものを一度にセットにすればいいか
一瞬のうちに判断して出せないとまったく面白くない遊びです

ちょっと足りないと「これがもう一枚くらいあったらいいよー」とか
つり上げ交渉なんてのが発生する事も当然あるし
あんまりケチってると、自分が狙ってたものが出されたときに
自分の出したものが相手にとって対象外すぎて他の人に軽く持っていかれたり

誰かからもらったものも、即時出してよいので
もらったセットの中から好みじゃないものは抜き出して
自分の他の交渉手段のセットに使ったりとなかなかエキサイティングでした

頭使うのですがなかなか面白かったと思います


ただこれやってる小学生♀ってたぶんかわいくない (ワラ