久々に見ました。
これ、公開が1975年?ということで、かなり昔の映画だったんですね。
子供の頃、親と一緒にTVのなんとかロードショーかなんかで見たんですけど、泳げない私にはひたすら怖かった記憶があります。
「おかーさん海ってこんな怖いん!?(泣)」「そんな事ないから!怖くないから!浅瀬にサメなんていてないから」と言うような会話を母としてた記憶があります。
…海育ちで海好きの母、カナヅチの次女の返答に困る。
まーでも、結構なトラウマ級のドキドキ感を与えてくれた映画だと思います。
今見返しても、すっごい怖い。
四十年以上昔なので、今ほどのCGもVFXもない時代だからこその生々しい映像と言いますかね。
迫ってくる感じやおどろおどろしい感覚が凄くゾクゾクします。
オルカ号の船長の話の内容が原爆がらみだったりして、その辺りに歴史を感じますが、淡々と語られる話がまた恐怖心を煽る煽る。
話す内容や会話に時間の流れは感じても、映像自体は全く古臭く感じないのはそれだけ作り込んであるからなんでしょうね。
クライマックスのサメとの戦いは、結末を知っていても手に汗握ります。
シリーズが結構ある作品ですが、面白いのはやっぱり一作目ですね。
ストレス解消したい方は是非とも見返して見て下さい。
かなりスッキリします。