平成４年…
私が３３歳の時…
一口では言い表せないくらいのパワハラに
苦しめられていた…
毎日朝・昼・晩と、支店長席の前に立たされ、
他の行員がいる中、数字の詰めを延々とされた…
どこまで行っても｢出口｣の見えない迷路の中に
迷い込んでしまったような感覚…
それはまるで悪夢を見ているようだった…
２浪して、
｢人生の崖っぷち｣に初めて立たされた時も、
もうこれ以上後がないという
切羽詰まったギリギリの精神状態に陥ったが、
まさにあのときと同じ心境だった。
いや、あの時は、
大学受験合格という明確な目標があったが、
この時はそれすら無かったのだ。
まるで｢天敵｣のように、
その上司の顔を見るなり襲ってくるような恐怖感…
人事に訴えて１年で転勤させてもらえたから
生き延びられたようなものだったが…
そんな日々の中で、
藁にもすがる思いで読んだ本が、
司馬遼太郎さんの｢胡蝶の夢｣だった。
とにかく何をやっても
周りの人から受け入れられるどころか、
反って気持ち悪がられたりして思うようにいかない…
主人公、島倉伊之助の生涯…
それは、
読めば読むほど、
当時の私の置かれた状況と重なってしまい、
読みづらかったのを覚えている…f(^_^;
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夢の中で蝶としてひらひらと飛んでいたところ、
目が覚めたが、
〈対面鑑定のご案内〉
はたして自分は蝶になった夢を見ていたのか、
それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか…
…という説話である。
この説話は、
｢無為自然｣｢一切斉同｣の荘子の考え方が
よく表れているものとして有名なのだそうだ。
目的意識に縛られない自由な境地…
その境地に達すれば、
自然と融和して自由な生き方ができる…
と説いた…という。
平成４年当時、
司馬遼太郎さんの本を介して、
この｢胡蝶の夢｣に接したのだが…
どちらが夢で、どちらが現実か…
当時の私は、
夜見ている夢の方が現実であってほしいと願ったものだった。
荘子の考え方によると、
どちらが真実の姿であるかは問題ではなく、
そのどちらも真実であり、
己であることに変わりはなく、
どちらが真の世界であるかを論じるよりも、
いずれをも肯定して受け入れ、
それぞれの場で満足して生きればよい…と｡
｢知｣には何ら確かな判断はないのだから、
考えたところで仕方がない。
｢知｣の判断から離れてみれば、
差異や区別を超えた世界が見えてくる。
これこそが
荘子の言う｢逍遥遊｣の世界だ…と。
(wikipedia より)
当時の私には、そんなことを考える余裕など無かった。
でも…
今なら考えられるかもしれない…
｢目的意識に縛られない境地｣かぁ～
その境地に達することを
これからの目標にすればいいかな？
それにしても、
その境地に達した時は見えてくるのだろうか？
｢自然と融和した自由な生き方｣というものが…
占術: 西洋占星術、タロット、姓名判断ほか
(1)占いハウス・クイーン
①あべのHoop 店
日時: 毎週日曜日 13:00～21:00
場所: 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30 あべのHoop 5階
鑑定料金: 10分 1080円
延長料金: 10分毎に 1080円
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