場面としては(ストーリーをご存知の方しか分かりませんが)婚約祝いの宴の場面、まだニキヤも死ぬ前でした。
立ち見だった1幕もある意味、普段鑑賞しない場所からの眺めは新鮮でした。
会場に入る前のいつものロビーの花。チュチュをイメージしていると聞いた記憶があります。
バックには大谷翔平と羽生くんもいます。笑
ドアのところで立ち見だったので、1幕が終わると1番にロビーに出て泡で一息。
この日のメインのダンサーは、男女ともにロイヤルバレエ団のプリンシパル。
女性はマリアネラ ヌニェス。一度全幕で鑑賞したかった彼女はさすが!とど素人の僕でもそのオーラというか演技力的なものも求められるこの演目で存在感バッチリでした。
男性リース クラーク君は背が高く、イケメン君でこれまた存在感がありました。バレーはスタイルやルックスも強みですよね。
この2人に東京バレエ団が参加と言う形です。
観たかった演目だったし、実際素晴らしいステージでした。
この演目はダンサーでどう変わるのか。にも興味があります。
因みにマカロア版の演目です。(いくつか終わり方などを中心に違いのある演目だそうです。)
ロイヤルバレエはマカロバ版です。
素人な分、答え合わせのようにSNSで感想を見ると、もちろんポジティブなコメントが多いものの、少し同じトーンのネガティブコメントも見受けました。こんな素人の僕でもそのポイントはわからなくもないなとは思ったものの、せっかくの全幕。ロイヤルプリンシパルの二人。
ただただ楽しめばいいのに。とも思いますが、僕もよくコンサートの文句を言うことを考えれば、好きだったり想い入れがあればある分期待値も上がったり、見る目が厳しくなるのはしょうがないのかなとも思いました。
とにかく僕にとってはとても満足度の高い1日でした。
早くも世界バレエAプロが始まり、その後Bプロが行われ、最後はガラ。
ロビーの飾りも変わっていることでしょう。
素人の僕でもある程度「すごい!」と思える世界中のスターダンサーがこんなに集まる世界バレエ。
日本の経済は厳しいですが、バレエ好き人口はこれからもマーケットとして魅力があると思うし、全幕での来日や、3年に1度のこの世界バレエの伝統も他国に真似されたり、奪われたりせずにずっと続けて欲しいです。