こちらは、5月26日に、京浜急行電鉄(京急)大師線の小島新田駅で撮影した、川崎大師の大開帳奉修 記念ヘッドマーク付きの600形651Fです。

こちらのヘッドマークは、5月1日から明日(5月31日)まで川崎大師で行われている10年に1度の川崎大師大開帳奉修に合わせて取り付けられています。

京急川崎駅と小島新田駅の間を川崎大師駅経由で結ぶ京急大師線は、京浜急行電鉄(京急)の発祥路線であり、4両編成のローカル電車が行き来しています。

大師線で使われている車両は、1500形の4両編成がメインとなっていたけど、新1000形1890番台(1890形、Le Ciel(ル・シエル))の導入により廃車が進められ、初期型普通鋼製車が全廃となったので、600形や新1000形の4両編成も使われるようになっています。


昨年12月には、新1701Fの導入により、最後の界磁チョッパ制御車(非VVVF車)だった1521Fと1525Fが廃車となったことにより、全て600形や新1000形(京急顔)の4両編成となったのであります。

それ以前は、700形や旧1000形の4両編成が使われていたけど、700形のほうは2005(平成17)年の引退前に大師線専用車となっていました。

成田スカイアクセス線開業前の2010(平成22)年6月に引退した旧1000形は、6連と4連が残されていたので、京急本線と大師線の両方で最後の花道を飾っていたのであります。

小島新田駅は、江戸時代に小島家によって新田開発が行われたことであり、北側が小島新田、南側が北池上新田と呼ばれていたことがありました。

ホームは1面2線の島式ホーム(京急大師線で唯一)となっているけど、改札口側には階段の横にスロープがあるので、バリアフリーに適合しています。

トイレ🚻は、駅構内(改札内)の多機能トイレ(誰でもトイレ)♿のほか、改札外に川崎市管理の公衆トイレ🚻もあります。

増設部分は、1997(平成9)年3月31日に廃止された味の素(AJINOMOTO)の工場側線(味の素の川崎工場🏭と周辺にある川崎貨物駅を結んでいた線路)の跡地が使われています。

小島新田駅の手前から鈴木町駅まで、三線軌条となっていたので、現在逗子線の金沢八景~神武寺間(東急車輛製造→総合車両製作所横浜事業所(J-TREC横浜)の出入場関連)だけとなっている京急の三線軌条がもう一つ存在していたことが分かります。

鈴木町駅は、将来地下化された時に味の素の川崎工場から離れた南側の地下駅に移転されるはずだったけど、もしもそれが実現していたら、味の素の工場🏭に通勤する人たちが困っていたところでした。

このことは、港町駅周辺でも言えることであります。

産業道路→大師橋駅の地下化により、京急大師線で構内踏切のある駅が鈴木町、東門前の2駅となったけど、東門前駅が地下化されれば、鈴木町駅だけとなってしまいます。

1969(昭和44)年3月31日までは、川崎市電(川崎駅前~池上新田間)が出ていたけど、1964年3月まで、京急大師線と同様に塩浜まで乗り入れていました。

横浜市電のほうは、1972(昭和47)年3月31日に廃止されたので、神奈川県から路面電車が全廃された時でありました。

江ノ電では、江ノ島~腰越間で路面を走る区間となっているけど、こちらは普通鉄道扱いとなっています。

現在関東で路面電車のある街は、東京都の都電荒川線(東京さくらトラム)と東急世田谷線となっているけど、昨年8月26日には、宇都宮ライトレール(栃木県宇都宮市、宇都宮駅東口~本田技研北門間)も加わっていました。

小島新田駅付近にある川崎貨物駅は、1964(昭和39)年3月25日に、塩浜操(塩浜操車場)駅として開設された貨物駅であり、その建設工事の影響により、小島新田~塩浜間が休止→廃止され、京急大師線が小島新田駅で打ち切りとなっていました。

現在の川崎貨物駅となったのは、1990(平成2)年3月10日のことであります。

川崎貨物駅は、東海道貨物線(JR貨物)、神奈川臨海鉄道の浮島線と千鳥線が乗り入れているけど、2017年9月30日までは、水江線も出ていました。

浮島線の途中駅である末広町駅(東京メトロ銀座線の駅とは別)は、梶ヶ谷貨物ターミナルから来た生活廃棄物(ゴミ)🚮輸送列車である「クリーンかわさき号」が到着する貨物駅であり、ここから川崎区浮島町にある浮島処理センター(最終処分場)までトラック🚛で輸送されるので、トラックでの通しでの輸送と比べて渋滞の影響が少なく、大気汚染物質や二酸化炭素の排出量も大幅に削減されています。

クリーンかわさき号は、川崎市によって開発されたゴミ専用のコンテナ(清掃車と同等)による輸送で、平日のみ1往復運転されています。

水江線は、さよならイベントが行われずにひっそりと廃止されたので、自分(しゃもじ)のように、廃止されたことが知らなかったという人が多いと思います。

神奈川臨海鉄道(かなりん)は、川崎市川崎区に本社のあるJR貨物系の臨海鉄道会社であり、川崎貨物駅拠点の千鳥線(川崎貨物~千鳥町(千鳥町貨物駅)間)と浮島線(川崎貨物~末広町~浮島町間)のほか、横浜市磯子区の根岸駅拠点の本牧線(根岸~横浜本牧~本牧埠頭間)も出ています。

千鳥町駅は、東京の大田区にある東急池上線の千鳥町駅とは別なので、区別する為に、川崎市にある神奈川臨海鉄道の千鳥町駅のことを千鳥町貨物駅と呼ぶようにしています。

根岸駅の南側には、ENEOS(エネオス)ブランドのガソリンスタンド⛽でお馴染みのJXTGエネルギーの根岸製油所があり、友人のタキチヨ氏の世界であるタンク車によって八王子、竜王、南松本駅などにある内陸油槽場まで配送されています。

京急弘明寺(ぐみょうじ)駅周辺(横浜市南区)にある黒湯天然温泉 みうら湯弘明寺店♨️は、京急グループである京急開発による運営の日帰り温泉施設♨️であり、男女入れ替え制(毎週月曜日に入れ替えが行われる)で、さっぱり湯としっとり湯に分かれています。

今週(5月27日から6月2日まで)は、男湯♨️🚹がさっぱり湯、女湯♨️🚺がしっとり湯となっているけど、来週(6月3日から9日まで)は、その逆で、男湯♨️🚹がしっとり湯、女湯♨️🚺がさっぱり湯となります。

男女それぞれの浴場の入口には、男女別の暖簾があるので一目瞭然であります。

このことは、みうら湯♨️のホームページでも調べることが出来ます。

みうら湯の由来は、2003(平成15)年6月24日にオープンした時から2008年まで、三浦半島の海洋深層水が使われていたことであり、現在もその名残があります。

天然温泉♨️が導入されたのは、2005年3月24日の1回目のリニューアルであり、2016年4月1日の2度目のリニューアルオープンにより、人工の炭酸泉も導入されるようになっています。

しっとり湯には、さっぱり湯にはないバイブラ湯やミストサウナもあります。

日帰り温泉施設♨️では、男湯♨️🚹と女湯♨️🚺が固定されているところや、みうら湯♨️のように週毎に入れ替えが行われる場所があるので、注意が必要⚠️であります。

みうら湯は、弘明寺~上大岡間の高架下にある為に、さっぱり湯、しっとり湯共に露天風呂で電車🚃の通過音をBGMにすることが出来るけど、線路側に目隠しがあるので安心であります。

弘明寺駅は、京急の駅🚉と横浜市営地下鉄ブルーラインの駅🚇(どちらも上大岡駅まで1駅)があり、横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅からもみうら湯♨️に行くことが出来ます。

みうら湯のお食事処である「みうら亭」では、三崎まぐろを味わうことも出来ます。



詳細は、「みうら湯」、「みうら湯弘明寺店」で検索。

BIGFAN平和島(平和島競艇場(ボートレース平和島)🚤に隣接)の中にある天然温泉平和島(旧、平和島温泉クアハウス、同じ京急開発による運営)♨️は、1日150t湧出の東京屈指の天然温泉と言われています。

こちらへは、平和島駅からバス🚌で約3分で行くことになるけど、徒歩(約14分)で行くことも出来ます。

一昨年11月26日に京急の特急が増えたことにより、天然温泉平和島に行く時も便利になっています。

詳細は、「天然温泉平和島」で検索。

昨年5月30日には、羽田イノベーションシティ(最寄り駅は天空橋駅)に行き、足湯に入ってきました。