こちらは、1月14日に、東武鉄道鬼怒川線の新高徳駅で撮影した、SL列車である、SL大樹6号で、C11型蒸気機関車の325号機🚂による牽引で、ぶどう色の展望席付き客車が使われていました。

SL大樹号は、蒸気機関車(SL)のC11型207号機、325号機、123号機のいずれか🚂の牽引により、東武鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間を2往復~4往復する列車であり、12系、14系客車3両と、車掌車(ヨ8634号車または8709号車)の組み合わせで運転されているけど、ディーゼル機関車のDE10 1099号機または1109号機による牽引でのDL大樹号として運転されることもあります。

主に平日には、下今市→東武日光→鬼怒川温泉間で、SL大樹ふたら号が運転されることもあるけど、東武日光駅に転車台がない為に、ディーゼル機関車のDE10 1099号機または1109号機によるプッシュプル運転となります。

今回撮影したSL大樹6号は、鬼怒川温泉駅を15時05分、東武ワールドスクウェア駅を15時10分に発車し、下今市駅で、東武日光駅から来た特急けごん38号(この日を含めた木、金、土休日はスペーシアX6号)に接続することになっており、平日も運転されています。

SL大樹とスペーシアXの夢の乗り継ぎも、この列車が叶えてくれます。

新高徳駅では、運転停車していたので、思い存分撮影することが出来ました。

この日(1月14日)には、新鹿沼→東武日光間で、いちごSL大樹ふたら号🚂🍓が特別運転されていた為に定期のSL大樹号🚂が、1,2,5,6号の2往復となっていました。

今回はそのうちのSL大樹6号を撮影することが出来たのであります。

いちごSL大樹ふたら号🚂🍓は、栃木県150周年並びに鹿沼市制75周年記念により、新鹿沼駅が、1月14日から来年3月までの期間限定で、いちご🍓がイメージされた装飾となっているので、そのオープニングを飾る形により運転された臨時列車(新鹿沼→下今市間SL営業初入線)で、C11型蒸気機関車の207号機による牽引で、青色の展望席付き客車が使われていました。

100系スペーシアの109Fがいちごスペーシア🚃💺🍓となっているのは、その一環であります。

1月20,21日には、「いちご王国」プロモーション「Strawberry Locomotive」が行われることにより、SL大樹の全列車にオリジナルヘッドマークが取り付けられます。

期間中のSL大樹1,5号の車内では、ヘッドマークと同じ柄のアクリル記念乗車証が配布され、それを提示すれば、鬼怒川温泉駅前で特別販売される、だいもん苺園のいちご🍓の購入等での特典を受けることが出来ます。

詳細は、東武鉄道のホームページに出ています。

いちご🍓の生産量は、栃木県が日本一であり、2位が福岡県、3位が熊本県であります。

栃木県は、いちごの生産量だけでなく、作付面積も1位であり、最も有名な品種は、「とちおとめ」であります。

栃木県がいちご王国と呼ばれているのは、その為であります。

いちごスペーシアも撮影してみたいと思っています。

SL大樹号の時刻(2023(令和5)年3月18日現在、3月15日まで)

① 主に土休日運転

下り(鬼怒川温泉方面)

1号 下今市 9時33分発→東武ワールドスクウェア 10時03分着→鬼怒川温泉 10時09分着

※3号 下今市 10時29分発→東武ワールドスクウェア 10時59分着→鬼怒川温泉 11時05分着

5号 下今市 13時30分発→東武ワールドスクウェア 14時ちょうど着→鬼怒川温泉 14時06分着

※7号 下今市 15時01分発→東武ワールドスクウェア 15時31分着→鬼怒川温泉 15時37分着

上り(下今市方面)

2号 鬼怒川温泉 11時14分発→東武ワールドスクウェア 11時20分発→下今市 11時51分着

※4号 鬼怒川温泉 12時53分発→東武ワールドスクウェア 12時58分発→下今市 13時28分着

6号 鬼怒川温泉 15時05分発→東武ワールドスクウェア 15時10分発→下今市 15時44分着

※8号 鬼怒川温泉 16時43分発→東武ワールドスクウェア 16時48分発→下今市 17時18分着

※の列車は、運転されない日があります。

② 主に平日に運転(ふたら号を含む)

ふたら71号 下今市 11時54分発→東武日光 12時17分着

ふたら72号 東武日光 13時02分発→下今市 13時19分着、13時30分発→東武ワールドスクウェア 14時ちょうど着→鬼怒川温泉 14時06分着

6号 鬼怒川温泉 15時05分発→東武ワールドスクウェア 15時10分発→下今市 15時44分着

運転スケジュールについては、東武鉄道ホームページのSL大樹のところで調べる必要があります。

下今市~東武ワールドスクウェア間は30分掛けてのんびり走ることになっています。

今回撮影した、C11型蒸気機関車の325号機🚂は、1946(昭和21)年に日本車輌製造熱田工場製で製造されたC11型のうちの1両であり、当初は茅ヶ崎機関区所属により、相模線や南武線、入換などに使われていました。

1967(昭和42)年3月には、米沢機関区に転属され、米坂線や左沢(あてらざわ)線で使用されていたけど、1972(昭和47)年4月23日には、左沢線での「SLさよなら列車」をもって引退し、翌年の1973(昭和48年)には、新潟県水原町(現・阿賀野市)にある水原中学校で静態保存されていました。



1996(平成8)年には、真岡鐵道のSLもおか号の予備機として使用されることにより、真岡駅前に移され、1997(平成9)年には、JR東日本の大宮工場(現、大宮総合車両センター)に復元により入場し、1998(平成10)年11月には、真岡鐵道で、C12型66号機と共にSLもおかで使われるようになっていました。

2019(令和元)年には、C11型207号機だけで運転されていたSL大樹号の予備機として東武鉄道に譲渡されることが決定し、同年12月1日に真岡鐵道でのラストランの後、大宮総合車両センターで再改造され、2020(令和2)年7月に東武鉄道入りし、同年12月26日からSL大樹号で再デビューしていたのであります。

こちらは真岡鐵道で不要となったものが東武鉄道に譲り受けられたものとなっているので、捨てる神あれば拾う神ありならぬ、捨てる車両あれば拾う車両ありの状態となっています。

真岡鐵道のSLもおか号🚂は、C12型蒸気機関車の66号機🚂だけとなり、現在は、土休日を中心に、真岡鐵道真岡線(下館~茂木(もてぎ)間)で運転されています。

SLもおか号は、1994(平成6)年3月27日から、C12型蒸気機関車の66号機+専用の50系客車3両による運転で、3月には30周年を迎えることになります。

SLもおか号🚂の50系客車は、3両編成で、3号車にトイレ🚻が付いているけど、座席はセミクロスシートのままとなっています。

SLもおか号の乗車には、SL整理券500円(小児は250円)が必要で、自由席となっています。

2月4日(日)には、いちごSL🚂🍓の運転が予定されており、ヘッドマークが取り付けられることになります。

真岡鐵道、SLもおか号の路線、時刻、運賃、運行状況等の詳細は、「真岡鐵道」、「SLもおか」で検索。

C11型の325号機は、東武入りした後も栃木県を走っています。

C11型蒸気機関車の207号機🚂は、1941(昭和16)年12月に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造され、当初は日高本線で活躍していました。

こちらは、霧の多い北海道で使われていたことにより、2つのライトのカニ目🦀となっているのが特徴であります。

1974(昭和49)年6月の瀬棚線での運用を最後に引退し、静内町(現、新ひだか町)の山手公園で静態保存されていました。

2000(平成12)年10月7日には、SLニセコ号で復活し、C11 171号機と共に北海道のSL列車で活躍するようになっていたけど、JR北海道の財政難や、新型ATSの導入が困難であったことから、C11 171号機を残して北海道を離れることになっていました。

そんな中、東武鉄道でSL🚂を復活させようというプロジェクトにより、東武鉄道に貸し出され、2017(平成29)年8月10日からSL大樹🚂として運転されるようになったのであります。

こちらも、真岡鐵道を追われた325号機と同様に、捨てる神あれば拾う神ありならぬ、捨てる車両あれば拾う車両ありとなっています。

日高本線は、苫小牧駅(北海道苫小牧市)と鵡川駅(勇払郡むかわ町)を結ぶ路線であり、2015(平成27)年までは、様似駅まで運転されていました。

鵡川駅からは、富内線(鵡川~日高町)間も出ていたけど、国鉄時代最後のダイヤ改正の前日だった1986(昭和61)年10月31日に、胆振(いぶり)線(伊達紋別~喜茂別~倶知安(くっちゃん)間)と共に廃止されていました。

瀬棚線は、民営化直前の1987(昭和62)年3月15日まで、函館本線の国縫(くんぬい)駅(山越郡長万部(おしゃまんべ)町)と瀬棚駅(瀬棚郡瀬棚町(現在の久遠郡せたな町))を結んでいた路線であり、JR北海道の路線とならずに廃止、バス転換🚌されていました。

以前北海道では、ローカル線が網の目のようにあったけど、その大部分が廃止されていました。

昨年(2023(令和5)年)3月31日には、留萌本線の石狩沼田~留萌間が廃線となったけど、そのうちの恵比島駅は、1999(平成11)年4月5日から10月2日に放送されていた、NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」の舞台となっていた明日萌(あしもい)駅でも有名でありました。

留萌本線は、現在深川~石狩沼田間(留萌に行かない路線)となってしまったけど、2016(平成28)年12月4日までの間は、増毛駅まで運転されていました。

北海道で、オホーツク海沿いを走る路線は、釧網本線の網走~知床斜里間が唯一残されています。

2016年3月26日の北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)🚅の開業により、江差線の残存区間だった五稜郭~上磯~木古内間が道南いさりび鉄道(第三セクター鉄道)に転換された時は、2006(平成18)年4月20日に廃止された北海道ちほく鉄道ふるさと銀河線(旧、池北線、池田~北見間)以来10年ぶりに北海道の第三セクター鉄道が復活したことになりました。

ふるさと銀河線は、140Kmと、日本の第三セクターで最も長い距離となっていました。

現在日本で最も長い距離を走る第三セクター鉄道は、三陸鉄道リアス線(岩手県、盛~久慈間の163Km)であり、2019(平成31)年3月23日の旧、国鉄→JR山田線の宮古~釜石間の復旧並びに三陸鉄道への移管により、こうなったのであります。

ふるさと銀河線の足寄(あしょろ)駅のあった足寄郡足寄町は、シンガーソングライターである、松山千春氏の出身地としても有名であります。

北海道のSLは、釧網本線のSL冬の湿原号(釧路~標茶、川湯温泉間、C11型蒸気機関車の171号機による牽引)だけとなっており、1月20日から今シーズンの運転が開始される予定となっています。

客車は、展望客車のたんちょうカー、ダルマストーブ付きのストーブカーから成っており、昨年のリニューアルによって車内トイレ🚻が洋式化🚽されています。

SL冬の湿原号の時刻、料金、運行状況等の詳細は、JR北海道のホームページを見るか、「SL冬の湿原号」で検索。

C11型蒸気機関車の123号機🚂は、1947(昭和22)年の日本車輌製造製で、滋賀県にあった江若(こうじゃく)鉄道によって発注され、江若鉄道で活躍し、北海道(雄別炭嚝鉄道→釧路開発埠頭)に渡った後に1975(昭和50)年に一旦廃車され、日本鉄道協会で静態保存されていました。


その後に復元された上で東武鉄道に譲渡され、一昨年7月18日にSL大樹号で使われるようになったのであります。



これらの3両のうち、C11型の123号機は、国鉄での活躍の実績はなく、私鉄一筋となっています。

江若鉄道は、滋賀県の浜大津駅と近江今津駅を結んでいた路線で、1969(昭和44)年に廃止されていました。 

車掌車であるヨ8000形は、ヨ8634、8709号車(前者は元JR貨物、後者は元JR西日本)の2両であり、東武形ATS(機関車と連動)が取り付けられているので、必ず連結されています。

SL(DL)大樹号用として東武鉄道に譲渡された元JR東日本のDE10型ディーゼル機関車は、1099号機と1109号機の2両であり、前者は原色のまま、後者は北斗星のDD51風の青色と金帯塗装となっています。

当初は1099号機だけだったけど、予備機が必要になったことにより、北斗星風塗装の1109号機も導入されたのであります。



これらのディーゼル機関車は、栗橋駅構内での車両の搬入(搬出)でも活躍することもあるので、1両追加されたのもそのはずであります。

SL大樹号に使われている14系客車(座席車)🚃💺は、JR四国(その前はJR東海)で活躍していた車両であり、レトロな感じを醸し出す為に、製造当時のデザインが復元されたリクライニングシート車(青いモケット)となっています。

中間に連結されている展望デッキ付き客車は、12系のオハテ12-1号車と2号車であり、前者は、ぶどう色で、元JR四国のオロ12 5号車(元サイエンストレイン→カーペット車)、後者は青色で、オロ12 10(元座席グリーン車)から改造された車両であり、改造に合わせてボックスシートとなっています。

こちらには、展望スペースがあるので、風を感じることが出来るけど、座席💺が固定式のボックスシートとなっているので、昔ながらの雰囲気を味わうことが出来ます。

大樹号に使われている元JR四国の14系客車(全て1972(昭和47)年製)は、オハ14形の1号車、スハフ14形の1号車と5号車、オハフ15形の1号車の4両であり、そのうちのスハフ14-5号車は、JR東海時代にユーロライナーと同じ塗装のユーロピアとして使われていました。

ユーロライナーは、国鉄時代の1985(昭和60)年に12系客車から改造された欧風客車で、JR東海に継承された後、2005(平成17)年まで活躍していました。

ユーロピアは、その増結用として14系座席車から改造された車両でありました。

国鉄時代に改造された欧風客車のうち、ユーロライナーとサロンエクスプレス東京(JR東日本に継承され、後にお座敷客車ゆとりに再改造されていた)は廃車となったけど、JR西日本に継承されたサロンカーなにわは、現在でも活躍しています。



大樹号の客車の製造元は、トップナンバーの3両が新潟トランシスの前身である新潟鐵工所製で、前述のスハフ14-5号車は、自分(しゃもじ)の大好きな富士重工業宇都宮車両工場(SUBARU(スバル)のエコ宇都宮工場の前身)製の鉄道車両であります。

富士重工業宇都宮車両工場で最後に製造された鉄道車両は、甘木鉄道甘木線(福岡県、佐賀県)のAR300形のAR303号車🚃が最後でありました。

2004(平成16)年から2006年に掛けて導入されたAR304~307号車🚃は、受け皿となっている新潟トランシス製であります。

2002(平成14)年に、前述の真岡鐵道🚃🚂(茨城県、栃木県)向けに導入されたモオカ14形気動車🚃の初期型(1号車と2号車、セミクロスシート車)は、関東向けで最後に導入された富士重工業製の鉄道車両となっています。

モオカ14形の後期型(3~9号車、オールロングシート車)は、日本車輌製造で製造されていました。

初期型は、おでこの部分にヘッドライトがあるけど、後期型では、ヘッドライトが上部の横に移設され、おでこの部分にワンマン表示があります。

オハ14-505号車は、新潟鐵工所製のオハ14-154号車から改造された車両であります。

案内放送では、国鉄型客車でお馴染みのハイケンスのセレナーデのチャイム曲も使われています。

トイレ🚻のほうは、1号車と3号車にあり、どちらも洋式化🚽されているけど、洗面台は、昔の国鉄スタイルのままであります。

SL大樹号🚂は、全車指定席💺🈯で、料金は、760円(小児は380円)掛かるけど、DL大樹号で運転される場合には、520円(小児は260円)となります。

SL大樹「ふたら」号で東武日光~鬼怒川温泉間で乗り通すには、1080円(小児は540円)掛かります。

SL🚂の運用には欠かせないSL転車台(ターンテーブル)は、下今市駅と鬼怒川温泉駅にあり、下今市駅のは、長門市駅(山口県長門市)、鬼怒川温泉駅のは三次駅(広島県三次市)から移設されたものが使われています。

鬼怒川温泉駅前にある足湯♨️である鬼怒太の湯は、SL転車台の近くなので、足湯に浸かりながらSL転車台が動くシーンを見ることも出来ます。

下今市駅は、SL🚂の発着駅で、レトロ調にリニューアルされ、そこには、SL展示館や転車台広場も設けられています。

周辺には、日光杉並木🌳や今市報徳二宮神社⛩️などの史跡や名所があり、そのうちの日光杉並木🌳は、35.41Kmと世界最長の並木道であることにより、ギネス世界記録に認定されています。

詳細は、「日光杉並木」で検索。

一昨年4月1日に今市地区(下今市駅付近)に開業した、日光ランドマークは、屋上に観覧車🎡のある複合施設であり、その名の日光市のランドマークとなっています。

観覧車🎡の高さは約40mであり、天気が良ければ日光連山を眺めることが出来ます。

詳細は、「日光ランドマーク」、「日光観覧車」で検索。

東武鬼怒川線は、下野(しもつけ)軌道(のちの下野電気鉄道)によって開拓された路線で、1917(大正6)年1月2日に、鬼怒川温泉駅付近にあった下滝発電所(現、東京電力鬼怒川発電所)の建設工事に伴う資材輸送により、下野(しもつけ)軌道(のちの下野電気鉄道)によって、大谷向今市(現、大谷向)~中岩(大桑~新高徳間にあった駅)間が開業したのが始まりでありました。

のちに、現在の区間となり、1067mmに改軌された後、1943(昭和18)年5月1日に東武鉄道に買収されて鬼怒川線となったので、1929(昭和4)年に東武鉄道によって開拓された東武日光線とは生い立ちが異なっています。

浅草から、鬼怒川温泉を結ぶ特急が登場したのは、1948(昭和23)年8月6日のことであり、当時は週末限定となっていました。

翌年の1949(昭和24)年2月1日に特急鬼怒号が登場し、5700系がデビューした1951(昭和26)年には、きぬ号に変更されていました。

けごん号のほうも、華厳号となっていたのであります。

こちらは、昔小田急電鉄の有料特急(ロマンスカーのルーツ)で、箱根や乙女などの漢字の列車名となっていたことと同様であります。

鬼怒川温泉駅は、下野軌道の時代の1919(大正8)年3月17日に、下滝駅として開業し、1922(大正11)年3月19日に大滝駅となったことを経て、1927(昭和2)年2月19日に現在の鬼怒川温泉駅となっています。

1964(昭和39)年10月8日には、現在の位置に移転され、2面4線の駅(1番線側のみ行き止まり式)となっています。

東武日光線が開業したのは、1929(昭和4)年4月1日の杉戸(現、東武動物公園)~新鹿沼間のことであり、同年7月7日に下今市駅、10月1日に東武日光駅まで延長されていました。

1929年4月1日は、小田急江ノ島線が開業した日でもあります。

新高徳駅は、交換可能な1面2線の島式ホームの駅であり、駅舎とは跨線橋で結ばれています。

こちらは、SL大樹のデビューに合わせてリニューアルされたものであり、良い感じだな❗と思いました。

1959(昭和34)年6月に廃止された東武矢板線(新高徳~矢板間)は、最後まで蒸気機関車(SL)🚂による牽引の混合列車(客車と貨車)が運転されていたことで有名でありました。

現在は、SL大樹号🚂が下今市~鬼怒川温泉間で運転されているので、新高徳にSLが帰ってきたことになっています。

2017年8月10日のSL大樹の運転開始は、東武鉄道にとっての58年ぶりのSL復活でありました。

現在蒸気機関車(SL)🚂が運転されている私鉄は、東武鉄道のSL大樹号、真岡鐵道(茨城県、栃木県)のSLもおか号のほか、秩父鉄道(埼玉県)のパレオエクスプレス、大井川鐵道大井川本線(静岡県)のSL急行かわね路号も挙げられているけど、大手私鉄では東武鉄道だけであります。

新高徳駅に停車する特急は、500系リバティ(3両編成)によるリバティ会津号(浅草~会津田島間)のみとなっています。

この時にSL大樹6号が新高徳駅に運転停車していたのは、SL大樹7号の運転日にSL大樹同士の交換が行われるからであるけど、この日はSL大樹7号の運転日ではなかったことにより、SL大樹同士の交換シーンを見られなかったのが残念でありました。

それでも、SL大樹6号を撮影出来たことで満足しています。

N100系スペーシアXなどの特急は、浅草駅でも撮影することが出来るけど、SL大樹の場合は、下今市~東武日光、鬼怒川温泉間に出向かないと撮影出来ないのでそのはずでありました。

新高徳駅付近に現在休園中のウェスタン村があるけど、残念ながら再開の目処が立っておらず、廃墟に近い状態となっています。

EDO WONDERLAND(江戸ワンダーランド)日光江戸村は、1986(昭和61)年4月23日に開設された、江戸時代が再現されたテーマパークであり、変身、体験、芝居の観覧等で楽しむことが出来ます。

こちらへは、鬼怒川温泉駅からバスやタクシーで行くことになります。

1月16日~31日は、冬季休業となっているので、注意が必要⚠️であります。

詳細は、「日光江戸村」で検索。

東武ワールドスクウェア駅は、2017年7月22日に開業した、1面1線の東武ワールドスクウェアの最寄り駅であり、全ての特急列車が停車しています。

左側から来る列車が鬼怒川温泉、新藤原、会津高原尾瀬口、会津田島方面、右側から来る列車が下今市、栃木、北千住、浅草、JR新宿方面の列車であるので、注意が必要⚠️であります。

接近メロディーや発車メロディーには、東武ワールドスクウェア駅らしく、東武ワールドスクウェアのテーマソングが使われています。

東武ワールドスクウェア駅が開業するまでの間は、小佐越駅から歩くか、鬼怒川温泉駅からバス🚌で行くしかなかったです。

東武ワールドスクウェアは、1993(平成5)年4月24日に開設された、世界各国の遺跡や建築物が再現されたミニチュアパークであり、ガリバー気分を味わうことが出来ます。

現代日本ゾーン🇯🇵、アメリカゾーン🇺🇸🗽、エジプトゾーン🇪🇬、ヨーロッパゾーン、アジアゾーン、日本ゾーンの6つのゾーンに分かれており、そのうちの現代日本ゾーンにある東京スカイツリーのミニチュアは、2010(平成22)年4月24日に出来たもので、実物より先にお披露目されていました。

昨年4月には、30周年を迎えていました。

これらのミニチュアを見た時に良く出来ているな❗と思いました。

東武ワールドスクウェアでは、スペーシアXと共にデビューした、スペーシアXのミニチュア模型(25分の1)が、SL大樹のミニチュア模型と共に運転されています。

入館料が大人2800円(昔LPレコードが買えた金額)と高かったけど、入ってみた価値がありました。

一昨日(1月15日)は、東武ワールドスクウェアに初めて行くことが出来て良かったです。 

こちらは、一昨日の夜からの降雪により、昨日(1月16日)から本日(1月17日)に掛けて、臨時休園となっていました。

詳細は、「東武ワールドスクウェア」で検索。

鬼怒川温泉♨️は、その名の通り、利根川の支流である鬼怒川の上流地域にある温泉街(箱根や熱海などと並ぶ東京の奥座敷でもある)であり、高級温泉ホテル♨️🏨が建ち並んでいるというイメージが強いけど、鬼怒川公園岩風呂♨️(鬼怒川公園駅付近)などの日帰り温泉♨️を楽しむことの出来る場所もあります。

鬼怒川公園岩風呂の詳細は、「鬼怒川公園岩風呂」で検索。

鬼怒川温泉が開湯したのは、1692(元禄5)年のことであり、330年の歴史があります。

江戸時代までは幕府の大名や僧侶といった一部の人たちしか入ることが出来なかったけど、明治時代になってからは誰でも入れるようになっています。

鬼怒川のあさやホテル♨️🏨は、130年の歴史のある老舗の高級温泉ホテルであり、吹き抜けのある華やかな造りの「秀峰館」と、古きよき日本の温泉旅館の風情が再現された「八番館」から成っています。

こちらの名物は、焼きたてのステーキや、揚げたての天ぷらなどを味わうバイキングや、13階にある空中庭園露天風呂であり、空中庭園露天風呂から満天の星を眺めることも出来ます。

あさやホテルは、鬼怒川温泉で1番人気の(知名度の高い)ホテルであります。

詳細は、「あさやホテル」、「鬼怒川温泉 あさやホテル」で検索。

鬼怒川温泉エリアの大江戸温泉物語系列のホテルは、鬼怒川観光ホテル♨️🏨と、ホテル鬼怒川御苑♨️🏨の2ヶ所となっています。

鬼怒川観光ホテル♨️🏨は、8種類の天然温泉が特徴であり、宿泊の場合には、湯めぐり手形によって、ホテル鬼怒川御苑の湯も楽しむことも出来ます。

日光の霧降高原にある、大江戸温泉物語日光霧降♨️🏨は、標高1000mの展望露天風呂が売りであり、夏季限定の大型屋内温水プール「日光霧降VIVA!ハワイアン」が併設されています。 

こちらへは、東武日光駅やJR日光駅から無料送迎バス🚐も出ています。

大江戸温泉物語や系列のホテル等に関しては、「大江戸温泉物語」、「鬼怒川観光ホテル」、「ホテル鬼怒川御苑」、「大江戸温泉物語浦安万華郷」、「大江戸温泉物語日光霧降」で検索。

きぬ川スパホテル三日月♨️🏨🌙は、千葉県木更津市にあるスパリゾートホテルである、龍宮城スパホテル三日月♨️🏨🌙の系列であり、♪ゆったりたっぷりの~んびり、旅ゆけば三日月~ホテル三日月~と歌われているCMでもお馴染みであります。

きぬ川ホテル三日月♨️🏨🌙は、2009(平成21)年に鬼怒川ホテルニュー岡部(鬼怒川観光ホテルとは別)から譲り受けられたものであり、ホテル三日月グループが、房総半島以外の地域である鬼怒川温泉♨️にも進出していました。

詳細は、「ホテル三日月」、「きぬ川ホテル三日月」で検索。

鬼怒川温泉ホテル♨️🏨は、1931(昭和6)年に開業した90年の歴史を持つ老舗ホテル(金谷ホテル観光による運営)で、互いの絆を深め、物語を紡ぐ「結旅(ゆいたび)」がコンセプトであり、弱アルカリ性の単純温泉により、美肌の湯が売りとなっています。

同じ系列の鬼怒川金谷ホテルは、リバービューが売りの高級ホテルであり、眺めが美しいと言われています。

詳細は、「鬼怒川温泉ホテル」、「鬼怒川金谷ホテル」で検索。

せせらぎの宿鬼怒川温泉ホテル万葉亭♨️🏨は、BBHホテルグループによる和風温泉ホテルであり、清流の見える部屋やアルカリ性の美肌の湯が売りであり、東武ワールドスクウェアからも近いです。

東京上野にあるホテルクラウンヒルズ上野プレミアは、上野イーストタワーにあるBBHホテルグループの高層シティホテル🏨であり、2021年12月6日に、ホテルライフツリー上野から改称されていました。

上野イーストタワーのある場所は、以前CMでお馴染みであったタカラホテル(結婚式や宴会などでも使われていた)となっていました。

タカラホテルのCMは、夢はタカラ、愛は、タカラ、だから、♪On Happyday~タカラホテルという座布団1枚ものの内容となっていたので、結婚式がターゲットとなっていたことが分かります。

詳細は、「BBHホテルグループ」、「鬼怒川温泉 ホテル万葉亭」、「ホテルクラウンヒルズ上野プレミア」で検索。

鬼怒川ロイヤルホテル♨️🏨と伊東園ホテルニューさくら♨️🏨は、伊東園ホテルズによる温泉ホテルであり、栃木県の有名ないちご🍓の品種である、とちおとめ🍓が食べ放題🍴🆓✨のプランもあります。

伊東園ホテルズは、東京都豊島区南池袋に本社のあるクリアックスグループ(カラオケの歌広場、まんが広場の系列)である格安温泉ホテルチェーンであり、伊豆エリアの熱海、伊東、熱川、稲取、下田、土肥、宇久須、松崎、大仁、伊豆長岡の各温泉などに展開されています。

川治温泉には、系列である一柳閣(いちりゅうかく)本館があるので、14日から一昨日に掛けて泊まることが出来ました。

一柳閣本館は、高い場所にある露天風呂や展望浴場があるので、とても良かったです。

伊東園ホテルズによる温泉ホテルは、夕食時のアルコールドリンクの飲み放題サービスが宿泊料金に含まれているのが特徴であるけど、当然のことながら、飲酒運転防止により、朝食の時には行われていないです。

だからと言って飲みすぎや泥酔状態の入浴には注意してもらいたいです。

泥酔状態で入浴するのは危険なのでそのはずであります。

他の系列のホテルの場合は、アルコールドリンクが別料金となっています。

詳細は、「伊東園ホテルズ」、「鬼怒川ロイヤルホテル」、「伊東園ホテルニューさくら」、「一柳閣本館」、「川治温泉一柳閣本館」で検索。

ホテルサンシャイン鬼怒川♨️🏨は、高さ37mの鬼怒盾岩大吊橋の近くにある温泉ホテルであり、お子様連れ専用のキッズルームや、女性向けのレディースルーム🚺️などの特徴のある客室、絶景を眺めることの出来る足湯カフェもあります。

別館には、ラーメン処「道中」🍜もあるので、昼や夜にラーメン🍜を味わうことも出来ます。

朝には近くにある吊橋を散策するのも良いと思います。

こちらも温泉よし、絶景よし、食事よし、お部屋よしで、鬼怒川温泉駅や吊橋に近いので、鬼怒川の旅におすすめのホテルと言われています。

詳細は、「ホテルサンシャイン鬼怒川」で検索。

鬼怒川温泉界♨️🏨は、軽井沢に本社のある星野リゾートによる温泉ホテルであり、ガラス張りのスロープカーによるアクセスで、益子焼の魅力を紹介してくれる益子焼ナイトも行われています。

こちらの温泉浴場は、景色が売りであり、春には花見露天を楽しむことが出来ます。

日光エリアの星野リゾート界は、界鬼怒川、界日光、界川治であり、界日光は、中禅寺湖の湖畔(中禅寺温泉)、界川治は、川治温泉(川治湯元駅付近)にあります。

詳細は、「星野リゾート界」、「界鬼怒川」、「界日光」、「界川治」で検索。

鬼怒川温泉には、鬼怒川温泉ロープウェイ🚠もあり、山頂の空中展望台から温泉街を眺めることも出来ます。

詳細は、「鬼怒川温泉ロープウェイ」で検索。

4月中旬から11月下旬までの間は、鬼怒川で鬼怒川ライン下りを楽しむことも出来ます。

こちらから見た紅葉🍁は美しいと言われています。

詳細は、「鬼怒川ライン下り」で検索。

鬼怒川温泉♨️は、温泉やホテルはもちろんのこと、渓谷の景色も売りであります。

日光・鬼怒川エリアの温泉♨️は、美肌の湯となっているので、女子旅にもおすすめであります。

日光・鬼怒川直通特急は、池袋駅にも停車するので、東武東上線沿線からの利用にも便利であり、東上線沿線の東武トップツアーズでも、乗車券、特急券の購入や宿泊先のホテルの予約も出来ます。

日光・鬼怒川の観光地、温泉浴場、ホテル等の詳細や予約等に関しては、観光協会やそれぞれの場所のホームページを見るか、「日光鬼怒川」または「鬼怒川温泉」で検索することをおすすめ致します。

日光・鬼怒川は、箱根などと同様に、泊まり掛けはもちろんのこと、日帰りでも楽しむことが出来ます。

浅草、北千住、春日部、新宿、池袋、大宮から東武特急に乗れば、日光・鬼怒川まで近いです。

2021年6月18日に東京ミズマチ(浅草~とうきょうスカイツリー間の高架下)にオープンした、沿線食堂には、春日部駅で人気の東武らーめん(立ち食いラーメン店)🍜の支店もあります。

沿線食堂は、その名の通り、東武沿線のソウルフードの店(人気店)が集められた場所であり、春日部の東武らーめん(ラーメン)、モホーク(白いポークハンバーグ)、新桐生のふる川(幅広ひもかわ)、新鹿沼のかぬまシウマイ、日光安国屋(肉のエアーズロックと言えるジャンボポークステーキ)から成っています。

日光安国屋のジャンボポークステーキは、沿線食堂を含めて、前日までに予約する必要となります。

日光安国屋は、とんかつも有名であり、豚肉へのこだわりもあります。

豚肉には、ビタミンB1も豊富に含まれています。

東京ミズマチの沿線食堂は、月曜日が定休日となっています。

鹿沼シウマイは、新鹿沼駅のある栃木県鹿沼市の名物であり、JR鹿沼駅前にある笑福(えふ)シウマイが有名であります。

詳細は、「東京ミズマチ」、「沿線食堂」、「春日部 東武ラーメン」、「西新井ラーメン」、「日光安国屋」、「鹿沼シウマイ」、「笑福シウマイ」で検索。

東武鉄道の公式ファンクラブの会費は、毎月1100円で、入会時には、DMMオンラインサロンのアカウントを取得する必要があります。

詳細は、東武鉄道のホームページを見るか、「東武鉄道公式ファンクラブ」で検索。

YouTubeの東武鉄道の公式チャンネルでは、スペーシアXの車内チャイムのフルバージョンでのPR動画がアップされています。

本年(2024(令和6)年)3月16日のダイヤ改正からは、N100系スペーシアXのN103FとN104Fが導入されることにより、スペーシアXが4往復(浅草~東武日光間3往復(月、火、水は1往復)、浅草~鬼怒川温泉間1往復)から、6往復(浅草~東武日光間4往復、浅草~鬼怒川温泉間2往復)に増発されます。

500系リバティの3両編成で運転されているリバティけごん17,32号(土休日のみ運転)、リバティきぬ141,108号が、100系スペーシア(個室付きの6両編成)に置き換えられるので、こちらもN100系スペーシアXの導入による玉突きとなります。

500系リバティの3両編成による、春日部 6時55分発のスカイツリーライナー8号が増発され、リバティきぬ109,124号が土休日のみ運転から毎日運転に変更されます。

今回の改正では、東武アーバンパークライン(野田線)の特急であるアーバンパークライナー(平日の夜間のみ運転)が、線内運用を含めて廃止され、浅草 18時49分発のアーバンパークライナー1号(大宮、柏行き、春日部駅で分割)が、春日部行きのスカイツリートレイン1号に変更されると共に、平日のみ運転となってしまいます。

その穴埋めとして、大宮→野田市間の普通列車(各駅停車)が平日2本、土休日1本新設されます。

アーバンパークライナーは、浅草→せんげん台間、大宮→春日部間、柏→運河間のみ特急券が必要で、他の区間は特急券不要のフリー乗車区間となっていたので、3両編成しかないことに加え、乗降に時間が掛かるという問題がありました。

アーバンパークライナーの廃止は、春日部駅の高架化工事との絡みもあると言われています。

東武アーバンパークラインは、定期の有料特急が走らない区間となってしまうので、定期のロマンスカーが走らなくなった小田急電鉄多摩線と同様となってしまいます。

東武特急の自動放送は、日本語、英語、中国語、韓国語の順で流れています。

감사합니다(カムサハムニダ)は、韓国語で、ありがとうという意味であり、韓国語のアナウンスにも入っています。

中国語でありがとうは、謝謝(シェイシェイ)と言います。

英語(最もメジャーな外国語)でありがとうは、サンキュー(Thank You)であり、39の語呂合わせによって、3月9日がありがとうの日となったのてあります。

日光東照宮の木彫像の一つである三猿🐵は、「見ざる、言わざる、聞かざる」の意味があり、「幼少期に悪事を見ない、言わない、聞かないほうがいい」、「自分に不都合なことは見ない、言わない、聞かないほうがいい」と言われています。

このことに基づいて、自分(しゃもじ)が嫌がるような(不都合である)NGワード等は一切書かないようにしています。

当ブログでは、鉄道やバスの車両や運用のことに関することだけでなく、沿線の名所や美味しいもの😋🍴💕などに触れていくことにしています。

過去の記事と同じような内容だけど、文章の一部を変えて投稿するようにしています。

こちらは飛ばしても構いません。

当ブログでは、お見苦しい点があるけど、見てくれたことで感謝しています。

SL大樹、東武特急の時刻、運賃、料金、運行状況、特急券の予約等の詳細は、「SL大樹」、「東武特急スペーシア」、「東武特急リバティ」、「東武スペーシアX」で検索願います。

SL大樹、100系スペーシア、N100系スペーシアXを撮影する時には、マナーを守ってもらいたいです。

このブログを見てくれてありがとうございます。サンキュー(Thank You)、謝謝(シェイシェイ)、감사합니다(カムサハムニダ)

今宵はここまでに致しとうござりまする。