昨日(8月23日)は、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市にある野球場)🏟️で、第105回全国高等学校野球選手権大会(高校野球、夏の甲子園)の決勝戦(慶應義塾高等学校(慶応高校、神奈川県港北区)対仙台育英学園高等学校(仙台育英、宮城県仙台市宮城野区)の試合)⚾🏫が行われ、森林(もりばやし)貴彦監督率いる慶應義塾高等学校(慶応高校)🏫が、8対2で、東北の名門校である仙台育英学園高等学校(2連覇を狙っていた)🏫に勝ったことにより、1916(大正5)年8月20日の第2回大会(東京時代)以来107年ぶりに優勝した🏆️という朗報がありました。おめでとうございます。


慶應義塾高等学校の夏の高校野球での決勝進出は、1920(大正9)年以来103年ぶりでありました。



高校野球の出場校は、各都道府県から1校(東京都と北海道は2校)ずつであり、東京都は東東京と西東京、北海道は北北海道と南北海道に分かれています。

今回出場していた東京都の代表校は、東東京が共栄学園高等学校(葛飾区)、西東京が日本大学第三高等学校(日大三高、町田市)であり、共栄学園に関しては、記念すべき初出場となっていました。



初日の8月6日に行われていた1回戦で、共栄学園が、聖光学院(福島県伊達市)に3対9で敗れてしまったのが残念だったけど、甲子園初出場という記録があったことで素晴らしさを感じています。



共栄学園のある場所は、葛飾区お花茶屋であり、京成本線のお花茶屋駅が最寄り駅となっています。

関東勢の夏の甲子園の優勝🏆️は、2017(平成29)年の花咲徳栄高等学校(埼玉県加須市)以来6年ぶり、神奈川県代表では、2015(平成27)年の東海大相模(相模原市南区)以来8年ぶりであります。



このことで、今から25年前の1998(平成10)年に横浜高等学校が夏の甲子園で優勝し、プロ野球の横浜ベイスターズ(現、横浜DeNAベイスターズ)がマシンガン打線でリーグ優勝→日本一(総合優勝)となり、横浜の野球界が熱かったことを思い出しました。

勝利した時には、校歌の斉唱が行われることが伝統であります。

3月18日から4月1日に行われていた第95回記念選抜高等学校野球大会(センバツ高校野球、春の甲子園)では、山梨学院が優勝していました。

当時は、第5回WBC(ワールドベースボールクラシック)の我が国日本代表(侍ジャパン)🇯🇵と、前回(2017年)の優勝国であるアメリカ代表🇺🇸の決勝が行われ、日本(侍ジャパン)が3対2でアメリカ🇺🇸に勝ったことにより、3大会ぶり3回目(2009年以来14年ぶり)の優勝(日本一ならぬ世界一)🏆️を果たしていたという出来事があったことで話題になっていました。

昨年(2022(令和4)年)の夏の甲子園は、仙台育英が優勝🏆️、下関国際高等学校(山口県下関市)が準優勝となっていました。

初期の高校野球(1回目と2回目)は、大阪府豊能郡豊中村(現、豊中市)にあった豊中グラウンドで行われていたけど、翌年の1917(大正6)年に鳴尾球場で行われるようになり、1924(大正13)年には、後継施設である甲子園大運動場(のちの甲子園球場)で行われるようになっています。

豊中グラウンドの跡地は、高校野球発祥の地であります。

阪神甲子園球場は、プロ野球(セ・リーグ)の阪神タイガース(阪急阪神ホールディングス系列)の本拠地でもあり、親会社である阪神電気鉄道阪神本線の甲子園駅が最寄り駅となっています。

慶應義塾高等学校(慶応高校)は、その名の通りの慶應義塾大学の系列であり、銀杏並木でお馴染みの慶應義塾大学の日吉キャンパス内(神奈川県横浜市港北区、日吉駅付近)にある男子校であります。

春の選抜高校野球大会での慶應義塾高等学校では、元野球選手(大阪府富田林市にあるPL学園高等学校のOBでもある)の清原和博氏の息子である清原ジュニアこと清原勝児選手が初打席初ヒットしていたという明るい話題があったけど、仙台育英学園高等学校に敗れてしまったのが残念でありました。

今回は、決勝戦での仙台育英との一騎討ちとなり、慶応の逆襲となったのであります。

清原和博氏は、昨年2月に沖縄で交通事故を目の当たりにした時に人命救助で活躍していたことでも話題となっています。

慶應義塾大学の野球部(慶應義塾体育会野球部)は、早稲田大学、明治大学、法政大学、東京大学、立教大学と共に東京六大学野球連盟に加入しており、早稲田大学と慶應義塾大学(名門校同士)の戦いは、早慶戦と呼ばれています。

東京六大学野球の2023秋季リーグ戦は、9月9日(土)に開幕予定であり、明治神宮野球場(神宮球場)で、東京大学対明治大学、慶應義塾大学対立教大学の試合が行われることになります。

詳細は、「東京六大学野球」、「慶應義塾体育会野球部」で検索。

慶應義塾高等学校の野球部のユニフォーム🎽は、慶應義塾体育会野球部と共通のデザインであり、帽子はKマーク、胸元にKEIOの文字、左腕部分に慶應義塾の校章(ペンマーク)が描かれています。

校章のペンマークは、ペンには剣に勝る力ありと言われていることが由来となっています。

最寄り駅である東急線の日吉駅では、お祝いムードが高まっており、27日までは、記念の表示が行われています。

慶應義塾大学の本部及び三田キャンパス🏫は、東京都港区三田にあり、都営浅草線と都営三田線の三田駅、JR山手線と京浜東北線の田町駅、都営大江戸線の赤羽橋駅が最寄り駅となっているので、2008(平成20)年6月22日に東急目黒線が日吉まで延長されてからは、三田キャンパスのある都営三田線の三田駅から、日吉キャンパスのある東急目黒線の日吉駅まで乗り換えなしで結ばれるようになっています。

日吉駅の東側にある慶應義塾大学の日吉キャンパス(慶應義塾高等学校もある)🏫へは、東急線の正面改札を出て、東口の目の前にある綱島街道(横断歩道)を渡って行くことになるけど、横浜市営地下鉄グリーンライン🚇の1番出口が敷地内にあるので、東急のグリーンライン連絡改札口から出て4番出口を使うことも出来るので、雨の日☔の通学にはこちらのほうが便利であります。

慶應義塾大学日吉キャンパスの名物は、銀杏並木であり、秋には和みのスペースとなります。

新宿区信濃町(JR中央・総武緩行線の信濃町駅前)にある、慶應義塾大学の信濃町キャンパス🏫(医学部のキャンパスで、慶應義塾大学病院🏥も併設されている)の構内(東校舎の東側)には、慶應稲荷社⛩️があり、受験シーズンには、受験者たちの参拝も見られています。

慶應義塾大学病院🏥も、駅から近い病院であります。

3月18日に東急新横浜線が開業したことにより、相鉄沿線から慶應義塾大学に通うのが日吉キャンパス、三田キャンパス共に便利になっています。

神奈川県藤沢市にある慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)へは、湘南台駅からバス🚌に乗って行くことになります。

その節目の年に慶應義塾高等学校が優勝したことは素晴らしいと思っています。

準優勝である仙台育英学園高等学校のほうも、よく頑張ったな❗と思いました。

今シーズンのプロ野球については、リーグ優勝並びに日本一が決まったら翌日に当ブログに書くことにします。

今回の慶應義塾高等学校の優勝は、高等学校だけでなく、系列の慶應義塾大学にとっても嬉しい出来事でありました。

改めて、慶應義塾高等学校の甲子園優勝おめでとうございます。