こちらは、昨日(2月28日)は、東海旅客鉄道(JR東海)の東京駅の19番線(東海道新幹線のホーム)で、カウントダウンを迎えた700系新幹線🚅のC54編成による、のぞみ337号(新大阪行き)で、前面と側面には、ありがとう700系のステッカーが貼られていました。

のぞみ337号は、東京駅の19番線を11時47分に発車し、途中、品川、新横浜、名古屋、京都の各駅に停車してから新大阪へと向かう列車であり、装飾付きのC54編成は、この日のうちに新大阪 18時46分発の、のぞみ406号(途中、京都、名古屋、新横浜、品川の各駅にも停車)で東京に戻っていました。

昨日は、JR西日本の700系のB編成(W700系)による、のぞみ399,374号(東京~新大阪間)も運転され、装飾なしの700系及びJR西日本車(B編成)の最後の運用となっていたけど、撮影出来なかったのが残念でありました。

今日(2月29日)は、4年に1度の閏年限定の日であり、700系のC53編成(こちらもありがとう700系ステッカー付き)による東京発新大阪行きのツアー列車(東京 8時53分発→新大阪 11時30分着)が運転されていました。

いたちごっこのコロナ大騒動(コロナ事件)により、怒涛のイベント中止ラッシュが深刻化しているけど、ツアーに含まれていたリニア・鉄道館も臨時休館になるなどの悪影響も出てきています。

東京ディズニーリゾートなどの大型テーマパークも、臨時休園となってしまったのでそのはずであります。

日本政府からは、約2週間大規模イベント中止命令が出されたので、深刻さを増しています。

学校の臨時休校により、春休みが前倒しで行われているので、卒業シーズンを襲った出来事となってしまいました。

そんな中、700系によるツアー列車が運転されたのは奇跡的でありました。

道行く人たちがマスク😷を着用する姿が当たり前となっているので、自分(しゃもじ)もマスク姿😷となってしまいました。

東海道新幹線の東京駅の改札口には、新型コロナウィルスや新型インフルエンザ対策により、消毒液が置かれているので、流石だな❗と思いました。

2010(平成22)年2月28日は、JR西日本の500系新幹線🚅が東海道新幹線直通ののぞみ号の運用から撤退した日であり、あれから10年経ちました。

現在500系は、半分の8両編成に短縮された上で、山陽新幹線(新大阪~博多間)のこだま号及び博多南線での運用に使われており、そのうちの1編成がハローキティ新幹線🚅😸となっています。

700系新幹線🚅がデビューしたのは、1999(平成11)年3月13日のことであり、当時はJR東海所属のC編成により、東京~博多間ののぞみ号(山陽新幹線では、現在の東海道新幹線と同じ285km/h運転だった)に使われていました。

当時ののぞみ号🚅は、全車指定席(全席指定)で、始終着チャイムが、現在の東京駅の発車メロディーと同じチャイムとなっていました。

のぞみ号にも自由席(1~3号車)が設けられたのは、東海道新幹線の品川駅が開業した、2003(平成15)年10月1日のことでありました。

こちらは、前年の2002(平成14)年12月1日の東北新幹線🚅の八戸延長の時に、はやて号(速達やまびこ号から変更、現在ははやぶさ号にも受け継がれている)及び秋田新幹線こまち号が全席指定化💺🈯されたこととは逆の出来事となったのであります。

JR東日本では、速達の新幹線(はやぶさ、はやて、こまち、かがやき号)🚅やE657系による常磐線特急(ひたち、ときわ号)🚃、E353系による中央線特急(あずさ、かいじ、富士回遊号)🚃が全席指定化💺🈯されているので、JR東日本が指定席重視の会社であることが分かります。

700系新幹線🚅は、1992(平成4)年3月14日から2012(平成24)年3月16日までの20年間活躍していた300系新幹線(JR東海単独により開発された元祖のぞみ型車両)を改良させた車両(カモノハシの前面スタイルが特徴)であり、今回からは、JR西日本との共同開発車となっています。

初期は残りの0系の置き換え用として導入され、1999年9月18日に0系が東海道新幹線から撤退した後、2003年10月1日の品川駅開業の時までに、東海道・山陽新幹線で最初で最後の2階建て車両となった100系新幹線の置き換え用としてC編成が54本、B編成(JR西日本バージョン)が12本導入されていました。

C編成は、2005(平成17)年3月25日から9月25日に開催された愛知万博(愛・地球博)に伴う輸送力増強用としてC55~60編成が導入されたことで60編成960両出揃っていたけど、B編成に関しては、2005年から2006(平成18)年に掛けてB13~15編成が導入されたことにより全15編成出揃っていました。

東海道新幹線の品川駅開業の時点で、遅延回復対策により、270km/h対応編成に統一させる必要があったので、220km/hまでしか出せなかった100系新幹線が早い段階で置き換えられていたのであります。

100系自体は、2003年9月16日の東海道新幹線からの撤退後、先頭M車で2階建て車両が4両(うち1両は食堂車🍴)連結されていたグランドひかり(JR西日本独自の編成)から転用された6両または4両の平屋建てモノクラス編成に短縮され、山陽新幹線(新大阪~博多間)と博多南線で活躍していたけど、300系と同様に、2012年3月16日に最後を迎えていました。

因みに0系新幹線🚅のラストランが行われた日は、2008(平成20)年12月14日のことであり、新大阪発博多行きのひかり347号で盛大に行われていたのであります。

700系の廃車が開始されたのは、2011(平成23)年のC4編成の時からであり、2013(平成25)年2月8日にN700A(N700系の改良バージョン)が導入されてからは本格的に行われるようになっていました。

2017(平成29)年からは、B編成にも廃車が発生し、現在はC編成2本、B編成3本残されているけど、これらの車両も廃車予定となっています。

700系新幹線🚅の定期運用は、昨年12月1日まで行われていたけど、末期はこだま号の運用となっていました。

JR西日本には、2000(平成12)年3月にひかりレールスターでデビューしたE編成(8両のモノクラス編成、山陽新幹線のひかり号、こだま号、博多南線用)🚅が16編成あるけど、3月14日以降も活躍する予定であり、和式トイレの洋式化🚻🚽も行われることになります。

300系のラストランの時も、同様の装飾が施されていたけど、撮影出来なかったのが残念でありました。

700系のラストランの装飾は、2月12日からC53編成とC54編成に施され、これまでに12,14,16,19,21,24,26,28日に運転されていた(使用列車は日によって異なっていた)けど、昨日は、今日、明日のツアーや3月8日のラストランの混乱を避ける為に昨日にしたのであります。

東海道新幹線🚅の車両は、全て平屋建ての16両編成で、グリーン車💺🍀が8,9,10号車の3両連結されたスタイルは、300系や500系から受け継がれており、トイレ🚻、洗面所は奇数号車(1,3,5,7,9,11,13,15号車)の東京寄りにあります。

700系新幹線のトイレ🚻は、300系と同様に、山側に洋式トイレ🚽と和式トイレが1ヶ所ずつ、海側に洗面所と男性用小トイレ🚹が配置されているけど、車椅子対応座席💺♿、多目的室のある11号車は、山側が車椅子対応の幅広洋式トイレ(だれでもトイレ)🚻♿🚽、海側が和式トイレと男性用小トイレ🚹となっています。

座席配列は、普通車が2+3(海側が11号車の車椅子対応座席💺♿を除いて3列のトリプルシート、山側が2列のロマンスシート)、グリーン車が2+2となっています。

N700系やN700Aでは、喫煙設備🚬以外の車内設備及び座席配列が700系に準じているけど、トイレ🚻に関しては、和式トイレの廃止により洋式🚽に統一され、11号車のトイレ🚻が山側は車椅子対応の幅広洋式トイレ(だれでもトイレ)🚻♿🚽、海側が通常の洋式トイレ🚽と洗面所であり、N700系やN700Aに限り、11号車に男性用小トイレがない状態であります。

700系新幹線の15号車と16号車、グリーン車の10号車は、喫煙車🚬となっているので、喫煙ルーム🚬のあるN700系シリーズとは違って、自分の席に座ったまま喫煙🚬することが出来たことで、愛煙家たちに重宝されていました。

近畿日本鉄道(近鉄)の有料特急にも、喫煙車🚬があったけど、こちらは、2月1日から喫煙ルーム🚬以外全て禁煙🚭となっています。

N700系の喫煙ルーム🚬は、3,7,15号車と10号車(グリーン車用)にあり、座席指定の時には、喫煙ルームに近い場所を指定することが出来ます。

10号車の喫煙ルームは、11号車(東京)寄りにあるので、普通車からの侵入を防止する為に入口にグリーン車マークが付いています。

東海道・山陽新幹線では、ビジネス客の利用が多いので、喫煙ルーム🚬があることは、愛煙家のビジネス客たちにとって有難いことであり、それが今年7月1日にデビュー予定のN700S🚅にも設定されることになります。

N700S🚅の導入により、初期型のN700系が順次置き換えられていくので、2007(平成19)年にN700系がデビューしてから13年でもう置き換えの時期になったんだな❗と感じてしまいました。

N700シリーズに統一されてつまらなくなるけど、7月1日からはより快適なN700Sの導入により変化していくことになります。

N700系やN700Aのコンセント🔌は、普通車の窓側と最前列や最後部列、グリーン車の全席にあるけど、N700Sでは、普通車、グリーン車共に全席コンセント付き🔌となります。

こちらは、ビジネスには欠かせないスマートフォン(スマホ)📱、タブレット、ノートパソコン💻を充電する時に重宝されています。

東北・上越新幹線系統の車両のトイレ🚻は、山形・秋田のミニ新幹線を含めて既に洋式トイレ🚻🚽に統一されているので、東海道新幹線のN700シリーズへの統一により、東京駅に乗り入れる新幹線の車内トイレが洋式トイレ🚻🚽に統一されることになります。

東海道新幹線から700系が引退することにより消えるものは、和式トイレや喫煙車両だけでなく、コンセントなし車両や側面の方向幕(C編成のみ)も挙げられています。

今回撮影した700系新幹線のC54編成は、2003年にJR東海の子会社である日本車輌製造で製造された編成であり、最後の100系の置き換え用として導入されていました。

東海道新幹線の新富士駅付近には、富士山🗻を眺めることの出来るビュースポットがあり、山側の座席から眺めることが出来ます。

自分(しゃもじ)は以前700系新幹線🚅に乗ったことがあるけど、最後に乗ったのは、2012年12月のことでありました。

明日(3月1日)は、新大阪 8時23分、名古屋 9時16分、東京 10時56分着のツアー列車(京都、新横浜、品川の各駅にも停車)も運転される予定であり、3月8日(日)のラストランの時と同様にパニック状態が予想されます。

3月8日(日)のラストランは、東京→新大阪間ののぞみ315号(全席指定、ありがとう東海道新幹線700系のぞみ号)で行われるけど、315は最後の語呂合わせでもあります。

のぞみ315号(ありがとう東海道新幹線700系のぞみ号)の時刻(3月8日運転)

東京 9時47分発→品川 9時54分発→新横浜 10時06分発→名古屋 11時28分着、11時30分発→京都 12時05分着→新大阪 12時20分着

今回700系を撮影した時には、マナーを守ることや譲り合って撮影することを促すアナウンスもありました。

本当にラストランの時までマナーを守り、清く正しく美しくの気持ちで撮影してもらいたいと思っています。

このように、東京駅で、ありがとう装飾付きの700系新幹線を撮影することが出来て良かったです。

おまけの画像は、昨年3月26日に、東京駅の23番線(東北・上越新幹線系統のホーム)から撮影した、700系のC56編成によるのぞみ421号(新大阪行き)です。