こちらは、9月12日に西新井駅で撮影した、国際興業バスのいすゞ(ISUZU)新型エルガの3120(練馬200か33-37)号車(QDG-LV290N1)🚌で、折り返しは、赤23系統の赤羽駅東口行きとなりました。

2002(平成14)年1月15日までの間は、西新井駅前のロータリーの整備が不十分だった為に、手前の西新井警察署👮🚓(現、西新井陸橋)で折り返す赤24系統が大半を占めていました。

赤23系統🚌は、埼玉県川口市の領家エリアや足立区の鹿浜エリアと赤羽、西新井の両駅を結ぶことがターゲットであり、全区間通しで乗るなら環七経由の赤27系統が早いということになります。

ここで乗車レポート。

赤羽駅では、東口の1番乗り場から発車していたので撮影しやすかったです。

こちらは赤23系統、赤23-3系統(深夜バス、西新井大師西駅行き、平日の23時30分発のみ)、赤21系統の深夜バス🚌🌃(鳩ヶ谷公団住宅行き、鳩ヶ谷営業所所属)が発着しているし。

赤羽駅を出た後、東京メトロ南北線と埼玉高速鉄道線の赤羽岩淵駅🚇へ。

こちらは、1972(昭和47)年11月11日まで、都電27系統の赤羽電停があったことで有名であり、三ノ輪橋~王子駅前~赤羽間で直通運転が行われていました。

その代替で開設された都営バスの王57系統(北自動車営業所所属)🚌は、1991(平成3)年11月29日に営団地下鉄(当時)の南北線の赤羽岩淵~駒込間が開業し、赤羽岩淵~王子駅前間で重複するようになったけど、赤羽駅東口や豊島五丁目団地にも乗り入れているので廃止されずに残されています。

2001(平成13)年3月28日に、埼玉高速鉄道線(赤羽岩淵~浦和美園間)🚇が開業した当時は、赤羽~鳩ヶ谷エリア間のバス路線(鳩ヶ谷営業所所属)が再編されたけど、一部のみ廃止されたものの、赤20系統(赤羽駅東口~川口市立医療センター間)、赤21系統(赤羽駅東口~鳩ヶ谷公団住宅間)が再び増便された上で残されています。

こうなった理由は、赤羽駅と赤羽岩淵駅が離れていることや、埼玉高速鉄道の運賃が高いことにより、継続してバスを使う人が多いからであります。

赤羽駅と鳩ヶ谷を結ぶ路線が現在でも鳩ヶ谷営業所のドル箱路線となっているのはその為であるし。

鳩ヶ谷市は、2011(平成23)年10月11日に川口市に編入合併されたので、川口市の一部となっています。

埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷、鳩ヶ谷の両駅は、旧鳩ヶ谷市に位置しているけど、川口市となったことにより、赤羽岩淵、浦和美園の両駅以外(中間駅)は全て川口市に位置しています。

埼玉高速鉄道のSR一日乗車券は、東京メトロによる管理駅である赤羽岩淵駅で買うことが出来ないので、赤羽駅東口または川口駅東口から国際興業バスで川口元郷駅まで行くか、JR武蔵野線で東川口駅まで行って買うことになります。

赤羽岩淵駅を出た後、鳩ヶ谷方面行きのバスと同様に荒川大橋(新荒川大橋)を渡り、埼玉県へ。

国際興業バス赤羽営業所🚌の路線は、赤23系統(赤羽駅東口~荒川大橋、鹿浜経由~西新井駅間)のほか、赤25系統(赤羽駅東口~ハートアイランド間の循環)、赤27系統(赤羽駅東口~環七(江北大橋)経由~西新井駅間)、赤31系統(赤羽駅東口~環七(大和町、野方駅)経由~高円寺駅北口間、関東バス阿佐谷営業所との共同運行)、赤50系統(赤羽駅西口~西が丘経由~王子駅間)、赤51系統(赤羽駅西口~豊島病院経由~池袋駅東口間)、赤53系統(赤羽駅西口~ときわ台駅間)、赤54系統(赤羽駅西口~桐ヶ丘高校循環)、赤80系統(赤羽駅西口~赤羽車庫間)、赤58系統(赤羽駅西口~東京北医療センター間)などであり、そのうち埼玉県に入るのは、赤23系統と、赤72系統(赤羽駅西口→戸田公園駅、深夜バス🚌🌃で平日の2本のみ)となっています。

赤23系統は、荒川大橋~鹿浜五丁目間で埼玉県川口市(埼玉県運賃区間)を通るので、都内区間のみ及び埼玉県区間に跨がる場合には、都内運賃(大人220円)となるけど、埼玉県にある荒川大橋、門樋下(もんびした)、仙元橋、領家、梛木の橋(なぎのはし)、領家工場街🏭、榎木橋、山王橋際(赤羽行きの場合は、元郷二丁目、エルザタワーも通る)の間だけ使う場合は埼玉県運賃となるので、これらのバス停から乗る場合には、乗務員(運転士)さんに行先を訪ねられることになります。

埼玉県区間は、東京都シルバーパス、都内定期券、都内一日乗車券での適用外となるので、埼玉県区間での乗り降りが不可能となっているし。

荒川大橋バス停は、埼玉県側にあるけど、赤羽駅東口~荒川大橋間は、都内扱いとなります。

新荒川大橋を渡った後は、すぐに芝川沿いの狭い道に入っていました。

荒川大橋~仙元橋間は、西新井行きと赤羽行きが別ルートであり、赤羽行きの場合は、元郷二丁目、エルザタワーも通ることになるし。

この時に車内から眺めた夕日🌇は綺麗でした。

このルートは、川21系統(川口駅東口~鹿浜、領家循環線、川口営業所所属)も通るけど、14時を境に運用が変わることになります。

榎木橋で左折してから、山王橋際へと向かい、右折してから新芝川を渡ってすぐに東京都に戻り、鹿浜五丁目へ。

ここで首都高速川口線🛣️(江北ジャンクション~川口ジャンクション間、川口ジャンクションで東北自動車道(東北道)🛣️及び東京外環自動車道(外環道)🛣️に接続)と交差しました。

こちらは、1987(昭和62)年9月9日に、首都高速中央環状線🛣️の葛西ジャンクション~四つ木出入口間、千住新橋~江北ジャンクション間、東北道の川口ジャンクション~浦和インター間と同時に開通したものであり、首都高と東北道が結ばれてから今年で30周年を迎えていました。

首都高速の中央環状線🛣️のほうは、一昨年3月7日に、大橋ジャンクション~大井ジャンクションの間をもって、全線開通していたし。

その後に、左折し、鹿浜十字路へ。

以前は、ここから左折していたけど、2008(平成20)年3月30日の日暮里・舎人ライナー🚃(日暮里~見沼代親水公園間)の開業により、西新井大師西駅を通るルートに変更されたので、そのまま直進していました。

日暮里・舎人ライナーの西新井大師西駅は、その名の通り、西新井大師⛩️の西側にある駅であり、西から始まり、西で終わるというユニークな駅名となっています。

その手前には、東京北部病院バス停があるので、東京北部病院🏥へのアクセスにも使われていることが分かります。

東京北部病院🏥は、けいせい会(景星会)による病院であり、赤羽駅東口付近にある赤羽東口病院🏥も同じ系列であります。

西新井大師西で左折し、尾久橋通りを通ってからすぐに右折していました。

赤羽行きの場合は、谷在家二丁目バス停にも停車することになるし。

その後、西新井三丁目まで行き、その後右折してから第一団地方面へ。

大師前交差点北で、東武大師線と交差し、大師前駅の東側を通ったけど、1991(平成3)年7月に高架化されるまでの間は踏切がありました。

環七通りを通り、赤27系統や都営バスの王40系統などと同じルート(栗原町、西新井陸橋経由)で西新井駅へ。

東武バスセントラルの西07系統(西新井駅~谷在家公園、鹿浜経由~鹿浜都市農業公園間、足立営業事務所所属)🚌は、西新井駅~鹿浜間で赤23系統と競合する路線となっているけど、こちらは赤23系統の旧ルートだった谷在家公園経由が守られています。

赤羽駅東口と足立区を結ぶ国際興業のバス路線🚌は、赤23系統と赤27系統のほか、赤26系統(赤羽駅東口~鹿浜橋、加賀団地経由~舎人(とねり)団地間)もあるけど、西11系統(西新井駅~見沼代親水公園駅間、足立区コミュニティバス(はるかぜ3号))と同様に、都内しか走らない川口営業所所属の路線(東京23区で当たり前となっている前乗り後ろ降り)となっています。

赤26系統は、椿二丁目まで環七通りを走ることになるし。

西11系統に使われる車両は、いすゞジャーニーJ(小型車、日野リエッセのOEM車)であります。

西新井駅でも記念撮影を行いました。

このように赤羽駅東口から西新井まで乗った車両が新型エルガで良かったと思っています。

おまけの画像は、西新井駅で撮影した赤27系統の先代のいすゞエルガの5440(練馬200か27-92)号車(QPG-LV234L3)🚌であり、先代エルガにもHIDヘッドライトが使われていることが分かります。