こちらは、2月24日に、西武新宿線の西武新宿駅で撮影した、30000系の38102Fによるプレミアムフライデー号(急行西武遊園地行き)です。

2月24日から、毎月最終金曜日がプレミアムフライデー(早目の退社を呼び掛ける運動)となったことにより、最初のプレミアムフライデーであるこの日に、西武新宿から西武遊園地まで、プレミアムフライデー号(直通急行)が運転されたのであります。

時刻は、西武新宿 17時12分発→西武遊園地 17時57分着で、イルミネーションであるイルミージュに便利な時間に設定されていました。

途中停車駅は、高田馬場、鷺ノ宮、上石神井、田無、花小金井、小平、萩山、八坂、武蔵大和と、通常の急行と同じでありました。

西武遊園地駅が開業したのは、多摩湖鉄道の時代の1936(昭和11)年12月30日のことで、当時は村山貯水池駅と呼ばれていました。

それ以前の1930(昭和5)年1月23日に萩山~村山貯水池(仮)間が開業していたけど、村山貯水池(仮)駅は現在の武蔵大和駅のことであります。

1941(昭和16)年4月1日に狭山公園前、1951(昭和26)年9月1日に多摩湖駅となり、1961(昭和36)年9月20日に現在地に移転されていました。

現在の西武遊園地駅となったのは、1979(昭和54)年3月25日のことであり、西武狭山線(池袋線系統)の狭山湖駅が西武球場前駅に改称されていました。

1985(昭和60)年4月25日に西武山口線がおとぎ列車から新交通システム(現在のレオライナー)に変わってからは、乗り換え駅となっています。

西武園ゆうえんちは、西武鉄道所有、西武レクリエーションによる運営の遊園地(アミューズメントパーク)であり、1950(昭和25)年1月25日に開園した当時は、東村山文化園と呼ばれていました。

その翌年の1951年9月26日に西武園となったし。

現在の多摩湖線は、萩山~西武遊園地間の運用がメインとなり、国分寺からの直通列車が大幅に増えています。

小平折り返し列車は、拝島線にシフトされているし。

スマイルトレインこと西武30000系がデビューしたのは、2008(平成20)年4月26日のことであり、この38102Fは、38101Fと共にデビュー当時から新宿線系統で活躍しています。

同年5月には、38103Fの導入により池袋線系統にも進出していました。

今年3月25日にデビューした40000系は、今のところ池袋線系統に限定されています。

こちらは、20000系が2000(平成12)年2月20日にデビューした当時に新宿線系統限定だったことと同様であるし。

今日(3月31日)は2回目のプレミアムフライデーを迎えていたということで、2月24日に運転されたプレミアムフライデー号を話題にすることが出来て良かったです。